のそり、と。
目が覚めたらあまり知らないところにいた。
ここがどこなのか、何をすればいいのか。

じぶんがとらなのはわかる。もうじゅうである。
たとえにゃーとしかなかなくても、まわりからでぶねこといわれようとも、
自分はほこりたかいとらなのだ。

そんな自分であるがなにをしたものかわからない。
さすがにとらでもせんせいでもわからない。
そもそもあたたかいこたつでねてたはずなのに。
おかしい。いろいろおかしい。
自分にごはんをくれるあのひとはどこにいるのか。
また自分のおなかをもふもふするあのひとはどこいったのか。

まあ、色々考えていたらおなかがすいたのでごはんを食べに行くとしよう。