［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

何も考えられない。


不死の死にたがりを殺す為、敵意を煽り自身の身を投じてまで
その術を探し続けてここまで来たのに、
アレはその存在を消し飛ばしてもなお無から湧いて出てくる。
何の不思議でもないように、平然と。


自分はからかわれ続けていたのだろうか。

出来もしない事を押し付けられて、足掻く様を白死木は傍で笑って見ていたのだろうか。




何も考えたくない。
何か考えなくてはならない。

相反する思考が頭を掻き回し、何も考えられない。

くわえた煙草を力任せに噛み潰す。
緩く立ち上る淡い煙ですら鬱陶しく感じて、思った以上に焦燥感と苛立ちに苛まれている事を知った。


白死木は何年も何十年も変わらないまま傍に居る。
この死にたがりを殺す方法は、最早何も思い浮かばない。

聞いた話を思い出す。
いっそ全てを不死にしてしまえば、世界を壊してしまえるだろうか。
世界が壊れたなら、誰もが忘れ去ったなら、神も死ぬのだろうか。


どうして、死にたがりは殺さなければならないんだったか。



青年はいつものように、変わらない調子で声を上げる。



ノイズのかかった頭で思い出そうとしてみる。

焼け落ちた村。
一人取り残されていた死にたがりの青年。
俗世に馴染めない者同士、普通では話せないような事もあれこれと語らった、

今となってはほんの一瞬にも思える出来事。



『僕を殺せるまで傍に居てね』






そういえばそんな話もした気がする。
そしてその場で否定した。自身の信じた道では無かったから。


怒鳴ればいいのか、落胆すればいいのか。それすらもう分からない。



『何処でもない』


それが最初から変わらない答えだ。
勝利だの敗北だの侵略だの、そんな事はどうだって良かった。
ただこの青年を殺し、自身も死ぬ事だけを考えていた。



そうだろうか。あまり良い思い出は無いが。







何も、考えられない。




何も考えられないところに突拍子も無い話が加わっていよいよ訳が分からなかった。






だが、言われて振り返るあの街での記憶は、遠い昔、本当に幸せだと信じて疑わなかった日々と重なって、馬鹿馬鹿しいと思いつつもそんな白死木の話を信じてみたいと、思ってしまった。







「君は何処に居たい？」

ENo.678 ヤト とのやりとり

ItemNo.2 うさぎの餌 を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 器用20 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

武術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
装飾LV を 5 UP！（LV80⇒85、-5CP）

狐(807) とカードを交換しました！

シークレットショット （サウザンドウインズ）


フォレストオファリング を研究しました！（深度0⇒1）
フォレストオファリング を研究しました！（深度1⇒2）
ムスケルクラフト を研究しました！（深度0⇒1）

☆メナス を習得！
☆神工鬼斧 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが4増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

不死の虜(84) は 書類 を入手！

次元タクシーで カスミ区 M-12：チェックポイント《本の壁》 に行こうとしましたが、チェックポイントが開放されていません。

チナミ区 C-4（隔壁）には移動できません。
チナミ区 B-5（水地）には移動できません。
チナミ区 B-5（水地）には移動できません。
チナミ区 B-5（水地）には移動できません。
チナミ区 B-5（水地）には移動できません。
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――