［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

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　──お母さんはどうしてお父さんのことを「コウくん」っていうの？
　──マヤちゃんが生まれる前は、お父さんはお父さんじゃなかったから「コウくん」だったのよ。
　──ふーん……
　真夜は少し考えてから、いかにも名案を思いついたという笑顔で言う。
　──わたし、コウトのこと「コウくん」って呼んでもいい？　わたしの「コウくん」！
　陽子は苦笑しつつも嬉しかった。

　あの時期、自分は間違いなく幸福の中にいた。



　久しぶりに夢見が良かった。よく眠れた気がする。時計を見れば、いつもよりも1時間ほど長く寝ていたようだった。
「大変。急がないと」
　あわてて寝室を出ると、真夜がまだ家にいた。
「マヤちゃん、まだいたの？」
「うん、今日は午前休。昨日言ったと思うんだけど」
「ごめんなさい。聞いてなかったみたい」
「聞いてなかったのはいいんだけど、疲れてるからなんじゃない？　そっちのほうが心配」
　お父さんも心配してたよ、と言いかけて自制する。母が父をどう思っているかはまだなんともいえない。せっかくの柔らかい空気を変えたくはなかった。
「そうね……できることが大してあるわけじゃないのは分かってるんだけど……」
「詳しい話は聞かないほうがいいんだと思ってるけど、愚痴くらいなら聞くから」
「ありがと。本当に参ったらお言葉に甘えさせてもらうわ」
「うん。コウくんもそっち方面に進むのよねえ。私だけ話に参加できないのはちょっと悔しいし……コーヒーと、トーストとスクランブルエッグでいい？」
　言いながら真夜は母のために食事の準備をする。
「……うん」
　陽子は自分でやると言おうとしてから思い直し、素直に娘の厚意を受けることにする。娘が自分を気遣ってくれているのがよく分かる。
「昨日のハーブティーおいしかったわ。ありがとう」
「『あれがおいしいって感じたら、心が弱ってる証拠』って話だよ。受け売りだけど」
「そうなの？　やっぱり休まないとだめね……」
「休めるときは休まないと、頭が働かなくなって結局効率が悪いって、受験勉強中にお母さんに言われたの覚えてるよ……はいコーヒー……ミルク入れちゃったけど、いい？」
「うん、ありがと……そうね。人になら言えるのにね」
　真夜はコーヒーにミルクを入れる派だった。ブラック派の自分は普段入れないのだが、素直にミルク入りをもらう。真夜と話をしていて、自分で思っている以上に疲れていると自覚する。
　トースターが鳴った。
「自分で取るわ」
　陽子はトーストを取ってマーガリンを塗る。
　スクランブルエッグを焼く、バターの香りがキッチンから流れてくる。
　トーストをかじりながら、今も間違いなく幸福であると感じる。

「なるようになる、か……」
　夫だった光二郎の口癖だった。
　そのいい加減さは陽子には疎ましくもあり、羨ましくもあった。
　結果だけ見れば、すべての事象はそうだろう。
「だから、みんな、そうなるように、あるいは、そうならないように、努力してるんでしょ」
　何度も同じ話をした。水掛け論だが、二人なりのコミュニケーションでもあった。

「はい、お待たせ」
　真夜がスクランブルエッグを持ってきたので回想を中断する。
「お母さん、さっきよりいい顔してるよ」
「え？」
「うん。ちょっと嬉しそうな感じに見えたけど」
「そう……？　ありがとう」
　素直に認めたくはないが、少なくとも真夜も煌都も光二郎がいなければ存在していないのは事実だった。
　その点はまさしく、光二郎に感謝しなくてはいけないことなのだろう。



「お母さん、のんびりしてるとこ悪いんだけど……」
「あ、もうこんな時間？　急いで食べないと！」
　幸福な時間はいつまでも続かない。
　いつだって、そういうものだ。
　陽子は再び慌ただしい時の流れに戻っていった。

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--月--日（--）
なんか、オレって何も出来ねーな～～～……。
たまに、自信なくす。
そんな暇ないんだけど。


1月22日（月）
シュリ先輩に練習試合の相手をしてもらう。
瑞稀とやったときに活用の多彩さに感銘を受けて、
試しにやってみたけど、
今のオレには課題が多すぎる。
何から手を付ければいいのか。まずそこからだ。


1月31日（日）
シモヨメに行った帰りにイツハちゃんと偶然会ったので話し込む。
バレンタインかあ。
いちまちゃんどんなのくれるかなあ。
オレもなんかあげようかな。


2月5日（金）
あれから三ヵ月。
ようやくエルフのハゲが治ったのでいちまちゃんに連絡した。
これで安心だ。

ENo.587 いちま とのやりとり


ENo.958 時琵鬼神 とのやりとり


ENo.1647 まる とのやりとり

ItemNo.18 皮 を破棄しました。

まる(1647) から ビーフ を手渡しされました。

ItemNo.19 ビーフシチューオムライス を食べました！
　体調が 1 回復！（17⇒18）
　今回の全戦闘において 活力5 体力5 防御5 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

まる(1647) から ダンボール を受け取りました。

武術LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）

ItemNo.18 ビーフ から魔香『エア焼肉』をつくりました！
　⇒ エア焼肉／魔香：強さ11／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］防御5

まる(1647) の持つ ItemNo.36 ビーフ から魔香『エア焼肉』をつくりました！
ItemNo.7 不思議な食材 から料理『タルト・オ・シトロン』をつくりました！
　⇒ タルト・オ・シトロン／料理：強さ45／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10


まる(1647) により ItemNo.12 移ろう帚星 に ItemNo.19 ダンボール を付加してもらいました！
　⇒ 移ろう帚星／装飾：強さ225／［効果1］風柳25 ［効果2］守護15 ［効果3］－

菫(450) とカードを交換しました！

守護天使 （マーシャルアーツ）


ゴッズディサイド を研究しました！（深度2⇒3）
クリエイト：ワンダーランド を研究しました！（深度0⇒1）
クリエイト：ワンダーランド を研究しました！（深度1⇒2）
クリエイト：ワンダーランド を研究しました！（深度2⇒3）
ムスケルクラフト を研究しました！（深度0⇒1）
ムスケルクラフト を研究しました！（深度1⇒2）
ムスケルクラフト を研究しました！（深度2⇒3）
バーニングカード を研究しました！（深度0⇒1）
バーニングカード を研究しました！（深度1⇒2）
バーニングカード を研究しました！（深度2⇒3）
ディビジョン を研究しました！（深度1⇒2）
ディビジョン を研究しました！（深度2⇒3）

シュロム を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

コウト(1636) は 紫水晶 を入手！
まる(1647) は 岩塩 を入手！
まる(1647) は 不思議な粉 を入手！
コウト(1636) は ビーフ を入手！
コウト(1636) は 橙色の果実 を入手！
コウト(1636) は ビーフ を入手！

マガサ区 R-2（山岳）に移動！（体調18⇒17）
マガサ区 S-2（森林）に移動！（体調17⇒16）
マガサ区 T-2（山岳）に移動！（体調16⇒15）
ミナト区 A-2（山岳）に移動！（体調15⇒14）
ミナト区 B-2（山岳）に移動！（体調14⇒13）

MISSION!!
マガサ区 S-2：スターロッジ が発生！
　　 - コウト(1636) が経由した マガサ区 S-2：スターロッジ
　　 - まる(1647) が経由した マガサ区 S-2：スターロッジ

［842 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［448 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［201 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［325 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［240 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［174 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［96 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［142 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［131 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［251 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［32 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［110 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［62 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［72 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［55 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［27 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［46 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢
［23 / 100］ ―― 《屋台》更なる加護



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




　




　








　






着物の裾を上げ、脚を見せる。

表面がドロドロし、変色している。

　








ふたりの全身をじーっと観察するカグハ。






ふたりの裾を戻すエディアン。

　

　

　






　

　

　

チャットが閉じられる――

海と星空に囲まれたスターロッジ。

入口すぐ近くのベンチに、青年が座っている。

　






星空を背に、確かにそこにいるのだが何だか存在が希薄そうに感じる。

　





空がピキッと割れて、裂け目から小さな光が漏れ出てくる。

　




ジョシュアが弦楽器を奏でる。

綺麗な音色とともに、光が少しずつ消えてゆく。