

![]() |
飢餓の魔女 「…なん と か…しなき ゃ」 |
| 能面で顔を覆う。その表情はうかがい知れない。 |
| 手にした小刀の切っ先を顎下に宛がう。右の手で柄を叩くと、刃はするりと咥内に挿入され、切っ先は延髄に達した。 |
――――リン |

![]() |
レックス 「あまり戦闘はしたくはないのだが、引いてはくれないか?・・そうか、無理か。」 |
![]() |
堂島 「―――さて、では早速、UD理論の講義を始めさせてもらおうかの。」 |

![]() |
コカトリス 「いざ、突撃である。」 |





![]() |
魔女はゆらりゆらりと左右にゆっくり揺れている。 |
![]() |
…ただ相手を見つめて。 |
![]() |
ゆらゆらと揺れ動く。 |

![]() |
堂島 「―――さて、ではUD理論における基礎理論講座を始めるとしようかの。」 |
![]() |
堂島 「まず最初に『ジャイロ効果』について話そう。これは「物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象」を指す。回転しているコマとか走行している自転車が安定するアレである。」 |
![]() |
堂島 「そしてもう一つ、『作用反作用』というものがある。まあ、ハンマーとかで何かを打った時、衝撃は物体とハンマー両方に分散され、物体はへこむしハンマーは弾かれる、そういう動きである。」 |
![]() |
堂島 「さて、ここでUD理論を展開する。『打撃時に発生する反作用を、攻撃者に備わったジャイロ効果で受け止めることで反作用によって衝撃を逃がすことなく対象にぶつける』・・・これを『ジャイロ正拳』と呼ぶことにする。」 |


![]() |
コカトリス 「我々の部隊の役割は援護である。」 |


![]() |
飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
とっさに、怪物のような髪が攻撃をいなした。 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
とっさに、怪物のような髪が攻撃をいなした。 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
堂島 「おお、やるではないか。」 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
堂島 「相手の攻撃と同量、同力のちからをぶつけて相殺する、これぞUD理論に曰く、『同撃相殺』である。」 |
![]() |
飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
何も語らず、ただ何かを呼び出すために飴細工の杖を振るった。 |
![]() |
…縺ェ縺ォ縺薙l 縺ク繧薙↑諢溘§ |
![]() |
何かが沸いてくる、それは影の様で不定形なようで。 明らかな異常である |
![]() |
それは人の身体を構築するような動きを見せる。 なのにどうにも異質なものにしか映らない。 |
![]() |
それは視認しても、正体のつかめない何か。 異常存在そのもの。 |
![]() |
堂島 「無論、体内ジャイロは防御にも使える。 相手の攻撃を、ジャイロで受け止めるのである。」 |
![]() |
堂島 「おお、やるではないか。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 2 0 3 |
0 0 0 4 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 2 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||

![]() |
コカトリス 「我々の部隊の役割は援護である。」 |


![]() |
… |
![]() |
微量ながら、魔力が異質な何かへと吸い取られていく。 |
![]() |
堂島 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
![]() |
堂島 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 2 0 4 |
0 0 0 4 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 2 3 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||


![]() |
コカトリス 「我々の部隊の役割は援護である。」 |


![]() |
頭に肉の匂いが蔓延した。 |
![]() |
堂島 「ん?『ぐるぐる回転しながら攻撃してジャイロ効果を発生させるんじゃないのか?』だって?がはは、わざわざ回転する必要もないわい。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |



| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 1 |
0 2 0 4 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 1 0 0 2 4 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
| ||||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
![]() |
| |||||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||||||||



![]() |
コカトリス 「補給は重要な戦略である。」 |


| ひと ふた み よ いつ む |
| なな や ここの たり |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
| レックスのカード発動! |
![]() |
クロウ 「何か治るらしいで・・・・そんな事よりビール美味しいwww」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
頭に肉の匂いが蔓延した。 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
コカトリス 「無茶してやがる。」 |

![]() |
コカトリス 「補給は重要な戦略である。」 |


| ひと ふた み よ いつ む |
| なな や ここの たり |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
![]() |
頭に肉の匂いが蔓延した。 |
![]() |
堂島 「―――そして打つ、これがUD理論に基本形、『ジャイロ正拳』である!みんなもやってみよう!!」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
コカトリス 「無茶、したぜ・・・・・」 |


![]() |
レックス 「…上手く避けるな。」 |
![]() |
レックス 「…上手く避けるな。」 |
![]() |
頭に肉の匂いが蔓延した。 |
![]() |
頭に肉の匂いが蔓延した。 |
![]() |
堂島 「いいかね、人間の身体には血液が循環しておる。回転しておる。ぐるっぐるに。ジャイロ効果の軸はここから発生させれば良い。 あ、つまり~、 血液循環を超高速に回転させる!!体軸にジャイロ効果が発生する!」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
![]() |
堂島 「すまんの。歳を取ると、自前の元気だけでは中々、の。」 |
| レックス 「っと、危ない。」 |
![]() |
レックス 「…上手く避けるな。」 |



| ひと ふた み よ いつ む |
| なな や ここの たり |
| ふるべ ゆらゆら と ふるべ |
![]() |
まるで怪物のような髪が、まるで体当たりするかのように暴れ始めた。 |
![]() |
飢餓の魔女 「…」 |
![]() |
魔女はゆっくりと、左右にふらりふらりと揺れている。 |
![]() |
堂島 「おお、やるではないか。」 |
![]() |
レックス 「死なせはしないとも。ああ、きっとだ。」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 9 |
0 5 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 0 7 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ||||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
| ![]() |
|||||||||||||
![]() |
飢餓の魔女 「…みん な だい じょ ぶ?」 |
| ―― さんぜん せかいの からすを ころし |
![]() |
怪異は消失した。 |
| ――――…………ん |
| 瑠璃子 「……終わり…ましたか?」 |
![]() |
レックス 「何とかなったか。 皆、怪我を診よう。 此方へ。」 |
![]() |
堂島 「がはは!この世界の秘密を解き明かし、プレイヤーからマスターに成り上がるためには、こんなところで負けておられんのじゃい!がはは!」 |
![]() |
蠑キ縺上↑繧後◆ 繧医≧縺ェ豌励′縺吶k縺ァ縺ゅj縺セ縺…? |
![]() |
…異質なそれはぐずぐずに溶け、跡形もなくなってしまった。 |
