［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

待って、という声が出せなかった。
止めて、と言えなかった。

その顔を見たときに、口から漏れ出たのは安堵、直後に喪失感だった。
ついに来てしまったと。事前に把握していた人物になかった、同窓の学徒との戦いが来てしまったと。

教師"だった"存在が投げかけてきたメッセージにあったように、この戦いのどちらにも、私は関与している。
教師に、私は言った。倒しに行くと。強くなって見せると。

――――だけど、それは。単なる言葉だけの強がりでしか無かったのだろう。口先だけの、口が達者なだけの小娘の戯言だ。

目の前で起こった戦い。その様子を眺める。
彼の使った力は、見知らぬ力だった。戦う前に飲んでいた、何かどす黒いもののためだろうか、そもそもイバラシティでも異能を秘匿していたのか、それは分からないけれど。

結果として私は見ていただけだった。戦いの結果を、ただ目の前に転がった姉の姿を、呆然と眺めていただけだった。

---

「姉さん！」

流れ込む記憶の奔流。文化祭、ミスコン、ハーバリウム。そして誕生日と、プレゼント。
全てが喜ばしく、楽しい思い出だった。だけど、そんな記憶に陶酔する間もなく、駆け出し、抱き起こす。
姉の、いつも奮っている武器に、血がついてる。それは、目の前にいる後輩の血で、今までの戦いでもあったはずの血で。
しかし、意味が違ってくる、血だ。


「舞華」


姉の意識が戻った。今まで何度も傷ついてきたし、それは二人で行動するようになってからも同じだ。
だから、慣れていた。慣れていたはずだった。
だけど、姉の目を、姉が敵対者に向ける目を、そして口を見た。



笑っていた。



怖気が走った。見慣れている筈の姉の、見知らぬ表情にだ。
知り合いだと知っているのに、嬉々として姉は戦っていたというのだろうか。
いや、今まで、今までの戦い全て、姉は心から楽しんで笑みを零しながら戦っていたというのだろうか。

駄目だ。

これ以上、姉を戦わせてはいけない。だって、そうしなければ姉は、また喜んで戦いにいく。姉が、何か違うモノになってしまう。
だから私は、姉の身体を抑えつけた。抑えつけて、目の前の後輩が敗者を一瞥して立ち去るのを、ただ見送るだけしかできなかった。
だけど、この先どうすれば良い。考えてろ。次の邂逅までは一時間も無いのだから。

---

「姉さん」

「……何？」

私の身体を押さえつける妹が、絞り出したように言う。
心配させるような、大した怪我ではない。ちょっと動けなくなっただけ。いつものことだ。だけど、早いところ動かなければ、


「暫く、休んでて下さい。私が、やります。」


……こう言い出すであろうことは、想像が付くから。

「何言ってるの。大したこと、無い、って……。
舞は、私が守るから……。」
「そうやって！！」


目を、大きく見開いて、妹の方を見やる。泣いていた。涙がボロボロと流れ、顔をくしゃくしゃにしていた。

「そうやって、ずっと私を後ろにおいておいて、ずっと、守られてろって、言うんですか。」

そうだ。だって、そうしなければ、舞華も思い出してしまうかもしれない。思い出さなくても良いことを。
でも、そんな事を言える訳がない。だけど、言い返すこともできない。だって、私は今、負けてしまっているのだから。

「だって、多分。私の方が、ここじゃ強いですよ。」

無理に言っていると、そう分かる口調だ。
確かに、異能の扱いが上手い舞華は、ともすれば自分よりも強く異能を扱えるだろう。
だけど、彼女は戦った事は無い。それは、最初の私も同じことだけれど、今は違う。矢面に立って、戦った事は今まで一度だって無かった筈だ。


「だから、見てて下さい。」


私がやります。そう言って、彼女は次の戦いへ赴こうとする。
止めなければ。止めさせなければ。
だけど、身体は動かない。動いてくれない。

「駄目、行かない、で。戦っちゃ、駄目なんだよ、舞は。」

そう言っても、声は既に届かない。薄れる意識の中で、火球を展開した舞華の姿だけが、網膜に焼き付いていた。

ENo.17 サクマ とのやりとり


ENo.466 ■■の■■ とのやりとり

特に何もしませんでした。

料理LV を 5 UP！（LV30⇒35、-5CP）

ItemNo.28 たけのこ から魔香『たけのこの土瓶蒸し』をつくりました！
　⇒ たけのこの土瓶蒸し／魔香：強さ45／［効果1］－ ［効果2］－ ［効果3］深手20

シバ(755) の持つ ItemNo.36 謎の肉 から魔香『鶏か牛か豚か魚の芳しい香りの燻製』をつくりました！
ItemNo.29 ビーフ から料理『ステーキ』をつくりました！
　⇒ ステーキ／料理：強さ22／［効果1］活力5 ［効果2］体力5 ［効果3］防御5


いちま(587) とカードを交換しました！

恋のはじまり （デスブロウ）


クリエイト：グレイル を研究しました！（深度0⇒1）
クイックレメディ を研究しました！（深度0⇒1）
ワンオンキル を研究しました！（深度0⇒1）

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

おおとり(125) は スパナ風のもの を入手！
おおとり(125) は ボルト を入手！

アライ区 D-7（沼地）に移動！（体調17⇒16）
アライ区 D-8（沼地）に移動！（体調16⇒15）
アライ区 D-9（道路）に移動！（体調15⇒14）
アライ区 D-10（道路）に移動！（体調14⇒13）
アライ区 D-11（道路）に移動！（体調13⇒12）

採集はできませんでした。
　　 - おおとり(125) の選択は リュウジン区 L-3：チェックポイント《果物屋》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - おおとり(125) の選択は チナミ区 O-16：梅楽園（ベースキャンプ外のため無効）

［861 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［443 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［192 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［393 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［295 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［214 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［150 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［72 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［131 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［121 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［100 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［151 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［12 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［46 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光
［3 / 300］ ―― 《渡し舟》蝶のように舞い



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　





　

　

　




　




　



　




　

　

　




　

　

　




　

　

　




　

　

　

チャットが閉じられる――