○月×日
ラルフとの対決に挑んだ。その中でこの世界の戦いについて推理するとしよう。
いつものように筋肉を膨張させ、推理モードに移行した俺は肉体でラルフと渡り合う。

なるほど、いい筋肉だ！きっと俺の世界にくればさぞいい探偵になれるに違いない！
彼の逞しい体が弾丸のようにこちらに迫る、タックルというやつか！
ならばこれを避けてしまうのは探偵としての美学に反するな。

そこで俺はあえて攻撃を受け止め、対等に殴り合うことを選んだ。
震える、燃え滾る、頭脳が冴えわたる！そうか、これがこの世界の戦いだったのか！


激しい攻防の末、彼は「よぉし、いいだろう。ぜひ俺達の力になってくれ！」と言い、
構えを解いた。どうやら俺の実力を認めてくれたようだ。
いい戦いができた感謝の印に握手を交わし、そして多くの支給品を授かった。
なるほど、こうなってくると俄然やる気もわいてくるものだな。

さて、まずは共に手伝ってもらえる人でも探すとしよう…………な、なんだこりゃ！？人なのかぁ！？