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あぁ、あぁ、何をしているんだろう。
何のために生きているんだろう。

もっと血を流さなきゃいけないのに
もっともっと苦しまなきゃいけないのに

私に生きている価値などあるのだろうか。
私を捨てた両親に、私を売った修道院、私を○した野党に兵士、騎士に農奴に魔族に獣に、あぁ、あぁなんて醜いんだろう、あんなにも世界は真っ暗で臭くて耳触りで苦痛で苦渋で無様で滑稽で、死にたくて死ねなくて助けられた。

あぁ魔王様、私は生きていていいのでしょうか。
いまもまだ半身を取り戻せぬ魔王様、会いたい見つめたい一緒に居たい、あの声を聞き、あの肌に触り、貴女の為に料理を作り、貴方の為に花を生け、血を流し、肉を削ぎ、人間も魔族も区別なく屠り続けたい。

桜は気にも留めていない。