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No.1890 ダンウィッチホテル | INDEX >> |
[設立者] ENo.1890 触手姫 |
薄暗く陰鬱とした雰囲気を漂わせるンガイの森の中。 深く生い茂った樹々のすき間から、古い洋館がポツンと建っているのが見える。 重い扉を開けて中に入ると、長い黒髪の影のような女が出迎えてくれる。
そう言って深々と一礼すると、女は音もなくいつの間にか姿が消えていた。 さっきまで一緒にいたはずのメイド達も溶けてしまったように、どこにもいない。 誰もいなくなったホールには、どこからともなく夜鷹の鳴き声と、それに呼応する様に 野犬達の遠吠えが聞こえてくる。 そう、ここはダンウィッチホテル―― ※注意事項※ 森の中にある何の変哲もないただの古いホテルです。 節度と良識をもってどうかご自由にお使いください。 ただし、お客様同士のトラブルについては厳禁とさせて頂きます。 なお長期のご利用の場合はSAN値の残量にご注意ください。 地下室は立入禁止です ……ナカニダレモイマセンヨ? ※従業員※
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![]() | 参加者からのメッセージ |
クティラちゃん(1890) からのメッセージ >> 【食堂】 巨大な長テーブルの上には各種とりどりの燭台が置かれ、ロウソクの灯火がこの部屋の中をぼんやりと照らしている。 椅子の数は全部で四脚。席には美しく折りたたまれたテーブルナプキンが置かれている。 厨房の方からは調理された料理の数々のいい匂いが漂ってきている。
メイドに促され席に着くと、いつの間に置かれたのか目の前にはグラスが置かれている。 その中には琥珀色によく似た飲み物が注がれる。
一瞬、グラスの中の液体が複眼の瞳を映し出したようだが、当然、周囲にはそんな巨大な昆虫の姿はない。 ロウソクの揺らめく炎が見せた錯覚か何かだろうか? だが、屋敷の外でかすかに翼のはばたく音が聞こえたような気もする。
どことなく不気味な雰囲気を感じた君はこのまま料理を運ばれてくるのを待ってもいいし、部屋に戻ってもいい。 イサナ(721) からのメッセージ >> ※ メイドAが部屋に来る少し前 ※
ベレーネは血溜まりに再び倒れこんだ。 ほどなくして館のメイドが部屋を確認し、血塗れで気を失う彼女を見つけるのだが… 続く らいち(1006) からのメッセージ >>
ツナは紅茶を飲み干すと、部屋の出口へ……
ツナはワインの瓶が一本入るくらいの木箱を荷物の中から取り出すと、無造作にテーブルの上に置いて部屋から出ていった 重さも大体それぐらいで、お札で封がされている
イシュメール(1800) からのメッセージ >> 食堂に向かう道すがら、イシュメールは怪訝な顔をしながら考え事をしていた。
いや、そんなことよりも、この宿に到着した頃はすでに日がとっぷりと暮れていたはず。 それから一眠りした後なのだ。 下手したら、もはや夕食というより夜食の時間とでもいうべき時刻になっていてもおかしくない。 時間の感覚がどこかあやふやになっているような気がする。
そう思い、踵を返そうとした、その時――。 キイ… キイキイ…
間違いない! 階下へ向かう階段の近くで聞いた奇妙な獣のような鳴き声――。
イシュメールは鳴き声のする方向に向かって駆け出した! そして、ドンと乱暴に扉を叩き開ける!! |
![]() | 参加キャラクター : 4名 |
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