えーと…、まぁ俺から言えることは一つ。
そのうちそなたも会える時が来るかもしれない…ってことだ。
彼女も同じ一揆の参加者だからなぁ…、もし偶然にも同じ場所に来ていたら、何らかの形で接触する機会もあるかもしれないぞ。
もっとも…、誰が俺の彼女なのかまでは秘密だっ

処分したはずがふとした頃に姿を見せるとか恐ろしいなぁ…、特に黒歴史ノートは一番見られたくない人に見られた時の精神的苦痛はかなりのものだからなっ

まぁ…、乗り越えていけるさ。今もなおこの一揆への参加者は増えてるし、勢いも衰えていない。
このままうまく進めるよう、これからもっと…全力を出していこう

まあ、そこらは好みの問題だろう。
何が正しいかなんざ、いつになっても確定はしないしな

……しかし、名前の和洋程度に進歩は大げさだった。
無駄に話を大きくするのはイカンな

エンブリオの調査。……ああ、そうか。余所にはいないのか

ん、同行してるのに一人いるな。記憶もないから、はっきりとはわからんが。
他にもまあ、噂だけはちらほら聞いてる

まあ、ここまで大規模にやってて王とグルってことは……ふむ。
あり得ないとは言えないか……まあ、これくらいで止めておこう

どんな感じ……ってのもアバウトな質問だな。んー……

一所に長々と居付いた事はないが……まあ大体商業都市だな。
中心に市場、そこから無秩序に街が広がってるような

……魔法少女、戦隊ねぇ。結構そういうの好きだったりする？
いや、悪いことは全然ないよ。感化された妖怪もいるにはいるし

ま、言いたいことはわかった。うん、確かにそうだね
暖色よりも寒色系のイメージだ。元気を売りにしてるわけじゃないんだろう

一理あるね。人間は相手に自分と同じであることを求めるくせに、違うものから目を逸らそうとする習性もあるようだ
……少し着替えてみようか

名乗るって自称じゃねえかよ。

どっちにせよ魔女っ娘の男って立ち位置がろくでもねえのは確かだろ。
そんなもん最初に考えた奴の業が計り知れねえな。
つうか勧めんな調べさせんな。見ねえよ！　つうか見れねえよここじゃ。

能天気、な。へっ、そのほうがいいや。
ここで能天気ってのも変な話だが下向くよかだいぶマシだ。
まあ、クラウは俺の理解の範疇越えてるところにあるっぽいのは分かってきたが、な。
いやお前もな。男の魔女っ娘とか。

しっかし倫理で結末が変わるね……。
現実もそうだと世話ねえんだがな。

取り返しがつかないことが多くない、ってのは、子供のコミュニティの段階で、だ。
少なくとも家族ないがしろに仕事ばっかしてた駄目なおっさんが、
今更家族と暮らしたいって願っても、相手の気持ちが思い浮かばない段階で見当違いだったりな。

ま、こりゃ数少ない取り返しがつかないこと、なのかもな。
好き嫌いに関しては、ないんだろうさ。結局己の中で良し悪し決めることを、
周りに流されて勝手に思い込んでることが多いってのは同意だ。

かもな。事故に思えたが、それも誰かがデータ取るためにわざとやらかしたのかもしれねえ。
今となっちゃ分からねえし、実験してたらしい屋敷にも俺ぁ行かなかったから詳しいことは分からねえ。

かゆい、な……。嫌な話だがここで宿取って一っ風呂浴びるまで体が痒いのさえ麻痺してたっぽいな。
ゾンビになろうがなるまいが極限状況だと感覚ってのは鈍るみたいだ。
つうかよ、来たばかりの頃こそ若干困ってたとはいえ、
こんだけ飯が美味いのに腹減るなってのがそもそも無理な話だろうがよ。

ま、どっちにせよ心配すんな。死んだって意地でもゾンビにゃならしねえよ。

いえいえ

肉の塊ですが、喜んでいただけたなら幸いです！

へぇ、人間だけの世界……不思議な世界なのね。
なんだか、そなたさんの世界って面白いわ。

神という不確かな存在の所業にして、安心感を得る。
一見非合理的だけれど、精神的な安息を得るにはとても合理的な手段よ。

私は科学者じゃないから、神だろうが科学だろうが、
どちらも手の届かない存在であることに変わりはないけれど。

ふふ。過去に行って、色々見せるって言うのも面白そうね。
未来が変わったりしたら、それはそれで面白そうだわ。

………知らなかったとはいえ、冗談半分で、申し訳ないことを言ってしまったわね。謝るわ。

石地蔵って、随分な異名ね。
なんていうか、貴女みたいなかわいい子にはとても似合わないわ。

弾丸にアレンジ、か。
たしかに、さっきの弓矢のように弾丸を打ち出したら、色々出来るかもしれないわね。

……1回で出来たわ。
破壊力を圧縮した1発目の銃弾と、それを発散させる2発目の銃弾を組み合わせてみたの。
本当は木の中で爆発させるつもりだったのだけれど……狙ったところで爆発させられるようになるのは、まだかかりそうね。

今回だけは許してあげるわ……っ
次バカにしたら本当に許さないからね！

……あれ？あなた、何で人間の格好をしているの？

それはもう前に私が聞いたからいいわ。

ちょ、ちょっと、私は知らないわよ！？

もう一人って言うと、こいつが言ってた「いつも一緒にいる〜」っていう鳥のことかしら？
残念だけれど、彼と私は似ていないわ。
……私なんかじゃ到底かなわないほど、すごいもの………。

もしかしたら、『もしかしたら』からも、似てること思われてるのかな？

　『してんしだい』って、どんなふう、なのかな。

そなたさんも、『もうひとりの、だれか』だったんだね。
みーもゆ、びっくりしちゃったよ。

『だいじょうぶ』って、そなたさんのこと、おはなししちゃうと、
こまっちゃうひと、居たりするの？
みーもゆ、『ふたつになる』おはなし、知っているから、おはなししてもらえた？

みーもゆ、そなたさんのおはなし、聞いてみたいな。
みーもゆ、そだっていく、めじるしのひとつに、なるかもしれないから。

『想いから生まれるもの』って、おはなし、思い出したの。
いろんな想いをうけとって、そだっていくいきもの、居たりするみたいだよ？

もしかしたら、想いから生まれたものが、いなくなってからも、
暮らしていけるように、なにかを見つけていたのかな？

おはなし、混ぜてみて、思い浮かんだの。
どこかから聞こえてくるこえ、『もしかしたら』から聞こえてくることも、
あったりしたのかなって、聞こえてきていた気がしたの。

咲いた花、ゆっくりみていきたいね。
咲いていけそうなけしき、みつけたら、隠すのおてつだいできるのかな。

うん、大丈夫。いけるよ！

先手必勝！電撃戦だ！

私を指名か。いいよ、相手してあげる

私には誰も追いつけないよ！

さて、総力戦ってかんじね！

行きます。お覚悟を

真面目に面倒そうな相手だな……

さあ、奏でましょう。
希望のアンサンブルを！

僕を作ってくれたあの子のためにも・・・・・負けられないッ！！

僕を作ってくれたあの子のためにも・・・・・負けられないッ！！

僕を作ってくれたあの子のためにも・・・・・負けられないッ！！

お逝きなさい、冷たい冷たい世界へ。

お逝きなさい、冷たい冷たい世界へ。