［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

※※※　今回、虫の絵があります。苦手な方はご注意ください。　※※※

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◆◆◆ 前回のあらすじ ◆◆◆

神同士の争いとなった宗教大戦から復興しつつある世界で、
人々は魔力資源の獲得を求めて新大陸へと開拓団を派遣。
先遣隊の探索は順調に進み、一行は山麓の樹海へと足を踏み入れた。



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現在先遣隊が進んでいるのは、後に『逢魔の森』と呼ばれることになる山麓の樹海。
地面の下にあったために汚染を逃れた、あの黄泉比良坂の土を使って作られた土地だ。
全身を探窟家のような重装備で固めた男達が、腐葉土を踏みしめる。


この森は大戦後の新世界に大量発生した※マナが豊富なためか、
樹木の生育が前世界と比して非常識な速度で進んでいる。


藪をマチェットで切り拓き、陰鬱とした森を進む。
頭上までをみっちりと埋め尽くす葉によって日光はその殆どを遮られ、
正午前だというのに照明が必要だ。そのせいで背の低い植物は生育できないようであり、
思っていたよりは歩きやすいが。

まるで怪物の腹の中を歩いているような錯覚を覚え、怖気が走る。
爪先や踵を雑多な小動物が掠めていく。虫か獣か、無害であることを祈る。
森は寒く、指先を温めようと吐いた息が白い。





隊員が振り向いた先には、未開の森を探索するには明らかに場違いな格好の男性が一人。
白地に青の差し色が際立つ神司のような、何とも神秘的で厳かな服装だ。

狐のような胡散臭い顔と色の白い肌、白い上着とは対照的な
漆色の黒髪と深い紺桔梗の袴が、森の作る闇にふわりふわりと泳いでいる。

彼は胸の前に二本指を立てて札を挟み集中している様子だったが、
話題が自分へ向いたことを認めると視線をそちらに向ける。
弥生人顔の細い目をさらに細めて、にんまりと笑ってみせた。




柔らかい訛りを含んだ言葉に、どこか華のある物腰。
言葉尻からは、彼の自信の丈が感じ取れるようだ。





しかし実際、話に聞いていた“推測される危険存在”には一度も遭遇していない。
邪気祓いや結界というのか。詳細は分からないが、効果はあるのだろう。



・・・・・

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進み続けて1時間と少し。
一行は、とある物を発見する。



　　　　　　　　　　　　　　　 　 かむやしろ
土塊で盛られた土台に、木製の厳かな 神社 が建っている。
どんな木材を使用しているのか、その木肌は真っ黒だが光を反射をしないことから
漆塗りではないことが分かる。

大人二人がなんとか並べる程度の短い階段が建物の正面から下りており、
地面から3メートルほどの高さにある本殿への扉はしっかりと閉じられている。






顔を見合わせ、生唾を飲み込む先遣隊員たち。






ヒィッ、と情けない声を上げる痩身の男をからかうように、
“水都瀬”がカラカラと笑う。




言葉が急に途切れたかと思うと、“水都瀬”が痩身の男を蹴飛ばす。




瞬間、びゅうんと風を切る音が響く。
音は二人の間を通り抜け、男がいた場所の地面がごっそりと抉れた。
土砂と落ち葉が盛大に巻き上がり、不気味なほどの静寂が破られる。





辺りを見回すが、頭上で木の葉がガサガサと音を立てるばかり。
と、その中で社へと向けた視線があることに気付く。

本殿の扉が開いていた。




“水都瀬”が祝詞を諳んじ終わるか否かという瞬間にズドンと下腹に響く鈍く大きな衝突音。
音に合わせて木と地面が振動し、擦れた枝葉が飛び散る。
肉でできたトラックが交通事故を起こしたら、こんな感じなのかもしれない。

“水都瀬”が構えた札の先、数十センチ。
見えない透明な壁に阻まれるように、それは居た。








　


※：正確には大戦前にもマナは存在したが、非常に低濃度だった。



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ﾜｰﾜｰｷｬｰｷｬｰ…………

ENo.229 神の力 とのやりとり


ENo.326 陽 とのやりとり


ENo.422 竜人王ウルガレス とのやりとり


ENo.543 禍根 とのやりとり

ItemNo.5 AROMA-STIC（金木犀） を使用しました！
　魔香のため、体調は回復しなかった。
　今回の全戦闘において 魔力40 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

百薬LV を 5 UP！（LV15⇒20、-5CP）
料理LV を 10 UP！（LV22⇒32、-10CP）

『日向月都』(278) により ItemNo.21 不思議な布 に ItemNo.26 不思議な粉 を合成してもらい、活力漲るアンテナ に変化させました！
　⇒ 活力漲るアンテナ／素材：強さ35／［武器］混乱30(LV60)［防具］反乱30(LV60)［装飾］防狂30(LV60)

風花(942) により ItemNo.21 活力漲るアンテナ から薬箱『桔梗薬箱：礼装・夜行行灯』を作製してもらいました！
　⇒ 桔梗薬箱：礼装・夜行行灯／薬箱：強さ190／［効果1］防狂30 ［効果2］－ ［効果3］活力33

『日向月都』(278) の持つ ItemNo.21 活力漲る緑の羽根 から装飾『シンプルな腕時計』を作製しました！
禍根(543) の持つ ItemNo.31 活力漲る緑の羽根 から装飾『⾼感度センサー Type.08』を作製しました！

禍根(543) により ItemNo.21 桔梗薬箱：礼装・夜行行灯 に ItemNo.19 腐肉 を付加してもらいました！
　⇒ 特質強化！効果3のLVが11増加！
　⇒ 桔梗薬箱：礼装・夜行行灯／薬箱：強さ190／［効果1］防狂30 ［効果2］耐疫15 ［効果3］活力44

少年兵キリコ(484) とカードを交換しました！

DX燃え盛る剣 （レーヴァテイン）


ブラーゼン を研究しました！（深度0⇒1）
ブラーゼン を研究しました！（深度1⇒2）
ブラーゼン を研究しました！（深度2⇒3）

インフェクシャスキュア を習得！
衰弱耐性 を習得！
クライオセラピー を習得！
ディビジョン を習得！
ポーションラッシュ を習得！
美酒佳肴 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

『日向月都』(278) は ボールペン を入手！
禍根(543) は 変な金具 を入手！
寧音(870) は 釘+1 を入手！
桔梗(1012) は ボールペン を入手！
禍根(543) は ボルト を入手！
寧音(870) は ビーフ を入手！
桔梗(1012) は 栄養ドリンク+1 を入手！
寧音(870) は ビーフ を入手！
桔梗(1012) は 栄養ドリンク を入手！
『日向月都』(278) は ガラス瓶 を入手！

禍根(543) に移動を委ねました。

アライ区 D-12（道路）に移動！（体調11⇒10）
アライ区 E-12（草原）に移動！（体調10⇒9）
アライ区 F-12（チェックポイント）に移動！（体調9⇒8）
アライ区 G-12（草原）に移動！（体調8⇒7）
チナミ区 D-2（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - 『日向月都』(278) の選択は リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》
　　 - 禍根(543) の選択は リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》

MISSION!!
アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》 が発生！
　　 - 『日向月都』(278) が経由した アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》
　　 - 禍根(543) が経由した アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》
　　 - 寧音(870) が経由した アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》
　　 - 桔梗(1012) が経由した アライ区 F-12：チェックポイント《赤い灯火》

［860 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［193 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［400 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［320 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［225 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［161 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［91 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［144 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［129 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［221 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［28 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［92 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［58 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い
［64 / 200］ ―― 《図書館》蜂のように刺し
［51 / 200］ ―― 《赤い灯火》蟻のように喰う
［23 / 200］ ―― 《本の壁》荒れ狂う領域
［14 / 100］ ―― 《珈琲店》反転攻勢



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　




久しぶりにチャット画面に映るふたり。

　





引きつったような表情。

　







　





　





　

　

　

　




　

　

　

不自然にチャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！