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雫 「………?」 わずかに眉を顰める。 目の前にいる |
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勿論、何がと問われても具体的な答えは出て来ない。 ……改めて見ても、別に何もおかしい所はない。 |
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だってそうだろう? 平均的な容姿で、典型的な行動と常識的な言動をする きっと、何も、どこも、おかしくはないのだから。 |
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"Cloak Room, Pick up." |
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声掛けに応えるようにして薄暗い光が足元に湧く。 溶けるような青が、薄く周囲を照らした。 |
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チリチリと何処からか音がして、その元を辿ってみれば、 いくつもの小さい金属板が押し出されるようにして空間から湧いて出ている。 その内のいくつかを選び、指先に絡め、更に何処かへと声を掛けた。 |
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雫 「No.7 Gleb Melnikov, No.32 Emma Robinson, No.64 Tomoki Miura, No.65 Masataka Tojo,」 見れば、板には確かに"7"、"32"、"64"、"65"と それぞれに数字が彫られている。 |

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硬い4つの音がして、足元を見ればそこには大小の4つのケースがいつの間に在る。 |
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手慣れた手付きで装填を終える。 |
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他のケースからも次々と武器や補給物資が姿を現した。 |
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雫 「……ただ火をつけて焼き払えばいい……って訳じゃあなさそうね」 |


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雫 「本来あたしの戦い方って、準備に準備を重ねた上で圧倒的物量でゴリ押し …って感じなんだけど、ここじゃあそれも出来ないのよね 本当、嫌になるわ」 |

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雫 「それでも最低限の装備はあるんだから、これでチマチマやっていくしかないって訳」 |

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硬い物音と共に新たなケースが出現する。 中には補給物資が入っている。 |
| 雫のカード発動! |
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雫 「落ち着いて…ペースを確保して」 |
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雫 「ただでやられる訳ないでしょ、このあたしが!」 |
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雫 「さあ行くわよ、痛い目見たくなかったら構えなさい!」 |


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雫 「駄目ね…身体が疼くわ…むず痒くて、息苦しくて…」 |
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雫 「ただでやられる訳ないでしょ、このあたしが!」 |
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雫 「良い読み…だけどまだまだね」 |
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雫 「当たらない!」 |
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雫 「ああ、渇く……身体が…あたしの肉が…内臓の内側から渇いて渇いて堪らない…!」 |
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雫 「くそ…酷い気分だわ 死んでしまいたい程に酷い気分よ 最悪ね」 |
| 雫のカード発動! |
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雫 「駄目よ!まだ終わらせないわよ…続行、続行、続行、続行!続行!!続行!!! 影響値が要るのよ、こんな所で倒れてたまるか!!!」 |
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雫 「悪いわね ここらが潮時、引かせて貰うわ」 |
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6 0 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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