［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

ハザマにて


黒い裂け目に光が吸い込まれていく光景を見ながら、そう呟く。



先ほどの神メロンからの逃亡中、突然連絡をしてきたアル（また人化ティーの身体を借りてるけど）に問いかける。




あの世界って次元の壁がかなり頑丈で、さすがのアルでも迎えに行くのには少し時間がかかるのかもしれない。



とても不安な返答…。



さっき流れてきた記憶だと、あっちのあたし達は大変なことになってしまっている。

それにこのままいけば、あたし達がアンジニティに行くと同時にリゼはあたしと一つになる。

つまり、彼女たちの意思は消えてしまうだろう。





やっぱりあの子もあたしなんだし、救う方法があるのなら…！


まあそれについては何となくわかる、あたし達と同じような存在が同じ世界で一緒に暮らすのは何かと不都合があるのだろう。





柱から滲み出した巨大な黒い影に対し、あたし達は戦闘態勢を取るのだった。


……………。
……………………。


某日某日、イバラシティ、カミセイ学園寮にて


スマホのメッセージアプリでティアちゃんに送ったメッセージ、一向に既読が付きません…。



数日前のことです。

その日わたしはサッカー部の練習試合の助っ人に呼ばれて、学園に行っていました。

寮の部屋を出た時にはとても良い天気で、ティアちゃんもいつもと変わらない様子でわたしを送り出してくれました。

だけど練習試合中に突然雨が降ってきて、試合は中止になってしまいました。

雨具は持って行かなかったので、濡れながら部屋に戻って…。

ティアちゃんが「濡れ透けセーラー服のおねーちゃんはぁはぁ」とかセクハラみたいなことを言いながら、タオルを出してくれるのかなとか想像しながらドアを開けたらティアちゃんは居なくて…。

代わりに、二人で使うテーブルの上に、書置きが置いてあって。

そこには、慌てて書いたような文字でこんなことが書いてありました…。



『大好きなおねーちゃんへ。

どうやらあまり時間は無いみたい、だから簡潔に書くわ。

ボク、知っちゃいけないことを知っちゃったから、一足先に消えるわね。

〓*マのことなんて、調べるんじゃなかったな…。

どのみち、ボク達はそう長くなかったみたいだけど…ね。

大好きなおねーちゃんを残していくのは辛いけど…。

おねーちゃんはボクが居なくても強く生きてね！　たぶん…もうそんなに時間は無いんでしょうけど。

おねーちゃんのことが大好きな妹、┥┿アより』



きっと何かの冗談、読んだ時はそう思っていたのですが、その日ティアちゃんが帰ってくることはありませんでした。

次の日の日には、ただティアちゃんがいないことが悲しくてわんわん泣いて…。

その次の日は泣いてばかりじゃ駄目だって思って、ティアちゃんを探しに行きました。

イバラシティ中のわたし達が今までに行ったことのある場所を回ったり、わたし達のことを知ってる人に聞いたりもしました、でも……。

何故かみんな口を揃えて『ティアって誰？』って。

ティアちゃんが良く仲良くしていた子に聞いてみても、そんな反応でした。

最初はわたしのことをからかおうとしてるのかとも思いましたが、でもその表情は本当に知らないという感じで…。



そして今。

わたしはベッドの上に寝転がって、布団を深く被ってただ壁の方をじっと見つめていました。

あれだけ流していた涙も全く出てきません、きっともう枯れちゃったんだと思います。


それにしても寂しいな…。

外が昼間なのにとても静かだから、余計にそう感じちゃうのかもしれません。


傍に放り出していたスマホに手を伸ばします、最初は┸■┥┿〓ちゃんから…。

……あれ？　そんな子、クラスにいましたっけ…？


そうして、スマホのアドレス帳を操作して┸■┥┿〓ちゃんを探してみましたが…


┸■┥┿〓ちゃんの名前がどこにもありません、それどころか…


まるで、世界からみんなが消えていっているような……。


そっか…そうなんだ……。

まるで、じゃない。

本当に、みんな消えていってるんだ……！

それに……

―――一足先に消える

―――どのみち、ボク達はそう長くなかったみたい

―――たぶん…もうそんなに時間は無い

ティアちゃんの手紙にはこんなことが書いてありました。

それはもう、わたし自身にも時間が無いということで…。


あぁ…何だか急に眠くなってきました…。

ここで眠ったらわたしはもう…。

別に……いっか、ティアちゃんがいない世界なんかで生きてたって……。


あぁ…最後くらい、ティアちゃんと一緒が良かった…な…。



















































『……し！　も……の……たし……！』

……何でしょうか？　何だか遠くから…？　それとも頭の中に…？　声が聞こえるような。

『あ……れじゃ……かり……い…か…。……ゼ！　……ろ…ねリゼ！　聞こえたら返事をしなさいっ！！』


今度ははっきりと声が聞こえて、思わず飛び起きて言われた通りに返事をしてしまいました。

何でしょう…わたしより年上のお姉さんという感じの声ですが、どこか懐かしいような感じがします…。

『何とか繋がったみたいね…。全く、アンジニティと繋がる僅かなタイミングで意思だけをこっちに飛ばすとか、無茶もいいところよね。下手したら意識だけ身体に戻せなくなるやつじゃないこれ…』

辺りを見渡してみるとさっきまでいた寮の部屋とは違う…本当に何も無い空間みたいなところにぽつんとわたしだけがいるような感じです。

もちろん声の主も見つかりませんが、声だけはしっかりと聞こえてきます。


『……って愚痴ってる場合じゃ無かったわね。あまり話してられる時間は無いから簡単に言うけど、あなたのオリジナルってところかしら。突然で戸惑うとは思うけど、今から二つの選択肢を与えるわ。

一つ目、このままあたしと一つになる。あなたの意思は消えるでしょうけど、あたしが死ぬまではイバラシティで過ごした頃の記憶を夢としてずっと見続けられるはずよ。
二つ目、この恵まれた世界とは比べ物にならない…明日を生きるだけでも過酷な世界に堕ちる、あなたに味方してくれる人も禄に居ない世界だけど、あなたの妹だけは一緒よ。

あたしもこうしていられる時間はあまり無いの。酷なことを言うけど、すぐにでも選びなさい』

そんなの……決まってる！

ENo.768 サキ とのやりとり

ItemNo.3 GPCF（すんごい醤油） を食べました！
　体調が 2 回復！（19⇒21）
　今回の全戦闘において 活力47 敏捷47 強靭47 活力30 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

変化LV を 5 UP！（LV0⇒5、-5CP）
装飾LV を 3 UP！（LV0⇒3、-3CP）
合成LV を 2 UP！（LV97⇒99、-2CP）

ItemNo.8 殺生石 から装飾『拾った石の彫刻』を作製しました！
　⇒ 拾った石の彫刻／装飾：強さ197／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］－


ItemNo.13 赤色の果実 から料理『レッドベリーソースケーキ』をつくりました！
　⇒ 調理の勘！［ 3 6 3 = 12 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 調理の知識！［ 5 2 1 = 8 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ レッドベリーソースケーキ／料理：強さ566／［効果1］器用42 ［効果2］幸運49 ［効果3］連撃56

ItemNo.36 赤色の果実 から料理『レッドベリーソースパンケーキ』をつくりました！
　⇒ 調理の勘！［ 6 5 1 = 12 ］成功！料理の付加効果のLVが増加！
　⇒ 調理の知識！［ 4 5 4 = 13 ］成功！料理の強さが増加！
　⇒ レッドベリーソースパンケーキ／料理：強さ784／［効果1］器用42 ［効果2］幸運49 ［効果3］連撃56


つむじ(880) とカードを交換しました！

生き返るほどおいしいたこ焼き （ユグドラシル）


プロテクション を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ロッテ(948) は 世界樹 を入手！
ロッテ(948) は 銀の光焔 を入手！

チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『マシカ区 J-8：チェックポイント《黒い渦》』へ採集に向かうことにしました！

MISSION!!
ヒノデ区 E-4：海鳥カフェ を選択！

声が響く。