■ロール用シチュエーション設定
　メルンテーゼのどこかにある謎の焼肉屋です。
　「なんかすっげえ美味い肉を出すけど店長・店員がやたら気難しい」という噂が流れており、ここに訪れる者の大抵は覚悟完了しているらしいとかそういう感じの焼肉屋です。
【店内内装】
　現代日本の焼肉屋がそのままタイムスリップしてきたような感じでご想像ください。

■遊び方
　この店では【肉を注文】すると、様々なハプニングがダイス判定により起こります。その際に出た結果を元に、各キャラさんに焼肉を食すロールをして頂きます。

【まず初回にやる事2点】
1:【参加する自キャラのステータス値を決める】
　ステータスカード（後述）をコミュ主のホームに提出して下さい。
2:【肉の注文】
　1D9（シチュエーションダイス）を1個と、
　1D6（ボーナスダイス）を1個の、
　合計2個のダイスを振った発言をして下さい。
『シチュエーションダイス』⇒出た出目によりそのキャラに起こるハプニングを決定します。
『ボーナスダイス』⇒初期ステータスポイントに加算されるボーナスポイントを決定します。出目が大きければ大きい程シチュエーションをクリアできる確率が増えます。

【2回目以降にやる事】
　初回に出たダイス判定を元に、この焼肉屋での行動を自由にロールして下さい。
　その際には、もう一度【肉の注文】ダイスを振って頂いてもOKですし、そのまま退店して頂いても、追加注文せずに店内をだらだらして頂いてもOKです。

■ステータスカードについて
　【肉の注文】をする際は、初回発言時に【参加する自キャラのステータス値を決める】必要があります。
　以下の3種類の能力ゲージに、合計が9ポイントとなるように自由に割り振って下さい。
　1つの能力ゲージの最大値は9です。

1：武力/店内でピリピリした状況が起こった際の切り抜け力に関わります。
2：交渉力/気難しい店長が運営する店なので、このポイントが低いと店員にクレームを受け入れて貰えない場合があります。
3：肉の焼き方の上手さ/どんな状況であっても食える肉を焼き上げる腕前に関わります。

※重要※
　能力ゲージ申告の際は、このコミュニティ内ではなく、コミュ主のホームに書き込みをお願いします。
　http://ikki.x0.com/result_home.php?no=2321

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【シチュエーションダイスの出目で起こるハプニング一覧表】

1：店員の態度が悪い（武力ゲージ3要求）
2：不味い肉が来る（交渉力ゲージ3要求）
3：微細な焼き方の加減が求められる肉が来る（焼き方ゲージ3要求）
4：酔っ払い（NPC）が絡んで来た（武力ゲージ6要求）
5：肉の中に噛み砕けないレベルの骨が入ってた（交渉力ゲージ6要求）
6：炎が荒れ狂っていてなんか焼けそうにない（焼き方ゲージ6要求）
7：暴漢がいきなり店に押し入ってきた（武力ゲージ9要求）
8：通りすがりの人（NPC)にいきなりしつこく口説かれた（交渉力ゲージ9要求）
9：前方が見えないレベルの煙が出てきた（焼き方ゲージ9要求）

　【自分の初期ステータス】＋【ボーナスダイスで出た値】が、要求ゲージと同数かそれ以上になればシチュエーションアタック成功です。ちゃんと頼んだ通りの肉が出てきます。
　失敗した際には美味い肉は食えません。起こる展開の見本としては以下のようになります。

1失敗→注文した肉が来ず野菜が来る
2失敗→不味い
3失敗→焦げる
4失敗→まず注文出来ねえ
5失敗→骨が入ったまま食う事になる
6失敗→荒れ狂って焦げる
7失敗→肉どころじゃねえ
8失敗→あまりにもしつこくて肉どころじゃねえ
9失敗→焼けねえ

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■Q＆A（分からない事があったらこちらに追加しますので伝言下さい）
Q：サラダバーとかある？
A：ドリンクバーサラダバー等現代日本の焼肉屋にあるものなら大抵ある事にしています。店員さんに頼めばご飯やお酒とかも出てくるでしょう。そちらはダイス等必要ありませんので、ご自由にロールして下さい。トイレもあるよ。

Q：肉の種類は何があるの？
A：その辺もご自由にロールして頂いて結構です。お店の設定自体はゆるゆるです。

Q：サブキャラにも肉の注文をさせたいな。
A：1人のプレイヤーにつき【最大2キャラまで】ステータス登録及び肉の注文をOKとします。
（3キャラ以上に増えるとコミュ主がてんやわんやになってしまいそうなので）
　肉の注文をしないサブキャラを増やす分には人数制限はありませんのでご自由にどうぞ！

■注意書き
※中の人が皆様のキャラ行動を見てウフフってする為のコミュですので全レスはしません。店長NPC・自PCを動かす事もありますが、多分あんま喋りません。
※中の人同士、敬意を払う構えを忘れないでください。
※ゲームバランスは様子を見て予告無く変更されます。

他所でもなにかと縁があるマシリーのグラウンドポジションに畏敬の眼差しを向けつつ、
自らはカルビらしき肉を受け取る。
暴漢は彼女がシメてくれた――酔っ払いや通りすがりの人の不在もよく確認し、
ようやく己の手で肉を焼ける喜びを味わう。

にくにくじゅうじゅう……こいつはうまそうだ！
タレをつけ、米にのせ、ひと口に頬張り――！

巌のような固さを誇る骨に、全力で歯を突き立ててしまった。
【あなたの顎は細い。歯の強度-5】
クレームどころではないのか、口を押さえてぶるぶると震えている…。

これで懲りたのか、その後、
完全敗北の気落ちした面持ちでとぼとぼと退店していった……。
若者には色々と早すぎた店だったようだが、また来ることもあるかもしれない。

シチュエーション 1D9 = 6 ( 6 )
ボーナス　　　　 1D6 = 3 ( 3 )

一人でペラペラと喋り続ける少女を前にラァギットは恐る恐るアイスをつついてスプーンを舐めている。
少女はそのアイスに容赦なくスプーンを突き刺して容赦なく掠めて取っている。
が、ラァギットが気にしている様子がないのでこのままでいいのだろう。

途中で言葉を途切れさせたスフレの目には確かに正面にラァギットの姿があったのに今はチラつくなにかで良く見えなくなっていた。
肉に集中していた視線を目の前に戻すとそこには到底肉の焼けないような火柱が上がっていた。

そう言ってスフレは手早く氷を金網に落としすぐさま鎮火させた。

そう言ってスフレは手近にいた店員さんに声をかけて網の交換をお願いした。
それだけではなく「あ、あと」と店員さんの耳元に口を寄せてこう頼んだ。

1D9 = 1 ( 1 ) 　 1D6 = 4 ( 4 )

適当な席に着いた。

注文後、出された肉は肉というより骨だった。
骨、まごうことなき骨。申し訳程度に微かに肉が付着している。

呼び止められた店員が伝票と厨房を行き来して確認すると、やはり
間違って持ってきていたようだ。謝罪と共に本来の肉が到着する。

一方青年の方はマシリーの綺麗な軌跡を描いたドロップキックに
拍手喝采で声援を送っていた。

颯爽と、頼んだホルモンが届く。鮮やかな色合いで新鮮さが見て取れるが
先程のものとは種類が違う様だ。見るからに脂が乗っており、照明が強く反射している。

感想という名の独り言の後、ホルモンを網に並べる。
先程と同じ様に脂が滴り、煙もたくさん上がる。
しかし、それこそがホルモンの旨さを物語るのである。もくもくもく。
煙による目の刺激さえも心地好く感じる。実に、イイ感じの…　もくもくもく。

……様子がおかしい。目の刺激も先程とは　もくもくもく。
滴る脂が多く、比例して煙が凄い事になっていた。
慌てて何とかしようと網の上で四苦八苦する。それを裏切る形で炎も荒れ狂う。

ホルモンを救い出そうとトングを伸ばすも、煙と炎が邪魔をする。
揺らぐ景色の向こう。ホルモンがその身を焦がし、縮み上がっていっていた。

…
……
………

積もった苛立ちが、喧騒を不快なモノに変換させる。

自分の事を棚に上げて、周りに八つ当たりをした。

ついでに周りに目をやった際、見慣れた人影を発見した。
そう、あれは…　メルンテーゼ狩猟部で話をした事のある…

と、思いきや、横には見慣れない少女が1人。同行者であろうか。