［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

カメリア清掃株式会社本社内にある、従業員専用の休憩室。
広いスペースの中に、様々な設備が設置されている。

「ねぇ見てこれ！　千屋くんとツーショ撮っちゃった！」
「え、何。千屋くんって営業部の子でしょ？」
「そうそう、この前のマシカ神宮の夏祭りでうち出店してたじゃん。ちょっと覗いてみたら千屋くんいてさ～！」

幾つかのラウンドテーブルが並べられたカフェスペースの一角。
はしゃいでいる栗色の髪の女と、それを冷静に受け止める黒い髪の女。
おやつ棚から選んできた個包装の菓子をつまみながら、二人の女性社員が話に花を咲かせていた。

「千屋くん優しいし面白いし顔いいしホントヤバイから」
「アンタああいう系の男好きだよねぇ」

テーブルの上に差し出されたスマートフォンには、楽しそうに笑う二人の男女の画像が表示されている。
うっとりとそれを眺めていた栗色の髪の女が、そういえば、と顔を上げた。

「社長もお祭りに視察に来てたんだって！　千屋くんが一緒に写真撮ったって言っててさぁ」
「……もしかして、その画像貰ったとか？」
「だって見せてもらったら欲しくなっちゃったんだもん」

端末を手に取り、これだ、と表示させた一枚の画像。
そこに写っていたのは、浴衣姿の社長と、千屋と呼ばれる男。
笑顔を向ける二人の顔をメインに、かなりの寄りで撮影されている。

「どうせなら私も社長がいる時に行きたかった～！」
「社長がいたとして何する気よ。秘書の、ほら、阿左見さん？　に引っ剥がされるんじゃないの」
「別に何もしないし。ちょっと近くで見るだけだし。てか他の人から聞いたんだけど、社長が連れてたの男らしいよ」

薄めのクッキーをさくりと味わいながら、女じゃなければどうでもいいと続けた。

「人出も多かったしボディーガードかなぁ」
「アンタが貰った画像に写り込んでんじゃない？」
「えー？　うーん、どうだろ……」

細部まで確認するため、二本指を滑らせて拡大と縮小を繰り返す。
さほど興味なさそうに適当に指を動かしていると、ある一点で指が止まった。

「……あ、これは？」

自身が注目したそれを対面の相手に見せるため、テーブルの上に再度端末が差し出された。
これ、と指を差して示されたのは、画像の端。
僅かに誰かの後頭部らしきものが見切れている。
祭り特有の強い暖色により、正しい色合いは不明ながらも、髪色は明るいものに見えた。

「あー……正直、社長が連れてる男って各務さん期待したんだけど……これは違うわ」
「え、各務さん狙い？　確かに各務さんではなさそうだけど……これじゃ男か女かもわかんないもんね」
「髪は結い上げてるっぽいけどねぇ」

多少の期待外れはありながらも、黒髪の女は更によく確認しようと端末を手に取った。
その時。


カコン。


女の直ぐ側で、小さく音がした。
反射的に音のした方へ視線をやれば、床の上に蓋付きのカップが転がっていた。
乾いた音を響かせただけで、何かが溢れた様子もない。中身は空のようだ。

「失礼」

次いで耳に届いたのは、男の声。
女が振り返る前に、床に落ちたカップを拾う男の姿が視界に入る。
どうやらこの男が落としたらしい。
どちらの女にとっても見知った顔ではなかったが、不意に栗色の髪の女が男に声を掛けた。

「あの、もしかして千屋くんと同じ部署の……！」

大きな瞳が、男の首から下げられた社員証に向けられている。
そこに記されていた所属部署は、確かに『千屋くん』と呼ばれる人物と同じ部署だった。
そして女の期待通り、実際にこの男は『千屋くん』と共に働いている。


「………………千屋、さん？」

しかし、女の予想に反して男は微かに首を傾げるに留まった。
ピンとこないといった様子で、それ以上は何も言わずに女の返しを待っている。
確信を得られなかった栗色の髪の女は、端末の画像を男に見せるよう黒髪の女に促した。

「ほら、これ！　社長の隣に写ってる千屋くんです！」

促されるまま、黒髪の女は手にしていた端末を男に向けて傾ける。
誘導された男の視線が、画面の中の人物を捉えた。

「…………ああ。確かにこれは、うちの部署の千屋くんですね」

写真を確かめた男は、ようやく理解したとばかりに頷いてみせた。
微笑ましい写真を、それこそ微笑みを浮かべて見つめながら。

「ですよね～～！　あ、そだ！　お祭りの時はありがとうって私が言ってたって、千屋くんに伝えてください！」
「ちょっと……」

黒髪の女の静止も虚しく、栗色の髪の女はきゃっきゃとはしゃいでいる。
笑みを浮かべたまま、いいですよ、と快諾した男は、『千屋くん』に伝言を伝えるために女の名前を尋ねた。
チャンスあるかもー！　と喜び勇む女と、呆れた様子のもう一人の女。
二人の女を尻目に、男はもう一度端末の画面へと視線を移す。

楽しそうに笑顔を向ける二人の男達。
その背後には、差入れと思わしき多くの屋台飯がずらりと並んでいる。
しかし、男の視線が捉えているのは二人の人物でも、背後の屋台飯でもなかった。

その写真の中のただ一点だけを、突き刺すように見つめていた。



***



営業部オフィス。
休憩室から戻った男がデスクワークを続けていると、オフィスの入り口から妙にチャラ付いた声が聞こえてきた。
姿を確認しなくとも、その声だけですぐに誰だか分かる。
作業を中断して席を立ち、相手がデスクに戻る前に声を掛けた。

「千屋くん」

外回りから帰社したばかりの千屋と呼ばれた男は、暑さ故かすっかりくたびれているようだった。
しかし労りの言葉を掛けることもなく、自身からの用事を優先させる。

「君に伝言があるよ」

休憩室で会った女性社員の名前を添えて、言われた通りの言葉を伝える。
それから、夏祭りのスポットでその女性と撮った写真を見せてもらったことも。

「チャンスあるかもってさ。君との何かを期待してるようだったよ」

からかうように続けたこれは、伝えるようには言われていないけれど。



「ところで……」

話題を切り替えると同時に、視線が真っ直ぐに相手の顔を捉えた。
まるでそこから何かを探りとるように、表情の変化を何一つとして見逃さないように。

「マシカ神宮でスポット出店した時のことなんだけど」

夏祭りに実施されたプロジェクト。
千屋がスポット担当の一人として駆り出されたことは、当然知っていた。
祭りの後の打ち上げでも、その時の写真を何枚か見せてもらっている。
というより、千屋が見せびらかしてきた、という方が正しい。
余程楽しかったのか、出店営業とは無関係のどうでもいい話まで上機嫌で喋り続けていた。

しかし、どうやら全ての写真を見せてきたわけでも、スポット内の出来事を全て話してきたわけでもないらしい。

「どうも、僕に届いていない報告があるみたいだ」

仕事に於いて必要な情報は全て把握しているし、報告も受けている。
けれど、この男にとって最も重要な情報が受け渡されていなかった。
千屋は、それを知っている。

「あとで時間貰えるかな」

細く、鋭くなっていく視線。

「……聞きたいことが山程ある」

それだけ言うと、相手からの返答も待たずに自身のデスクへと戻っていった。
まるで、そこに拒否権など無いかのように。

ItemNo.1 不思議な武器 を破棄しました。
ItemNo.2 不思議な防具 を破棄しました。
ItemNo.3 不思議な装飾 を破棄しました。

クゥ(1372) から 不思議な食材 を手渡しされました。

ItemNo.23 夏野菜の酢豚風炒め を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 攻撃10 防御10 増幅10 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

ここね(582) から 150 PS 受け取りました。
らび(713) から 300 PS 受け取りました。

裏葉(1288) に 180 PS 送付しました。

らび(713) から 鉄くず を受け取りました。

生命の宝石（800 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
お肉（50 PS）を購入しました。
お肉（50 PS）を購入しました。

魔術LV を 25 DOWN。（LV30⇒5、+25CP、-25FP）

変化LV を 30 UP！（LV0⇒30、-30CP）
付加LV を 5 UP！（LV5⇒10、-5CP）

裏葉(1288) により ItemNo.17 柿 から射程1の呪器『トリメンタ』を作製してもらいました！
　⇒ トリメンタ／呪器：強さ689／［効果1］体力30 ［効果2］－ ［効果3］自滅19【射程1】

チュイ(1519) により ItemNo.3 生命の宝石 から装飾『水宝玉の髪留め』を作製してもらいました！
　⇒ 水宝玉の髪留め／装飾：強さ327／［効果1］耐疫30 ［効果2］－ ［効果3］－

デスさま(239) の持つ ItemNo.21 おさかな から魔香『おさかなのかほり』をつくりました！
チュイ(1519) の持つ ItemNo.19 不思議な食材 から魔香『花茶』をつくりました！
ここね(582) の持つ ItemNo.5 謎の肉 から魔香『タン塩』をつくりました！

クゥ(1372) により ItemNo.3 水宝玉の髪留め に ItemNo.5 不思議な石 を付加してもらいました！
　⇒ 水宝玉の髪留め／装飾：強さ327／［効果1］耐疫30 ［効果2］幸運10 ［効果3］－

カードを作成しましたが誰とも交換されず自分のものとなりました！

悔恨の白い薔薇 （スノーホワイト）


ヒートウェイブ を研究しました！（深度0⇒1）
ヒートウェイブ を研究しました！（深度1⇒2）
ヒートウェイブ を研究しました！（深度2⇒3）

ガードフォーム を習得！
コントラスト を習得！
アンダークーリング を習得！
環境変調耐性 を習得！
ローバスト を習得！
カームソング を習得！
ディベスト を習得！
フローズンフォーム を習得！
グロウスルーツ を習得！
クリエイト：バトルフラッグ を習得！
上書き付加 を習得！
アブソーブ を習得！
グレイシア を習得！
ブレイドフォーム を習得！
再活性 を習得！
グラトニー を習得！
ディープブルー を習得！
千変万化 を習得！
タイダルウェイブ を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

チュイ(1519) は すごいお肉 を入手！
クゥ(1372) は すごいお肉 を入手！
雪里(1373) は すごいお肉 を入手！

次元タクシーに乗り リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》 に転送されました！


クゥ(1372) に移動を委ねました。

リュウジン区 C-18（道路）に移動！（体調30⇒29）
リュウジン区 C-19（草原）に移動！（体調29⇒28）
リュウジン区 C-20（森林）に移動！（体調28⇒27）
コヌマ区 C-1（森林）に移動！（体調27⇒26）
コヌマ区 C-2（森林）に移動！（体調26⇒25）

採集はできませんでした。
　　 - クゥ(1372) の選択は リュウジン区 C-17：チェックポイント《道の駅》（ベースキャンプ外のため無効）

MISSION - 未発生：
　　 - クゥ(1372) の選択は オオキタ区 N-9：チェックポイント《源泉》（ベースキャンプ外のため無効）

［871 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［441 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［500 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［177 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［377 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［286 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［199 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［137 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和
［56 / 500］ ―― 《堤防》顕著な変化
［122 / 400］ ―― 《駅舎》追尾撃破
［5 / 5］ ―― 《美術館》異能増幅
［92 / 1000］ ―― 《沼沢》いいものみっけ
［90 / 100］ ―― 《道の駅》新商品入荷
［83 / 400］ ―― 《果物屋》敢闘
［0 / 400］ ―― 《黒い水》影響力奪取
［8 / 400］ ―― 《源泉》鋭い眼光



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

　

　






チャットにノウレットが現れる。

･･･が、どうも雰囲気が異なっている。

　





　




　





　





　

　

　

チャットが閉じられる――