［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

獲物の音で気づかれたか、間一髪で避けられちまった。

恰幅のいい男と背の高い女の、初老の二人組。



「間髪入れずに襲ってくるッて事はアンタ『暗磁尼茶（あんじにてぃ）』かい？」
女が口を開いた。

「陣営はどうあれ、話し合いが出来ればいいと思うんだが。　主催の話を聞けば何も殺し合う必要はないんだろう？」
続いて男が話しかけてくる。

「ああそうだ。　だが、俺の目的はイバラシティに復讐する事だ。ルールの厳守じゃない」

女とは目を合わせない。
俺はこいつらの異能を知っているからだ。

異能だけじゃない。顔も声も老けてはいるが俺はこいつらを知っている。

この『両親』を知っている。


「オイコラ、人と話す時は相手の方を向いて話すのが礼儀だろ。アンタの世界じゃ習わないのかい？」

「……そんなもの習ってたとして、お前らに払う義理があるのか？」

「まあまあ。キッコさんその辺にしなさい。　あんたもイバラシティに居た経験があるんだろう。」

「………」

「イバラシティの住人にしろ、アンジニティの住人にしろ、参加者の条件を考えれば同じ街で過ごした経験なり記憶はあるはずだ。あんたのその復讐が何を指すのか、場合によってはここで一度情報を共有をしてみるのも悪くないと思うがね」

「……そうやって、いつもみたいにそっちのペースに乗せるつもりだろう。」

「ああ、知り合いだったのか。　すまないね。ずいぶん姿も声も変わっていたから気づかなくて」

男は細い目をことさら細くさせて親しみの籠った笑みを向ける。

『良い警官と悪い警官』
一人が性格の悪い役を演じてもう一人が嗜める。
進学や結婚の報告の重要な話の時くらいしか居なかった男のやり口だ。
現職で本当に警察やってンだから笑えない。
歳も歳だし今は定年退職したのか。それともまだ何らかの形で関わってンのか。

……いや、今考える事じゃねェ。口が滑った。

「………」

「ジジイと知り合いって事はアタシとも知り合いなのかい？」

「昔の警察関係の人かも知れないな。私はキッコさんと違って交友関係があまりないからね。」

「……俺は、D.D怪人ガランドーム。」

考えてる場合じゃない。俺はハザマの化け物とイバラシティの連中を破壊するつもりで来たンだ。
はっきり言ってハザマの化け物だけ倒しても得られる貢献度はカスだ。
ナレハテになッちまわねーためにもイバラシティの連中を破壊しねェと……
たとえ、実の両親でも……


「D.D怪人ンンン？？？　何だそりゃ特撮かい？」

「特撮じゃない。D.D怪人ガランドームは闇のD.D『D.D.D（ダークネス・ドッジ・オア・デス）』の力を使い『あのお方』を復活させるため、この世界にリアルに存在する悪のD.D怪人なのだ。」

「ふゥん。D.D。闇だか悪だか知らないけどトップに立てる自信がないなら辞めときな。お遊びで通用する世界じゃないンだろ？」

「ッ当たり前だ！！こちとら遊びでD.Dヤッてる訳じゃねェ！！……あ、あーそれに、D.D怪人はすでにD.D専門の幹部という唯一無二のトップクラスを取っているのでさらに上を目指すとかいう概念はないのだ」

「へぇ。野心がないのかい。殊勝な話だねェ」

「……」

「ウチの息子は避田高校受験して、D.Dの武者修行して、卒業したら無異能者のトッププロD.Dプレイヤーになるンだ！！って息巻いて。」

「……」

「結局、人様の娘さんを結婚前に妊娠させて、その娘が死んだら腑抜けになって事故起こして、毎日飲んだくれて借金こさえて、その娘の忘れ形見の自分の子供に手をあげて。あげくに失踪。

「……」

「……そうやって落ちぶれるよりは何かの組織の幹部に甘んじてる方がいいのかもねェ。」

「……」

仕切りにこちらを煽りながら覗き込んでくる。
つーかガンを飛ばしてくる。
やべェ。こりゃバレたか？

「よ、寄ンじゃねぇ…！！　こっちにゃ武器があンのを忘れた訳じゃねェだろうな？」
「お前、勇空（サク）だろ。」

被せるように吐き捨ててきた。ガラス頭に視線が刺さるが絶対に目線を合わせない。
……バレてた。
つぅかどの辺りでバレたンだ？？？？



「……カマかけてみたけど、そのビビリ様はやっぱり勇空（サク）なんだね？」

「……誰だそれは。お前達の息子なんて知らない」

「小便垂れが何言ってンだい。何回お前の布団洗ったと思ってンだよ。本当お前はおねしょするっつーのに夜こっそりジュース飲むから直らなくて」

「がががが、ガキの頃の話を蒸し返すンじゃねェッッ！！！」


「なんだ、勇空（サク）だったのか。」



畜生、グダグダじゃねェか。

ENo.1305 アカイホノオ とのやりとり

ユイノ(388) から 自作のペーパーナイフ を手渡しされました。

ItemNo.13 とびきり厚切りステーキ を食べました！
　体調が 1 回復！（25⇒26）
　今回の全戦闘において 攻撃39 防御39 増幅39 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

ユイノ(388) から 鱗鉄鉱 を受け取りました。

領域LV を 26 DOWN。（LV40⇒14、+26CP、-26FP）
防具LV を 80 DOWN。（LV80⇒0、+80CP、-80FP）

武術LV を 31 UP！（LV9⇒40、-31CP）
武器LV を 85 UP！（LV0⇒85、-85CP）

悠吏(526) により ItemNo.7 不思議な布 に ItemNo.26 雪兎 を合成してもらい、滑々な変な本 に変化させました！
　⇒ 超絶合成！［ 3 2 4 = 9 ］不発！
　⇒ 滑々な変な本／素材：強さ50／［武器］強撃50(LV95)［防具］護持45(LV90)［装飾］舞撃50(LV90)

悠吏(526) により ItemNo.25 強い牙 に ItemNo.32 雪兎 を合成してもらい、滑々な黒帯 に変化させました！
　⇒ 超絶合成！［ 2 2 4 = 8 ］不発！
　⇒ 滑々な黒帯／素材：強さ50／［武器］気合50(LV95)［防具］活力50(LV90)［装飾］体力50(LV90)

ユイノ(388) により ItemNo.12 黄水晶 から薬箱『喪失への恐れ』を作製してもらいました！
　⇒ 喪失への恐れ／薬箱：強さ299／［効果1］耐疫50 ［効果2］－ ［効果3］－

晴(428) により ItemNo.13 鱗鉄鉱 から防具『英雄装甲・慕』を作製してもらいました！
　⇒ 英雄装甲・慕／防具：強さ545／［効果1］活力55 ［効果2］－ ［効果3］－

ItemNo.24 止まらない恋心 に ItemNo.28 ものすごい木材 を付加しました！
　⇒ 止まらない恋心／薬箱：強さ272／［効果1］意力50 ［効果2］回復40 ［効果3］－

悠吏(526) の持つ ItemNo.8 リーリャ に ItemNo.5 花韮 を付加しました！

めいか(1312) とカードを交換しました！

あるてぃめっとふぉーむ （アルティメットフォーム）


レスレクシオン を研究しました！（深度0⇒1）
レスレクシオン を研究しました！（深度1⇒2）
デスペラート を研究しました！（深度0⇒1）

コンターギオ を習得！
アスプ を習得！
メナス を習得！
ユートゥルナ を習得！
披荊斬棘 を習得！
適者生存 を習得！
宝珠作製 を習得！
肉球作製 を習得！
毒牙作製 を習得！
神工鬼斧 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

泥蘇光悪渡(150) は タンザナイト を入手！
ユイノ(388) は オパール を入手！
晴(428) は アンデシン を入手！
悠吏(526) は オパール を入手！
晴(428) は 立派な歯 を入手！
ユイノ(388) は すごい羽 を入手！
泥蘇光悪渡(150) は 立派な歯 を入手！
晴(428) は 銀の光焔 を入手！

ユイノ(388) に移動を委ねました。

マシカ区 G-11（山岳）に移動！（体調26⇒25）
マシカ区 F-11（山岳）に移動！（体調25⇒24）
マシカ区 E-11（山岳）に移動！（体調24⇒23）
マシカ区 D-11（山岳）に移動！（体調23⇒22）
マシカ区 C-11（道路）に移動！（体調22⇒21）

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［432 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［476 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［204 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［330 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［267 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［194 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［118 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［151 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［306 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［48 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［222 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［102 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［108 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［107 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［56 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［86 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［75 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［14 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［38 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［84 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［100 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［18 / 100］ ―― 《線路》駆逐



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

時計台が映る。

　

　

　

秒針が静かに進む。