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レイジ 「かつて、俺は通信で君との手合わせを願った。 だが、まさか……本当に叶うとは。 僥倖というべきか、はたまた悲劇か…… せめて今は、この偶然を楽しもうじゃないか」 |
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レイジ 「見せてくれ、君の持つ力、その可能性を」 |
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嗤う手袋 「よ ろ し く な お二人さん ギャハハハハハハハハハハハハ」 |
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夏海 「……おや?ここで当たるとは思わなかった。」 |
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夏海 「まぁ私から影響度取ってもたかが知れてるだろうけど、一応手抜きせずにやらせて貰おうかな。」 |

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神宮 「…そう…。貴方と、戦うことになるんですか。」 |
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神宮 「殺されないよう、気をつけてくださいね…。」 |

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ハナ 「力を求め」 |
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ハナ 「闇の加護を受け」 |
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ハナ 「その目は常に光を見つける」 |
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──周囲の温度が下がっていく… |
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──黒と紅の魔力が集う。 |
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神宮 「逝こうか…」 |
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──黒と紅は花へと変わる。 |
| レイジ 『 God's in his heaven. All's right with the world. 』 ――神は天にあり、世はすべて事もなし 少年と青年の入り混じった声で、 彼等は、己の世界の摂理を示す。 |
| ジェネシス 『 Hammer of genesis, Falling down in the moonlight. 』 ――創世の撃鉄、月光に落ちる ヘッドギア越しのくぐもった声で、 創世の名を持つ革命家は、過日の決戦を幻視する。 |
| ジェイク 『 Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster. 』 ――怪物と戦う者は、 その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ 人造の蒼き戦士は、 レイジへ向け、自戒にも似た忠告を刻んだ。 |
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レイジ 『 EGO Firewall......First Domain Cracking. Dimensional Intervention Network Construction. Subject X-153, S-01G and D-37J...... Access the Archive !! 』 周囲に展開するARウィンドウに表示されていた文面が、一斉に同じ文章に変わる。 電子音と共に、レイジの肉体はノイズに変換され、完全に霧散する。 |
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レイジ 「《矛盾補完・封印記憶》 (リスペック・パンドラ)!」 そして、レイジは己の秘匿を暴露した。 三つの被験体のデータを繋ぎ合わせ、完成された兵器としての本質を。 |
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夏海 「《パラレルレコーダー》起動、事象再生。」 |


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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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嗤う手袋 「ギャハハ 挨拶代わりだぁ 受けてみな?」 |
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──華の香りが漂う。 |
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レイジ 「まずは光剣をもって威を示そう。 ――閃け、アーゲンティア!」 叫びを上げ、レーザーブレードを抜き放つ。 吹き荒れる溶断の熱波と共に、純粋なエネルギーの刀身が形成された。 |

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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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嗤う手袋 「少しは頑張ってみろや?ハナさんよぉ・・・ ギャハハハハハハハハハハハハ」 |
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ハナ 「…五月蠅いなコイツ」 |
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周囲が静まっていく… |
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神宮 「これで…」 |
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レイジ 「借り受けるぞ…… モーショントレース、紅華散撃!!」 |
| レイジのカード発動! |
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レイジ 「ターゲットに甚大なダメージを確認。このまま押し切る!!」 |
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レイジ 「次に瞬くは創世の名銃。 ――目覚めよ、アウルマグナ!」 刀身を形成したレーザーブレードをそのままに、 新たにレーザーマグナムを構える。 マニピュレータを介して電力を注入し、臨界直前でアイドリングさせた。 |
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夏海 「きっついなぁ…。」 |
| 夏海のカード発動! |
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温かな光が周囲を照らし出す―― |
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夏海 「《事象再生》…よし、行くよ…!!」 |

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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「砕けな」 |

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ハナ 「こんなもんか」 |
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神宮 「我が血は百薬へ変ずる。」 |
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レイジ 「アーゲンティア、アウルマグナ、ホノカグヅチ。 全武装、臨界駆動確認。 これで条件は揃い切った……!」 |
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レイジ 《エメス・ドライヴ、モノポールエンジン、エネルギーバイパス接続》 《デュアルドライヴ承認。セーフティー全段解除》 「見せてやろう…… これこそが、俺の本当の力だ!!」 |
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夏海 「私って回復以外やる事無いのかな……?まぁいいか、《事象再生》っと。」 |
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レイジ 「悪いが、それは見えている!」 |
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静かに敵を睨みつけた… |

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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「力が集まる」 |
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神宮 「我が血は百薬へ変ずる。」 |
| レイジ ジェネレーター出力上昇。デュアルドライヴ、正常稼働中…… |
| レイジ ジェネレーター出力上昇。デュアルドライヴ、正常稼働中…… |
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夏海 「まー…少しは身体を使うか。」 |


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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「砕けな」 |

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神宮 「我が血は百薬へ変ずる。」 |
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神宮 「たとえ泥をかぶろうと。」 |
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神宮 「牽制だが…」 |
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レイジ 「その一撃、撃ち落とさせてもらおう!」 |
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神宮 「遅い…。」 |
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神宮 「お願い……うん……」 |
| 詩季のカード発動! |

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レイジ 「今こそ、ここに示そう。 俺の持つ絶技、その極致の一つを!」 光剣と光学銃が、巨砲と合一し融合する。 三つの兵器が、本来の姿を取り戻す。 |
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レイジ 《Denial Buster Blade......Stand by》 |
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レイジ 「創世の名銃、終焉の名刀よ! 俺に一つの理想を示せ――」 貫かれ、灼き払われる大気。円柱状の真空に沿い、舞い散る破片。 極限の出力に、刀身は鍔を越えて柄すらも覆い、純然たる破壊の奔流と化して胎動する。 |
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レイジ 「運命の鎖を断ち切る、『真なる自由』を!」 破滅の絶刀は天を裂き、神雷の如き一閃と化して境界を断った。 |

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レイジ 「ターゲットに甚大なダメージを確認。このまま押し切る!!」 |
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夏海 「私って回復以外やる事無いのかな……?まぁいいか、《事象再生》っと。」 |
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神宮 「この程度なら!」 |
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神宮 「タダで終われない……」 |
| 詩季のカード発動! |
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「それに徒花はなく、あなたを失墜させるこれこそ禁断の果実…」 |
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神宮 「ふぅ…。」 |
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神宮 「これくらいなら。」 |
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神宮 「ふぅ…。」 |
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神宮 「自分のことは、ね。」 |
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神宮 「自分のことは、ね。」 |
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神宮 「自分のことは、ね。」 |
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神宮 「ふぅ…。」 |
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神宮 「これくらいなら。」 |
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神宮 「自分のことは、ね。」 |
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神宮 「ふぅ…。」 |
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神宮 「…君らに、殺しの罪を背負わせたりはしないさ…。」 |

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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「砕けな」 |

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ハナ 「こんなもんか」 |
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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「力が集まる」 |
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レイジ 「エメス・ドライヴ、出力再調整。 武装へのチャージを開始する! 」 |
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レイジ 「コード実行、ダウンフォール・アジリティ!」 次の瞬間、機人は物理法則を超越した。 己の思い描くままに空を駆ける。そこに減速の概念は存在しない。 紫電を迸らせ、蒼黒の波動を纏った鐵の疾風が、光剣をもって戦場を蹂躙する。 |
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レイジ 「応えろ、アウルマグナ!」 蒼黒の颶風と白光の斬撃の舞う傍ら、戦場の片隅で小さな光が煌めいた。 瞬きよりも早く、煌めきは無数の砲火と化し、境界を薙ぎ払う。 |
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レイジ 「切り札を使う!ホノカグヅチ!!」 上空へと機人は飛翔し、巨砲の砲撃体勢に入る。 |
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レイジ そして、解き放たれるは劫火の奔流。 殲滅の号砲は、終末を告げる喇叭として鳴り響いた。 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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夏海 「私って回復以外やる事無いのかな……?まぁいいか、《事象再生》っと。」 |
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夏海 「っとと……やばいやばい。」 |
| 夏海のカード発動! |
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ミドリヤマ 「……と言いたい所だけど、本当に食べると死を失ってしまうからね。 ”似た効果のある代物”で我慢してネ!」 |

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ハナ 「闇がアナタに纏わりつく」 |
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ハナ 「砕けな」 |

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ハナ 「こんなもんか」 |
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レイジ 「コード実行、ダウンフォール・アジリティ!」 次の瞬間、機人は物理法則を超越した。 己の思い描くままに空を駆ける。そこに減速の概念は存在しない。 紫電を迸らせ、蒼黒の波動を纏った鐵の疾風が、光剣をもって戦場を蹂躙する。 |
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レイジ 「応えろ、アウルマグナ!」 蒼黒の颶風と白光の斬撃の舞う傍ら、戦場の片隅で小さな光が煌めいた。 瞬きよりも早く、煌めきは無数の砲火と化し、境界を薙ぎ払う。 |
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レイジ 「切り札を使う!ホノカグヅチ!!」 上空へと機人は飛翔し、巨砲の砲撃体勢に入る。 |
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レイジ そして、解き放たれるは劫火の奔流。 殲滅の号砲は、終末を告げる喇叭として鳴り響いた。 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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レイジ 「セルフメンテナンス実行 損傷個所の自己修復を開始 」 |
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夏海 「私って回復以外やる事無いのかな……?まぁいいか、《事象再生》っと。」 |
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夏海 「私って回復以外やる事無いのかな……?まぁいいか、《事象再生》っと。」 |
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夏海 「おっとぉ……?ちょっと限界、見学に回らせて貰うよ。」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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レイジ 《交戦終了......解除シークエンス実行》 |
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レイジ 「悲劇として臨まなければならない戦争のはずなのに、 君と戦っている時は楽しかった。 …………どうしてだろうね」 |
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ハナ 「また少し闇から遠ざかれたな」 |
