［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

「よっしゃ大成功。俺の推理は間違ってなかった！大勝利！
　あははっ何だよやればできるじゃないか！」

「どうして──」

「どうしてって、それを俺に聞くのか。少しは自分で考えてみろ」

「違う！なんで戻って来た！なんで戻って来た！なんで戻って来たんだ！
　魂まで引きずり落として、やっと決心付けて、ようやく消えるところだったのに！」

「おうおう独り善がりも自己犠牲も大概にしろ。
　そんなことされたってちっとも欠片も嬉しくないね。お前は俺なのに分からないのか？」

「だから、そのお前自身を生かそうとして──……」

「それでお前が消える結末で俺が納得すると思ってるなら、
　この深層意識と俺自身には考え方に大きな隔たりがあると認めなきゃいけないな」
















もういい、御託は結構。

どうしたいのか。どこに居たいのか。それは誰に左右されるでもなく。

お前自身が決める事だよ、菱形世論。さあ、Cross+Roseが最後に問いかける。































































































































































































































友達、先生、弟弟子。それから大切な人が待つあの街へ。
戻りたくないなんて、それこそ嘘だ。






「──イバラシティに、居たい…………」

「ちゃんと言えたじゃないか、名探偵」
















どうやって戻ればいいのかなんて簡単だったんだ。
母さん一人に否定されたところで、それは菱形世論がこの世界に居てはいけない程の力には
ならないのだと沢山の人に教えて貰った。

あの世界に居てもいい。あの世界に戻りたい。
そう思う気持ちこそがイバラシティに戻る鍵だ。
それだけを頼りに、俺はこんなところまで潜って来たんだから。
















「もしかして泣いてる？」

「うるせえよ」

「うわはははは大丈夫。俺が誰にも言わなきゃいいんだから墓まで持っていくよ」

「……で、どうするんだ結局」

「そうそう、ちょっと寄り道しないといけないんだ。
　お前が言った通り菱形世論が落下したという事実は
　どうやったって消せないしな。ちょいとばかし世界を騙しに行かなきゃならない」

「はあ？　なんだそれ、どういうことだ」

「俺達お得意の辻褄合わせをしに行くんだよ。所謂オペレーション・スクルド。
　俺の予想が正しければ、多分お前は俺に思い出させたくない過去を忘れさせた後に
　ポイ捨てしただろ。要らないと否定した。つまりここより更に下、
　地下階層に封じた記憶が捨ててある」

「う、」

「図星だ。捨てんじゃねえバカ。俺自身がそれを必要だと考えているから
　お前の否定と俺の必要が引っ張り合って均衡を保って、今の俺達と同じように
　中途半端な位置で留まってるはずなんだよ。それを掘り当てて、見つけ出して、
　今度こそ菱形世論の記憶をアンジニティに落とす。これが戻るためのAプランだ」

「Bプランあんのかよ」

「Cまであるぞ」

「聞くんじゃなかった」

「まあそう言いなさんな。
　お前が捨てた記憶なんざたかが知れてる。当ててやろうか」

「覚えてるのか？　──……母さんに刺されて殺されかけた事」

「……まあな。全部思い出したわけじゃない。そう推理しただけだ。
　身体についた傷と異能の内容を照らし合わせれば言われなくとも分かったさ。
　致命傷の先送りの異能が発動するのは二回目だし、暴力を受けた覚えはないのに
　身体に残った不自然な傷があるんだから。しかもそれらは先生に会う以前には無かったものだ。
　必然家出の日に刺されたんだろう。要らないって否定されるのも二回目か」

「思い出したらマズいと思ってたのに……俺がしてきたこと全部空回りか」

「そうは言ってないだろ。実際映像記憶として残ってたら相当なトラウマだったと思うよ。
　こうして言葉にして自分の中に落とし込んでいるだけでも結構ショックだからな。
　だから、ここは封じてくれてありがとう、どういたしまして、でいいんだ」

「そういうもんかね」

「そういうもんさ。ま、そういうわけでこのまま戻るわけには行かないんでね。
　寄り道コースと洒落こもうぜ。とはいえちんたらもしていられない。
　早くしないとあの偽物くんが大暴れしないとも限らないしな」








　──……さあ、とっとと戻るぞ名探偵！














2021年05月某日――採掘開始。

ENo.513 顔のない死体 とのやりとり


ENo.656 詩季 とのやりとり

特に何もしませんでした。

呪術LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）
装飾LV を 5 UP！（LV61⇒66、-5CP）

ハッチ(1199) とカードを交換しました！

ざわめくぬばたま （ブラックヴェール）


☆ヴァニッシュ を習得！
☆闇飾作製 を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが4増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

セロン(1258) は 鉄骨 を入手！
セロン(1258) は ミラー を入手！
セロン(1258) は 鉄骨 を入手！
セロン(1258) は ミラー を入手！

ヒノデ区 H-17（道路）に移動！（体調10⇒9）
ヒノデ区 H-16（沼地）に移動！（体調9⇒8）
ヒノデ区 G-16（道路）に移動！（体調8⇒7）
ヒノデ区 G-17（道路）に移動！（体調7⇒6）
チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

［807 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［438 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［477 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［406 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［326 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［265 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［191 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［116 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［149 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［307 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［47 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［210 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［92 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［106 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［96 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［46 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［81 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［71 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［11 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［100 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［24 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト
［54 / 100］ ―― 《変な像》揺らぎ
［10 / 100］ ―― 《白い渦》不幸
［100 / 100］ ―― 《黒い渦》不運



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　









　

ヴゥ･･･ン･････

チャット画面に何かが新たに映し出される。

　




　

　

　

　　　『次のワールドスワップのロスト候補者は53名。

　　　　――必要数を達成。次の発動が決定されました。』

　

　

　




　






少女が現れる。

　






　






　






　




　




　

　

　

チャットから消えるアダムス。

　

　

　




　






白南海もチャットから消える。

　




　

　

　

チャットが閉じられる――