［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

・
・
・
・
・
・























唐突だが、また夢の中に入ったようだ。辺り一面真っ暗闇の中、後ろを振り返れば夢でいつも見るある部屋の光景が見える……だが今回は少し事情が違うようだ。部屋の中で寛いでいた男二人がこちらを見ているのだ。

「おっ、来たようだな。つうことは今ハザマに来てるらしいな？」

黒髪の男がそう言い放った。ここに来るときは大体ハザマに来ていると判断されているらしい。

「今回は特別だ、最初で最後の話し合いと洒落こもうじゃないか。」

金髪の男もそう言い放つ。最初で最後……ということはつまりそういうことなのだろう。

―――――なら、遠慮なく色々と聞かせてもらうぜ……これまでで一番聞きたかったことだ。この二つの異能は、あんたらからのプレゼントなわけか？

「まぁ、そうだな。はっきりと言やその通りだ。」

黒髪の男が断言した。

「我々の持つ力、その限りなく小さい一部をその世界の異能という力に該当させ、お前に宿した。」

金髪の男がそう説明する。どうやら本当のことらしい。

「理由としては……直に見てきたならもうわかるよな？言い方悪いが単なる暇つぶしの類なわけだ。」

黒髪の男がそう言った。分かっていたことだが、はっきり言われるとくるものがある。

―――――なるほどな、ならもう一つ。あんたらは何者なんだ？あんたらのその力は何なんだ？

「本当に遠慮なく聞いてくるな……俺らが何者かって言うのははっきりとは伝えられない。だが神とか悪魔とかそういう類の存在ではないのは確かだ。」

黒髪の男がそう言う。

「そして俺たちのこの力は俺ら固有の能力だ。俺の場合は『つくる』という能力に特化している。」

「そんで、俺の力は文字通り『力』を操る。お前のギアチェンジと呼んでる異能は俺の力の一部を切り離して与えたってこった。」

二人はそう断言した。

「だがあくまでその異能は切り離された時点で独立した力であり、お前の中でお前自身の能力として変わっていた。俺の力の一部でできたそれは差し詰め『想造力』といったとこだろう。想い描いたモノを造り出すのだからな。」

「俺の力から派生したギアチェンジはちょいと驚いたぜ、なんせ腕力や脚力だけじゃなく、視力や聴力みたいなモノまで強化するんだからな……だがそれだけじゃないだろうな。」

―――――？力を強くするんだから、これで良いんじゃないのか？

「甘いな、俺の力がただ体を強くするだけじゃないってことだ。この世にある様々な力を司ってるんだ。切り離し独立したとはいえ大本が大本なんだ。解釈さえ変えればそれはどういう風にも変わる。お前のイメージ次第でな。」

―――――俺のイメージ次第……ねぇ

「そういうことだ。まとめるとお前のそれは限度があるとはいえお前の解釈とイメージで広がるということだ。」

最終的なまとめとして、そう言い放った金髪の男。

―――――……それは分かった。だが、何でそれを態々伝えてくれたんだ？

「……まぁ、あれだ。謝罪と慰謝料代わりって奴？」

「そう、だな……正直俺たちもお前の人生をここまで変えたかったわけじゃない。」

―――――それは、つまり……

「お前の数年前のあれは俺らにとっても予想外で、起こしたくて起きた出来事じゃないってことさ。」

「そういうことだな、所謂罪滅ぼしという奴だ……その、何だ。すまなかったな」

―――――……心中かなり複雑だが、色々と教えてくれたわけだしな。

途中で区切り、深呼吸を一回行い……

―――――今の生活も何だかんだいいもんだ、もう気にしてはいないさ。

「……そっか、それを聞いて何だか安心したかもしれない。」

「だな、胸の痞えが取れた気分だ。」

二人はどこか安堵した表情を浮かべていた。
そして同時に、引っ張られる感覚を感じ、もうそろそろお別れの時間が来たようだと察した。

「あぁ、あっちに戻る時間が来たようだな。」

「様子を見てた限り、まだもう少し何かがあるようだ……俺たちは見ていることしかできないが、頑張ってくれ。」

二人は申し訳なさそうな表情でそう告げた。

―――――なぁに、あんたらのおかげでまだ生き残れてるんだ。このまま今の騒ぎが終わるまで生き残ってやるさ。

「はっ！大口叩きやがったな？なら、生き残って見せろよ？」

「お前の人生、どこまで続くのか楽しく見ていてやる。だから、死ぬなよ。餞別もくれてやるからな。」

――――――餞別？そりゃあ一体……

それを聞くことはできず、俺は目を覚ました。

ENo.656 詩季 とのやりとり

特に何もしませんでした。

防具LV を 20 DOWN。（LV30⇒10、+20CP、-20FP）
料理LV を 20 DOWN。（LV20⇒0、+20CP、-20FP）

変化LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
武器LV を 30 UP！（LV30⇒60、-30CP）
合成LV を 20 UP！（LV50⇒70、-20CP）

ガードフォーム を習得！
クリーンヒット を習得！
フェイタルトラップ を習得！
ローバスト を習得！
ファゾム を習得！
ディベスト を習得！
ガーディアンフォーム を習得！
キーンフォーム を習得！
クリエイト：バトルフラッグ を習得！
リストア を習得！
上書き付加 を習得！
暗器作製 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

次元タクシーに乗り カミセイ区 H-4：チェックポイント《森の学舎》 に転送されました！


カミセイ区 I-4（草原）に移動！（体調30⇒29）
カミセイ区 J-4（草原）に移動！（体調29⇒28）
カミセイ区 J-5（草原）に移動！（体調28⇒27）
カミセイ区 K-5（草原）に移動！（体調27⇒26）
カミセイ区 L-5（森林）に移動！（体調26⇒25）

［805 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［434 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［475 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［199 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［404 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［266 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［193 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［143 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［148 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［309 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［219 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［98 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［105 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［99 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［49 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［83 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［15 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［32 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［64 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［40 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運
［12 / 100］ ―― 《線路》駆逐



女性の声が聞こえる。