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「フフ、ふふふ……やあ、こんにちは、彼方のヒト」 |
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「ふうん。きみにも“ともだち”がいるんだ。 アハハ、きみと“ともだち”は仲が良いのかな?」 |
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「はは、ははは、ハハッ……。狡いな、狡い、狡い、ずるい……」 |
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「…………。くふ。フフッ。 始めようか。手練れなのだろう?きみは。 嗚呼──楽しみだ」 |

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イツ 「……ん?」 |
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イツ 「薄紅の…… このハザマにも咲く花があるのか」 |
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イツ 「そうか、これはアンタが?」 |
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『どうシて? ドうして、どウして……』 |

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「ぴきゅー!」 |
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こめたそ 「ぎゅぴー」 |
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(それは花の香を纏う。) |


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イツ 「まぁ、こうなるか…… 毎度毎度、やるしかねぇってワケだ」 |


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(枝が騒めき、花が散っていく。) |

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「……おいで」 |

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(こどもの纏う花弁が、そっと音を立てた。) |
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「さあ、行っておいで」 |
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(それら一部に、力が分け与えられる。) |
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「 ──…… 」 |
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「「「 あそんでくれるの? 」」」 |
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イツ 「がんばれこめたそ、こめたそ…… ちょっとの時間でいいんだ」 |
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イツ 「うぉぉ、なんかつよいやつ、こいや!」 |
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イツ 「って、え……」 |
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ア░ス…▓ 「わ▒…は……ア░ス… ▓ ░……を… ▒…」 |

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「……おいで」 |

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(こどもの纏う花弁が、そっと音を立てた。) |
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「さあ、行っておいで」 |
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(それら一部に、力が分け与えられる。) |
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「 ──…… 」 |
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「「「 あそんでくれるの? 」」」 |
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「 ともだちになってよ 」 |

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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
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──澄んだ歌声 |

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(かどわかすような幻覚。) |
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(遠鳴りのように、こどもたちの声がする。) |
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『おいデ、おいで、オいで』 |
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(風もないのに舞っている。) |

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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
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ア░ス…▓ 「私は、あなたを…▓ ▒…」 |
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「 ……どうして? 」 |
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「 ──いらないこじゃ、ないよね? 」 |
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「ふむ。はてさて、次はどう手を打つかな」 |
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『ヤだ、やダやだ、やだよ……』 |

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(かどわかすような幻覚。) |

| ヨシノのカード発動! |
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『おいデ、おいで、オいで』 |
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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
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「ふむ。はてさて、次はどう手を打つかな」 |

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(遠鳴りのように、こどもたちの声がする。) |
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「……頃合いか。どこまでやれるものだろうね」 |

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(ずるりと根が立ち上がり、人型に収束する。) |
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(かげぼうしは呼吸の真似事をする。) |
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「命を賭して誰かを救おうとする者は、自分自身だけは救えない。 ……それはとても、可哀想なことだと思わないかい?」 |
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「──ぼくはそう思うよ」 |

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(あたたかな光が満ちる。) |

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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
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こめたそが、すごい勢いで回転する! |
| イツのカード発動! |

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「ぼくが傍に居るから、もう傷つかなくて良いんだ。だから、もう……」 |
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(明瞭でない言葉を呟いている。) |

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「……いかないで、いかないでよ……」 |

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(それは、ヒトを世から守るための光。) |

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(こどもたちの笑い声がする。) |

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「 …… 」 |
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今幾度もの 剣と剣を重ねたとしても The gods don’t decide who to give judgment to 戦い続ける (3/4) |

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(かどわかすような幻覚。) |
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「……いかないで、いかないでよ……」 |

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「 …… 」 |
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「 …… 」 |
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「ふむ。はてさて、次はどう手を打つかな」 |

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「ぼくが傍に居るから、もう傷つかなくて良いんだ。だから、もう……」 |
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(明瞭でない言葉を呟いている。) |

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(不可視の手があなたに触れる。) |
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(風もないのに舞っている。) |

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(誘うように、楽しげに流されていく。) |

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「 ともだちになってよ 」 |

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今幾度もの 剣と剣を重ねたとしても The gods don’t decide who to give judgment to 戦い続ける (3/4) |
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「 ……どうして? 」 |
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「 ──いらないこじゃ、ないよね? 」 |
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「ふむ。はてさて、次はどう手を打つかな」 |

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「ぼくが傍に居るから、もう傷つかなくて良いんだ。だから、もう……」 |
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(明瞭でない言葉を呟いている。) |


| ヨシノのカード発動! |
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(花弁が踊るように集まる。) |

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神々は去り 見捨てられた時代 果てしないこの 吹き荒ぶ地で 探し求めた (1/4) |
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「なかなかやるね」 |
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(ぴしり。) (弾くように、その一枚を手放した。) |

| ヨシノのカード発動! |
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スズ 「途中でバテないように休憩はしっかり取りましょうねっ!はい、ドリンクです!」 |

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(退された花弁は抵抗しない。) |
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「おや……。きみは強いんだね」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 7 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 1 6 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 1 1 0 |
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イツ 「ふぅ……」 |
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イツ 「やってみるもんだ。 まさかアレが出てくるとはな。 たしかに、アイツは俺にとってのヒーローだった……」 |
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イツ 「ああ。 まだ、花の香りが」 |
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「いや、気のせいか……」 |
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こめたそ 「ぴきゅー」 |
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* えらそうにしている * |
