先日は大変な状況でした。水辺を進んでいたらとても大きなイカさんが現れたのです！
見るからに強そうでありながら突然のことだったので・・・まともな準備も無しに応戦するしかありませんでした。魔人と名乗るベルフィさんが急遽参戦されたのが救いではありましたが。

とにかくイカさんの触手が後ろに届かないよう隊列を維持することだけに集中しようとしたのですが・・・いつも一緒に戦線を維持しているれんたろうさんが悲鳴を上げながら後方へ退いておられました。
れんたろうさん曰く、にゅるにゅるしたものは生理的に受け付けないのだとか・・・誰にでも得手不得手があるものですね。
しかし前線が私だけになってしまったにも関わらず、イカさんは後方には目もくれず執拗に私に狙いを定めていました。・・・今思えば触手がギリギリ届かなくて私が邪魔だったのかもしれませんね。
触手の動きは機敏でしたが巨体である本体の動きはそれほどでもなかったように思いますし。

どちらにしても私が持ち堪えている間にベルフィさんの魔法で決着が着く形となりました。ベルフィさんの魔法はすごい威力で・・・近くを飛んでいたエンブリオの妖精さんをも巻き込んで重傷を負わせてしまっていたみたいです。
その妖精さんはまともに動けなくなってしまっていたので、保護のためにも同意を得て一時的にでも契約をさせていただきました。

皆さんの支援もあって私も平然としてられましたし、皆さんには被害が無かったようなのでその後は練習試合をさせていただきました。
今回手合わせいただいたのは「黒羊熊猫軽鴨昇龍拳」というチームの方々でした。基本的に皆様人間さんのようでしたが、パンダさんがいたりケンタウロスのような亜人さんがいらっしゃってこれまた個性溢れる方々でした。

しかし、練習試合の内容は大変なものでした。
いくら支援に回っても全く追い付かず、私自身もすぐに倒れそうになってしまって・・・ある程度は粘れたと思うのですが、終わった時にも相手の方々は皆様余裕がかなり残っているようでした。
相手チームのメンバーの１人・・・ショウ・トレジャーさんでしたか。
彼によれば、装備面の優劣が決定的な差を生んだとのことでした。
確かに武装については差が大きいことが明らかであり、今思えばそのような状態で手合わせ願ったのは失礼だったかもしれません。

戦術面も、戦闘中の支援も、装備の面でも・・・もっともっと、視野を広くしていかなければいけませんね。