［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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　様々なことに厳しい制約が課せられていた小学生の時分。
『必要以上の人付き合いをするな』という文言が重くのしかかった結果、
　友達と呼べる相手に殆ど恵まれず、それは中学生になるまで引きずることになるわけだが。
　そんな中、こちらの事情などお構いなしに話しかけてきたクラスメートが一人いた。
　くご みらい
　久護未来と名乗ったその子は、まだ低学年であった当時は年相応の元気さで溌剌とした女の子だった。
　画面の中で踊り歌う華やかで可愛らしい子への憧れが強かったらしく、
　どういうわけか、馴れ馴れしくわたしを"ななちゃん"などと呼ぶものだから、
　こちらも仕返しのつもりで"みーちゃん"と言い返したところ、
　よほど嬉しかったのかそれ以来すっかり懐かれてしまった。


『放課後はすぐ家に帰れ』というのも規則の一つであり、
　双海の屋敷までは使用人が自家用車で送迎するため、登下校に道草の余裕は一切ない。
　したがって、彼女と友達らしく過ごしていられるのは学校内の数時間だけだ。
　"くご"と"ふたみ"では席も離れているため、実際はもっとずっと短い。
　それでもあの子は暇さえ見つければわたしの席までやってきて、他愛のない話でにこにこと笑顔を見せる。

　そうやって優しく笑えるのがなんだかひどく羨ましくて、その顔を見るなり不意に泣き出したこともあった。
　涙が溢れる目に映った、あたふたするあの子の顔。
　今にもつられて泣いてしまいそうな様子に、胸の中が罪悪感でいっぱいになって。
「みーちゃんのせいじゃないよ」と伝えても、結局は二人揃って泣き腫らしてしまった。

　たくさん泣いて、疲れるくらい泣いて、それからやっときっかけを尋ねることができた。



　◆　◆　◆



「みーちゃんは、さ。
　どうしてわたしのところにきたの？」

『んー？
　ななちゃんがさみしそう、だったから』

「さみしそう？」

『いつもひとりで、ほんをよんでて……
　でもたまに、こっちをみるでしょ？
　いっしょにあそびたいのかな、っておもって。

　うちはパパもママもいそがしくて、おにいちゃんもあそんでくれないから、
　さみしくないようにがっこうではおともだちをつくらなきゃって。
　いつもみんなをみてたからわかるの。きになるけど、まえにでれないきもち』

「わたしも……
　おとうさんやおねえちゃんは、わたしのいうことをきいてくれない。
　おかあさんにはむりをさせられない。
　わたしはひとりぼっちでいなきゃいけないとおもってた」

『ね。だから、わたしはななちゃんとおともだちになりたいなって。
　ななちゃん、わたしとおんなじだもんっ』



　◆　◆　◆



　みーちゃんと関わりを持ち、お互い少なからず似た部分があると分かってからというもの、
　授業中も休み時間も、自然と彼女を目で追う回数が増えていた。
　わたしだけでなく、誰とでも明るく接しては、やはりにこにこと笑っているあの子。
　始めからともだちづくりを諦めていたわたしと正反対に、
　さみしさを埋めるため積極的に行動するその姿がとても眩しく輝いて見えた。

　わたしから話せるような事柄は殆どないので、専らあの子が一方的に話すばかりだけれど。
　たまの休みに両親とどこへ行ったとか、何を食べたとか、そんなような思い出話でも、
　わたしには遠い世界を見ているようで悲しくもあり、でも凄く楽しく聞こえたのだ。


　時は流れて、二年生の冬。年が明けてから最初の登校日。
　わたしは冬季休業を挟んで久しぶりの友達の姿を思い浮かべて胸を膨らませていた。
　ところが鐘が鳴って、ホームルームが始まっても、いつものあの席は空いたまま。

　やってきた担任の先生から開口一番「久護さんはお家の事情で急な転校が決まった」
　――と知らされた時、頭の中が真っ白になったのをよく覚えている。
　授業の内容はまるで入ってこなかったし、給食は喉を通らない。
　先生に心配されてもろくに返事も出来ず、気が付けば放課後だったほど、あらゆることが手につかなかった。

　普段はあの子のことを見て見ぬ振りをしてくれていた送迎担当の使用人も、
　その日ばかりは様子のおかしいわたしに事情を尋ね、優しく接してくれた。


　どうして一言言ってくれなかったのか、については双海の環境のせいだとわかっているから、
　どうにもならないことだとして考えないようにした。
　それでも、せめて挨拶くらいは交わしたかったという気持ちが募っていき、
　感情の処理の仕方を知らなかったわたしは自分の部屋に閉じこもってひたすらに泣いた。


　結局、小学校卒業まで、友達らしい友達は作れないまま、
　電脳化と進学による環境の変化で幾らかやり直しを望むようになったものの。
『一度得たものを失うことの怖さ』を知ってしまったわたしは、
　友達と呼べるだけの距離に他人を近付けこそすれ、必要以上の交友を阻むべく壁を作った。

　喪失感を引きずり続けることをやめ、心に空いた穴にそのまま蓋をして、
　やがて"デバイスキーパー"としての職務に就いてしばらくした頃。
　忘れこそしないが考えないようにしていた彼女と、私は思わぬ形で再会することになる。


　 　サンダーストーム
　"変幻する雷光"――というのが、そのとき界隈を騒がせていた彼女の名前だった。

ENo.195 天使様 とのやりとり


ENo.223 兎乃 とのやりとり

特に何もしませんでした。

放課後探検部(723) に ItemNo.21 藤 を送付しました。

放課後探検部(723) から 丸太 を受け取りました。

変化LV を 35 DOWN。（LV35⇒0、+35CP、-35FP）
百薬LV を 3 DOWN。（LV5⇒2、+3CP、-3FP）

武術LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）
魔術LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）
響鳴LV を 33 UP！（LV2⇒35、-33CP）
合成LV を 5 UP！（LV47⇒52、-5CP）

アイ(783) により ItemNo.21 丸太 から装飾『『電脳回路の栞』』を作製してもらいました！
　⇒ 『電脳回路の栞』／装飾：強さ436／［効果1］攻撃45 ［効果2］－ ［効果3］－

ItemNo.21 『電脳回路の栞』 に ItemNo.11 強い牙 を付加しました！
　⇒ 『電脳回路の栞』／装飾：強さ436／［効果1］攻撃45 ［効果2］器用35 ［効果3］－

放課後探検部(723) の持つ ItemNo.47 狐面 に ItemNo.12 藤 を付加しました！
アイ(783) の持つ ItemNo.20 丸太 に ItemNo.36 強い牙 を付加しようとしましたが、指定アイテムが装備品と素材ではありませんでした。

放課後探検部(723) により ItemNo.5 電閃雷斧の杖 に ItemNo.31 紅小石 を付加してもらいました！
　⇒ 博打付加！［ 1 5 4 = 10 ］通常付加
　⇒ 付加強化！効果1のLVが4増加！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが19増加！
　⇒ 電閃雷斧の杖／呪器：強さ786／［効果1］攻撃44 ［効果2］火撃15 ［効果3］自滅38【射程2】

スズ(485) とカードを交換しました！

いたずらな風 （トキツカゼ）


ライブラリ を研究しました！（深度0⇒1）
ライブラリ を研究しました！（深度1⇒2）
ライブラリ を研究しました！（深度2⇒3）

マーチ を習得！
カースワード を習得！
ブレイブハート を習得！
ディプラヴィティ を習得！
チェインリアクト を習得！
ルージィグージィ を習得！
巧技 を習得！
呪音 を習得！
ノクターン を習得！
ソウルビート を習得！
アウデンティア を習得！
ナイトフィーバー を習得！
石破天驚 を習得！
プレリュード を習得！
ヒートウェイブ を習得！
スリラー を習得！
付加強化 を習得！
ソードブレイカー を習得！
カーボナイズ を習得！
カオス を習得！
ファイアプレデター を習得！
プルート を習得！
スーパーパフォーマンス を習得！
ブラッドサッカー を習得！
活火激発 を習得！
大叫喚 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

七夏(12) は 月夜茸 を入手！
放課後探検部(723) は 月夜茸 を入手！
アイ(783) は 月夜茸+1 を入手！
じいや＆ねえさん(814) は 榧 を入手！
放課後探検部(723) は 甲殻 を入手！
アイ(783) は 立派な羽 を入手！
七夏(12) は 装甲+2 を入手！
七夏(12) は 立派な羽 を入手！

アイ(783) に移動を委ねました。

カスミ区 R-18（草原）に移動！（体調20⇒19）
カスミ区 S-18（草原）に移動！（体調19⇒18）
カスミ区 T-18（山岳）に移動！（体調18⇒17）
コヌマ区 A-18（山岳）に移動！（体調17⇒16）
コヌマ区 B-18（山岳）に移動！（体調16⇒15）

［826 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［447 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［491 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［198 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［402 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［323 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［246 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［182 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［103 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［145 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［141 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［277 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［35 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［147 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［77 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［93 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［67 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［43 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［66 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［100 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護
［55 / 100］ ―― 《苺畑》不安定性
［0 / 100］ ―― 《荒波》強き壁
［0 / 100］ ―― 《小集落》猛襲
［0 / 100］ ―― 《落書き壁》リアクト



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　･････ヴオオォォォ･･･ッ！！

　

　

　

チャットに響く走行音。

　

　

　



　

　

　　　ヴォンヴォンヴォンヴォンッ

　

　




　

アルメシアがバイクで登場する。

　

　

　








　








　

　

　







　

　

　　　――ザザッ

　

　

　

　

チャットが閉じられる――