ちゅん！　

（おにーさんの　おなまえ　マロウ　さん　ですね？　スズメ　おぼえ　ましたよ！　おぼえ　ました）

（スズメの　おなまえは　スズメです。　スズメの　むれの　　ほかの　スズメの　おなまえ　も　スズメ　なのです　よ）

（にんげんの　ひとの　おこえは　スズメ　ちゃんと　わかり　ますよ。　でも　スズメは　にんげんの　ひとの　おこえ　だせないの　でした。　でした）

ちゅん。

（おにーさん　は　ふつうに　おはなし　して　ください　なのですよ。　なのです）

ちちゅん。

おそろい、たのしいことです、ね？

ざんねんながらいまはおはなしできません。ごめんなさい？
いつか、ぴおが……あれ？

おお？　ええ、はい、ぴおもさんどいっちはすきですが。
たまごれたすさんどとかいかがです？　あ、ぱんとれたすとたまごいまないです。

たびはしてませんねー、でもでもちょっとのいえでとかよくやりましたよ？
どうぐがあればのじゅくもできるのしってましたし……

あや、ぴおはそんなつもりでは。まろさん、ずーっとおにいさん、おとうさんですのに。
えばってごめんなさい。ぴおもひとみずにはきをつけますので、なにとぞー。

まろさん、れんきんじゅつしさん。がくしゃさんと、ちょっぴりにてる？
だったら、しりたいしりたいもとうぜんですよ。きにしなーいきにしない。
ぴおがおこたえできることでしたら、なんでもどーぞ？

あああ、その、なんだ、肉体労働は苦手なんだ。
できる限り手加減してもらえるとありがたいんだけど……。

おいどん、ここにあらわる。

致し方ありませんね。
さあ、行きますよ？　マロウ。

致し方ないわね……微力ですが、力を貸しましょう。

あまりグイグイ来られるとね。