マール｢(あれ…あの武装兵…)おーい(ぺちぺち)｣
武装兵C｢…む…はっ! マール様っ！｣
マール｢声が大きいよ？(しー) 君がここにいるのは…私の監視と､敵状視察というところ？｣
武装兵C｢はっ､しかしお強くなられました…10秒と持たなかったとは情けない限りです…｣
マール｢私だけの力じゃないよ｡ そう､私は運良く心強い同行者を得られているから､あなたたちが無茶をしなくても私は大丈夫だからね｣
武装兵C｢マール様…｣
マール｢私はあなたたちが怪我をするようなことは望んでいないよ､そう､お父さんに伝えておいて｣
武装兵C｢だんな様が快諾するかはわかりませんが…お伝えしておきましょう｣
マール｢うん｡ あなたの上司､危なそうな人だから注意してね｣
武装兵C｢もったいないお言葉です…マール様､御武運を｣
マール｢またお家でね……(がさごそ)おっいーもんもんじゃんじょん､おーい､こんなの剥ぎ取れたよー｣


武装兵C｢(うう……それは私のへそくり…しかし､マール様のお役に立つならば､それ以上の価値があるというもの｡ 本当に､お気をつけ下さい…)｣