「何日か前から星屑の小川上流で巨大イカを目撃したとかいう話を耳にしているんじゃが
我の記憶が正しければ淡水域ではイカは生存できなかったハズ…淡水にイカとはこれ如何に」

　

「ごめん何でもない」

「Lv30以降も生命エネルギーを得る事ができれば、我らの力は加速度的に上昇するようじゃ。
…成長に必要なエネルギー量からすれば妥当なところなんじゃろうがの。
契約して間もないエンブリオの技術を1つも2つも引き出せる程のエネルギーを
技術面において成熟したエンブリオに注ぎ込むとなると
契約主もそうおいそれと首を縦に振りはせんとは思うが…」

「ちなみに我が主は『契約したいエンブリオがいねえ』とかいう理由で
我にエネルギーを譲渡してくれるようじゃが、ありがたい反面コイツ大丈夫か？と思わんでもないのう。
どちらが有用に働くかは契約状況次第とはいえ、技術習得は戦術幅の拡大に直結するからの」

「契約主との関係か…行動を共にして1週間程度しか経っておらぬから
互いに理解べきところはまだまだあるが、概ね良好といったところじゃろうかのう？
…我は契約主に大きな借りがある故、頭が上がらんところもあるんじゃが
今のところ主従、明確な縦の関係は感じんのう。…気を遣ってくれているのかもしれんな…」

なかまの　ホーリーライトに　はんげきが　はつどうすることが　わかって
リフレックスは　しばらく　ふういん　することに　けってい　あいしょう　だいじ

まほうは　そうしょくの　いいのを　よういすれば　だいじょうぶ…
それに　あてられても　なかまが　いるから　かいふくして　もらえるし…

とぶのは　とくい　かぜを　おこせるから　ふつうの　とりより　うまく　とべる
けど　からだが　かるくて　ちからが　たりないから　あいぼうの　てつだいしか　できない
サマルさんは　ちからも　つよそうで　すこし　うらやましい

もしかして　おんなの　ひとに　「ちからが　つよそう」って　しつれい　だった？