［基本］OK.　［戦闘］OK.　［戦闘:エイド2］OK.　［戦闘:エイド3］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

－XX年前　イバラシティ－



悪党共が根城にしている廃墟。
そこへ一人の男が乗り込む。

争う音。殴り合う音。拳銃を打つ音。
長いこと続いた喧噪が止み、ガコン！と扉を蹴破る音がして、ようやく事態は落ち着いた。








男は妻と二人の子供の縄を解き、廃墟ビルから引き揚げていく。


その男は探偵だった。
それなりに腕の立つ、名の知れた私立探偵だった。
特別秀でた異能者ではなかったが、持ち前の腕と知恵、それに人を思いやる心が
男をこのイバラシティでも随一の探偵としていた。

探偵の仕事は決して綺麗事だけでは済まない。
恨みを買うこともあった。
それは男が下した卑劣な犯罪者による報復だったり、
あるいは過去に依頼のことで揉めた元依頼人からの逆恨みであったり。

とにかく恨みはたくさん買ってきた。
そしてその恨みは男だけでなく、男の家族にも向けられていた。




















男は妻に問う。







妻は男に問う。








男の妻は気丈な女だった。
いや、今だってそうだ。ずっとそうだ。

探偵の妻となれば決して楽な暮らしは出来ないだろうに、
それがどうした？と言わんばかりに、あっけらかんとしてプロポーズをしてきた女だった。
逆恨みで何度誘拐されようと、危険な目に遭わされようと、
妻は一度だって男に文句を言ったことなんてなかった。


一度だけ尋ねたことがある。
"何故そんなに平気でいられるのか？"、と。
妻は目を丸くして、それから細めて。
悪そうな顔で答えるのだ。

"私、結構幸せな人生送れてるのよ"、と。

































──母さんが！！俺たちが！！！！
どれだけ迷惑被ったかちゃんとわかってんのか、クソ親父！！！！















……声が、何も……届かない。


病に伏せ、やつれて、冷たくなった……妻の手。


その感触だけがずっと、ずっと、残っている気がして……



……何も……聞こえない。








…………何も……















……ちゃん……　　──ちゃん……

ENo.566 黒髪の少女 とのやりとり

ソウスケ(487) に ItemNo.27 神舐瓜 を手渡ししました。

ItemNo.22 ブラックベリー を食べました！
　体調が 1 回復！（20⇒21）
　今回の全戦闘において 体力40 が発揮されます。

領域LV を 24 DOWN。（LV40⇒16、+24CP、-24FP）

武術LV を 14 UP！（LV40⇒54、-14CP）
幻術LV を 15 UP！（LV40⇒55、-15CP）
防具LV を 5 UP！（LV91⇒96、-5CP）

ソウスケ(487) の持つ ItemNo.37 クリアシャード に ItemNo.2 鬼燈 を付加しました！
　⇒ 博打付加！［ 4 2 1 = 7 ］通常付加
ソウスケ(487) の持つ ItemNo.4 シャドウアーマメント に ItemNo.13 ふさふさ を付加しました！
　⇒ 博打付加！［ 5 4 5 = 14 ］通常付加
ソウスケ(487) の持つ ItemNo.30 きれいなメロン に ItemNo.32 山法師 を付加しました！
　⇒ 博打付加！［ 5 4 3 = 12 ］通常付加

あれこ(919) とカードを交換しました！

切った張ったはお手の物！ （サモン：ワンダーワッフェ）


コディシア を研究しました！（深度0⇒1）
コディシア を研究しました！（深度1⇒2）
ベヒル を研究しました！（深度0⇒1）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

キャロル(277) は おはじき を入手！
ソウスケ(487) は 四葉 を入手！
瑠璃(865) は おはじき を入手！
シアと冬馬(1032) は 四葉 を入手！
シアと冬馬(1032) は 刀の欠片+1 を入手！
キャロル(277) は 刀の欠片+1 を入手！
キャロル(277) は ささみ を入手！
瑠璃(865) は ささみ を入手！

シアと冬馬(1032) に移動を委ねました。

マシカ区 H-7（草原）に移動！（体調21⇒20）
マシカ区 G-7（道路）に移動！（体調20⇒19）
マシカ区 F-7（森林）に移動！（体調19⇒18）
マシカ区 F-8（道路）に移動！（体調18⇒17）
マシカ区 F-9（山岳）に移動！（体調17⇒16）

［803 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［437 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［472 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［202 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［398 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［271 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［197 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［142 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［154 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［309 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［226 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［110 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［110 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［58 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［88 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［15 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［41 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［90 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

どこかの森のなか。

　





　

大きな木に寄り掛かり座る３人。

　













　

　







　

明るい声で話すふたり。




ふたりの手などを一瞥し、上を向き静かに息を吐く白南海。

　

　

　










　








そう言って立ち上がり、その場を去る白南海。

　












　

　

　

チャットが閉じられる――