
棘の頂
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ハザマに生きるもの
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"Cloak Room, Pick up." |
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雫 「No.7 Gleb Melnikov, No.32 Emma Robinson, No.64 Tomoki Miura, No.65 Masataka Tojo,」 見れば、捕らえられた薄い板には確かに"7"、"32"、"64"、"65"と それぞれに数字が彫られている。 |

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硬い4つの音。 その先には大小の4つのケースがいつの間にか置かれていた。 |
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他のケースからも次々と武器や補給物資が姿を現した。 |
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ケースの後ろからシークがこっそり顔を出して様子を伺っている。 |
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雫 「こちらが受ける想定ダメージ、獲得できる影響値……バランスを見て行かなくちゃあね」 |




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火 水 風 地 光 闇 |
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雫 「ただでやられる訳ないでしょ、このあたしが!」 |
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硬い物音と共に新たなケースが出現する。中には補給物資が入っている。 |
| 雫のカード発動! |
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雫 「…真向正面からの持久戦って、あまり向いてないのよね、あたし」 |
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雫 「…味しないのよねぇ、この肉って 食えるから良いんだけど」 |

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雫 「ただでやられる訳ないでしょ、このあたしが!」 |
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雫 「いい目出しなさいよ」 |

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くるくると雫の周囲を飛び回っている。 |
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……邪魔しないで、シーク ケガするから後ろ行ってて |
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雫 「ただでやられる訳ないでしょ、このあたしが!」 |
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雫 「あたしはイバラシティに戻るのよ…こんな所で遊んでなんかいられない!」 |

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雫 「良い読み…だけどまだまだね」 |
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雫 「そこをどいて!邪魔をするなら排除するわよ!」 |

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雫 「…………」 |

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雫 「…駄目ね、身体が疼くわ…むず痒くて、息苦しくて…」 |
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雫 「その程度?」 |
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雫 「そこをどいて!邪魔をするなら排除するわよ!」 |

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雫 「手こずらせてくれるわね」 |
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雫 「………自分の無能さほど死にたくなるものは無いわね…」 |
| 雫のカード発動! |
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雫 「駄目よ…まだよ!まだ終わらせない!!!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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雫 「………」 |
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シーク 「め」 シークが控えめに声を掛ける。 …どうやら気遣っているようだ。 |
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雫 「…………」 |
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雫 「………大丈夫 無事に勝てて良かったわ 行きましょう、シーク」 |
