［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

http://lisge.com/ib/talk.php?dt_p=4258&dt_s=0&dt_sno=9067044&dt_jn=1&dt_kz=100からの続き。

……

「……ゲホッ、ゲホッ。上方向に指向性を持たせたとはいえ、やはりこの距離では爆風も届くか。」

ハザマのとある場所。
廃墟と化した建物が立ち並ぶ一角が砂煙で包まれている。
それだけではない。辺りに立ち昇るのは血と硝煙の臭い。
たった今、ここで爆発が起こったのだ。

次第に煙が晴れてくる。そこには二人の人間がいた。
片方は傷を負った脇腹から溢れ出る血を押さえながらも、壁に寄りかかって立つ白髪の少女、天啓崎 久遠。
そしてもう一方は……爆発を諸に受けたのだろう。両脚を吹き飛ばされ地面に転がっている黒髪の少女、皆藤 千穂だった。


ふらつきつつ横たわる皆藤を見下ろし、吐きかける様に勝ち名乗りを上げる。
皆藤はそれに対して何の返答もせず、赤に沈むだけだった。

とはいえ天啓崎もかなりの痛手を負っていた。
皆藤を倒した事で緊張が解けたのと同時にアドレナリンが切れ、忘れていた痛みが戻ってくる。

「っぐ…！は、早くベースキャンプに戻らなくては…
次元タクシー、呼び出し…　指定ポイント、〇〇区、×-△……確定。」

端末からcross+roseを起動し、次元タクシーを呼び出す天啓崎。
どれだけ深手を負おうと自陣のベースキャンプに戻りさえすればどうにでもなる。
そんな思いで、呼び出しするか否かを確認する画面に対し、人差し指で『YES』に触れたその瞬間…

左脚をがし、と掴まれる。

「……なっ！！」

反射的に足元を見下ろす天啓崎。

その脚を掴んでいたのは、腿から上だけになった皆藤千穂だった。
そのまま天啓崎を地面に引き倒そうとする。
天啓崎が中途半端に跳び退こうとした事もあり、バランスを崩され背中を地面に打ち付けた。

「この……！死に損ないがぁぁぁ！！」
「クぅぅぅおぉぉぉんんん！！」

腕の力だけで仰向けになった天啓崎に馬乗りになろうと這いよる皆藤。
それを阻止せんと蹴り飛ばそうとするも、怒りに自我と痛みを忘れた皆藤には通用しなかった。
３、４回程足蹴にされるが、皆藤は天啓崎の胸骨に体重を掛ける体勢に移ることに成功した。

「ぐっ…！悪足掻きを！武器もないお前に何ができる！」
先程天啓崎は、皆藤が手にしていたナイフは爆風で数十ｍ先に吹き飛ばされていたのを目にした。
このマウントを取られた状態で数発殴られた所で自分の勝ちは揺るがない。
…そう思っていた天啓崎の胸に、皆藤はそっと手を置いた。

「……『Z.O.N.E.』。」

静かにそう呟き、異能を発動させる。
ただしその対象は自身の体内ではなく、天啓崎。手を触れている先。即ち、その心臓周辺。
その範囲を限定的に減速させる。その速度、通常の1/1000倍。

それは事実上の心停止だった。

「……！！か、は…！」

心臓だけが動かない。殆どの生命にとっての致命傷。
呼吸もできないし、手足も動かせない。視界がみるみる内に闇に閉ざされていき、思考はままならない。
迫る死に、天啓崎の顔は恐怖に歪む。





「……た…」
「たす……け…」
青ざめていく顔。残る力で天啓崎が弱々しく皆藤に乞う。
「……」
皆藤は、異能を解除しない。

「…ぁ…」
「……」
皆藤は、異能を解除しない。

「……」
「……」
やがて、天啓崎の頭ががくり、と力なく横に項垂れた。
皆藤は、異能を解除した。



本来の時間を返された天啓崎 久遠の心臓は、動かない。
見開いた、しかし光の無い瞳は未だ皆藤を見つめる。
それに皆藤が気づいたのは、全てが終わった後だった。

「……ぁ、ぁあ…」

気付く。……全てが取り返しのつかない事態に至ってしまったというコトに。
それと同時に薄まる意識。
千切れとんだ腿から失われていく血液はこれ以上皆藤に意識を持つことを許さなかった。
視界が、闇に包まれていく。















「……あー、どうしたもんかねぇコレは。」

数十秒後、この惨状を前に困ったようにポリポリと頬を掻く中年の男が立っていた。
その背後には白地に緑のラインが入ったハイヤー。天啓崎が呼んだ次元タクシーの運転手だ。

片やイバラシティ陣営、片やアンジニティ陣営。
一体どちらが呼んだのか、どちらをどの陣営のベースキャンプに運べばよいのか。
どちらも答えられそうにないときたのだから当然だろう。

「ん～……よし、決めた。」

そう言って男は、皆藤を抱えて後部座席へと運ぶ。
足を失った分軽くなった体をシートに横たえると、自分は運転席に座り、シートベルトを止める。
キーを差し、エンジンをふかす。そうして発進しようとする前に、窓を開け、残された物に声を掛ける。

「……悪いな、嬢ちゃん。俺の仕事は『参加者』を運ぶ事なんだ。
そうじゃない奴は対象外でね。
……じゃあな。安らかに眠りな。」

そう告げ、運転手はアクセルを踏んだ……

ENo.1603 メイヴィス とのやりとり

貴登子(260) から 紅緋色のナイフ を手渡しされました。

ゾンビを一掃すると、物陰から再び何かが現れる。

　



ロストのフレディオ･･･のようだ。

　




周囲に散乱したゾンビを眺め、




　

こちらの姿をじーっと確認する。






真剣な眼差しで訴える。

　




考え込むフレディオ。

　

　

　





フレディオは芋焼酎を欲しているようだ。

エロ本と間違えないよう注意しなければならない。

ものすごい木材（1500 PS）を購入しました。

時空LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）

りこ(236) とカードを交換しました！

トールハンマー （トールハンマー）


ソードブレイカー を研究しました！（深度0⇒1）
ソードブレイカー を研究しました！（深度1⇒2）
ソードブレイカー を研究しました！（深度2⇒3）

☆ブラーゼン を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが2増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

チホロボ(612) は 人形+1 を入手！
貴登子(260) は 毛+1 を入手！
あおい(1659) は 人形 を入手！
あおい(1659) は 毛 を入手！
チホロボ(612) は 腐肉+2 を入手！
メイヴィス(1603) は 腐肉 を入手！
貴登子(260) は 腐肉+1 を入手！
チホロボ(612) は 腐肉+1 を入手！
貴登子(260) は 腐肉 を入手！
貴登子(260) は 腐肉 を入手！
あおい(1659) は 腐肉+3 を入手！
チホロボ(612) は 腐肉 を入手！
メイヴィス(1603) は 腐肉 を入手！
貴登子(260) は 腐肉 を入手！
貴登子(260) は 腐肉 を入手！
チホロボ(612) は 腐肉+1 を入手！
あおい(1659) は 腐肉+1 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - チホロボ(612) の選択は リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》

MISSION!!
マガサ区 S-16：ヨシバラ を選択！
　　 - チホロボ(612) の選択は マガサ区 S-16：ヨシバラ

［860 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［320 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［225 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［161 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［91 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［144 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［129 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［221 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［92 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［58 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［64 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［51 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［23 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［14 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




久しぶりにチャット画面に映るふたり。

　





引きつったような表情。

　







　





　





　

　

　

　




　

　

　

不自然にチャットが閉じられる――

ネオン輝く歓楽街、ヨシバラ。

　

何故だかネオンの代わりに

たくさんの提灯が街を照らしている。

　

どんちゃん、どんちゃん･･･

どこからか、太鼓や三味線の音色も聴こえる。

　

　

　

そんな街を多くの男女が歩いている。

みな黒い着物に身を包み、顔には黒い狐面――

　

　




　

　



瓦屋根の上、声の主と思われるひょっとこがこちらを見ている。

　

　




　

その声に反応するかのように、道行く狐面が襲い掛かる！