進攻 | エリア:[平原]広庭 |
CLV | 1202 | 愛称 | カガリ |
一揆 | 2 | 守護 | 聖人サンセットジーン
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MHP | 2921 | STR | 50 | INT | 93
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MSP | 247 | VIT | 63 | MND | 70
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PSP | 11 | TEC | 57 | AGI | 64
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CP | 1127 | 料理 | Lv.5 | 作製 | Lv.6
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PS | 11 | 合成 | Lv.6 | 付加 | Lv.5
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ふと視界が開き、自分が今までと全く違う世界に居る事に気付いた時 カガリが思ったことは「またか」という事だった。
志藤篝は魔法少女である。 否、正確には「元」魔法少女である。
幼少期、ふとした事件に巻き込まれ、異世界へと誘われた篝は その世界で魔法少女として戦い、世界を平和に導いた。 後に自身の世界に帰還、元の平凡な日常を取り戻したものの 異世界で身に着けた魔法の力は失われることは無かった。
とはいえ現実世界で魔法なんていうトンデモ力を大っぴらに使えるわけもない。 その上、異世界における様々な経験から幼いながらも老成したカガリは その力に驕ることもなく、ただただ平凡な一般人として日々を過ごしていた。 ――たまに、少しだけ、バレない程度に魔法の力に頼ったりもしていたが。
年月は流れ、16歳。 流石に少し魔法「少女」を名乗るのが恥ずかしく感じてきたお年頃。 志藤篝、高校2年生の夏休み。
連日の暑さに耐え兼ね、近場のコンビニでガリガリくんを購入。 店外に出た際、気温の急激な変化に軽い眩暈を起こした矢先の出来事だった。
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目下の目的は元の世界への帰還である。 とはいえその方法にはある程度当てがあり 且つそれは時間が解決する問題でもあるので そこまで深刻に考えているわけではない。
とりあえずは自分はこの世界に誘われた理由、何が起きているのかを把握してから 今後の方針を決めようと考えている。 何も解らないまま自分の行き先を決められるのだけは2度と御免なのだ。
【初期装備】
・お手製の魔杖
突然の転移である。昔から愛用している魔法の杖を持ち込む暇なんて無かったので 代用品として近場にあった樹齢の高い精霊樹の枝を削って作りだした。 無いよりはマシという程度の代物。 とはいえカガリ自身の魔法は杖に頼らずとも使えるのだが。
・ロングコート
身体をすっぽりと覆い隠すほど長いコート。とある理由からあまり脱ごうとしない。 何の変哲も無いコートの筈なのだが割と頑丈、その理由はコート本体ではなく中身にあるのだが 頑なに中を見せようとはしない。おとめのひみつである。
・スマートフォン
何故かバッテリーが切れないスマートフォン。アンテナも繋がっている。 世界の位相がどうのとか時間軸がどうのとか難しい理屈があるようだが とりあえず使えればいいやと深く考えるのはやめた。 暇潰しの道具になる。
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