元々は一揆に上辺のみ参加する形でいようと思っていたが、
流れ流れて地下牢に兵舎。完全に王政側に喧嘩を売っている。

まぁ、フィールドにはフィールドの、屋内には屋内特有のエンブリオが
存在しているし、彼らを見にさまようのは問題ないですが。

一部の参加者には兵士や兵隊長のような人物とも対峙しているらしい。
私も、そのうち王政側に追われるのであろうか。

そうなると、行動も制限されてしまいそうで面倒ではあるが、
これも成り行きに任せるしかないのであろう。


　そういえば、賞金首という他の一揆参加者を狙った者達が活発化しているらしい。
上手く撃退できれば、相手のものを奪うチャンスとは聞いたが、
私自身の参加が他の者より遅れた関係上、強さが違うのだろう。
勝ち目の無い相手に襲われてしまわないよう祈るほかない。

　今まではどうにでもなったのであろうし、私よりもおそらく強いとはいえ、
この子の身を守ってやりたいという思いも、数日旅した中で生まれているし、
彼女も女性だ。物を奪っていくだけの暴漢というのも少ないだろう…。

　まあ、何にせよ出会ってしまったとすればこればっかりは事故と考えるしかないであろう。
そんな未来が来なければ良いが。