10日目。

コノ文面ハ他言無用トスル。

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一揆には参加してるんだけどぉ…

ちょっとだけ、ちょーっとだけ、だよ？

ほんのちょっとだけ寄り道しようかなー・・・なんて、てへ☆

ま、周りも必死に頑張っているのは分かってるんだけどさ！

ほ、ほら、た、偶には・・・

休息も―――――



・・・


ああーっ！もうっ！

わかってる、わかってますよ、やれば良いんでしょやればぁっ！



…ぐすん

あなたが近づいてきたことに、エリファスは慌てて手を前に突き出し身を引こうとするが、
あなたが近づく方が早い。
そうして、あなたは間近で本を目撃する。

……懐まで近づけたのならば、
あなたはその本に感じた生命の気配が紛れもなく本物であることに気づくことができる。
本は閉じられている為か、気配が漏れ出る程度にしか読み取ることが出来ないが、
これが開放されれば、剥き出しになった心臓の如く鼓動を刻み始めるに違いない。

※あなたが地球はフランス、あるいはそれに類する分割世界の言語知識を持っているならば、
本の表面に書いてある題名を解読することができるだろう。
そこには、“大いなる神秘の鍵”と銘打たれている。

相変わらず、あなたが変化していることには気づいていない。
が、魔術書に興味を抱いていることには感づいたようだ。
魔術書を取り出し、改めて胸に抱えながら、
やっぱり気になる人が多いのかなあ、と呟いている。