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<< 14:00~15:00
[基本]OK. [戦闘]OK. 




 「着きましたっス」
 「案内ご苦労様。はぁ、なかなか立派な屋敷だな。」
 2人は煙草色の屋根が印象的な屋敷の門前に辿り着いた。
 ここがポールモール邸。ニコレットが仕える屋敷であり、今回の事件の舞台だ。
 今は敷地の中から外から、大勢の警官が捜査をしている最中のようだ。
 探偵は誰かを探すように、キョロキョロと辺りを見廻した。
 「ん?今日は居ないのかな…」
 目を眇めている探偵の元に、上等の背広を着た神経質そうな男が、硬い足音を響かせながら歩み寄ってきた。
 「自殺の現場なのでね!今日はジッポーはいませんよ、チャコールさん!」
 忌々しさを微塵も隠す気のないその声に、ニコレットは驚いて身を竦めるが、探偵は素知らぬ様子で、くるりとそちらを見やる。
 「ああ、これはこれはストライクス警部、今日もお元気そうで。」
 ストライクス警部と呼ばれた男は、眼鏡越しに鋭い目で探偵を睨みつけている。探偵よりも小柄で、痩身であるはずのその姿は、刺々しいほどの威圧感を発していた。
 「チャコールさん、何故あなたが自殺の現場に来ているんですかね?ここには何の事件性もありゃしませんよ!自殺の現場なのでね!!!まったく、ジッポーに煽てられたからと付け上がらないで欲しいものですな!邪魔なのでお帰りいただきたい!」
 火がついたように捲し立てるストライクス警部を、探偵は鼻で笑った。
 「自殺?相変わらずおめでたいですなぁ。こんな幼い子供だって、この事件は第三者による殺人であると見抜いたっていうのに。いやはや、警視庁も堕ちたもんだ。」
 「何?子供…?」
 ストライクス警部は眼鏡を上げると、探偵の影に隠れていたニコレットに顔を寄せ、その姿を凝視した。
 「ひっ」
 さながら蛇のような目で睨まれたニコレットは竦みあがり、居心地悪そうに怯えていた。
 探偵はニコレットの前にサッと掌を出し、ストライクス警部の蛇睨みを遮った。
 「おいおい、やめてくれないか警部殿。俺の大切な依頼人だ、丁重に扱ってくれ。」
 「依頼人!?」
 ストライクス警部は驚きのあまり上ずった声を出し、探偵の手を払い除けてニコレットの顔を見た。
 「…お嬢さんがこの探偵に依頼をしたのかね?ハッ、これは笑いものですな。お嬢さん、推理小説の読み過ぎではないのかね?些か現実が見えていないようだ。これは心中だ、それ以上の何事でもない。探偵の出る幕ではないのだよ、せっかく依頼したのに残念だったな」
 小馬鹿にするような態度のストライクス警部に、ニコレットは全力で反論した。
 「心中なんて嘘っス!旦那様を侮辱するのはやめてください!!!旦那様はいつもアッシたち使用人のことを気にかけてくれていたっス!あの優しい旦那様が、使用人と心中なんてするわけない!!チャコール先生はアッシと旦那様を信じてくれたっス!!あなたみたいな不誠実な警部さんよりも、チャコール先生の方がずっと信頼できるッス!!!!!!」
 「なっ…何を…」
 ニコレットの必死の主張に気圧されたのか、ストライクスはたじろいだ。
 「…ま、そういうことだ警部殿。満足いくまで調べて、何も無かったら帰るからさ。とりあえず調べるだけ調べさせてくれよ。なんなら警視庁に連絡して引っ張り出してきてもいいんだぜ?ジッポー警部を。あの人なら二つ返事で調査の許可を出してくれるだろうね。いいのかい?手柄、取られるぞ?
 その言葉を聞くと、ストライクスは目を見開き、ヒクヒクと痩せた頬を引きつらせ、燃え盛るような怒りを堪えながら、かろうじて冷静を取り繕った声を絞り出した。
 「……い、良いでしょう、そこまで言うならさっさと満足して帰って頂こう。まあ、調べても何も出てこないでしょうがね!」
 「そうこなくちゃな」
 探偵は不適に笑うと、紙箱から振り出したタバコを咥えた。
 









ENo.502 ナックラヴィー とのやりとり

「あっ そうだよね、ニコくんは新聞記者になりたいんだもんねぇ。
 新聞記者だとやっぱり文系? どういう記事書くかにもよるのかな。海洋生物学専攻は流石に関係ないかなぁ……うちの研究室なら、海洋生物からマイナーな有毒生物まで扱ってるから、興味あったらぜひ来てね!」

 相手の取り繕った笑顔を素直な辞退と受け取り、眉を下げつつも。往生際悪く勧誘の文句を捻じ込む男だった。

「あ、アレェ!? ……そっかぁ……言ってないかぁ……」

 渋いとは言ってない。
 無慈悲に告げる冷ややかな眼差しにぴえ……となるも、その手の扱いには慣れているのか、立ち直りも早かった。

「なるほど……とりあえずは安いお菓子でお茶を濁すってことだねぇ」

 適切なのかよくわからない例えを挙げながら。
 告げられた対処法を覚え込むように、こくこくと頷く。

「適当な秘密っておやつの隠し場所とかでも大丈夫かな……」

「……うん、」

 男はメモをとる少年を前にして、一度言い淀んだ。

「ごめん、ニコくん。
 最初に言っておくべきだったんだけど……」

「もしかしたら、ぼくが探している彼は、侵略者かもしれない。
 だから……今から伝える情報は、実際にこっちにいる彼とは違うものかもしれない」

 そう前置きして。

「名前は、藻噛叢馬。
 ぼくの研究室の学生で、研究内容は『海の怪異の実在の証明』。
 海と焼肉とビールが好きで、すごくよく食べる子で、向こうではよく海岸に調査に行ってて、くららのことも、よく世話をしてくれて。
 あんまり愛想がよくなくて、ちょっと気遣いが足りないところもあるし、ぼくに対してすごく辛辣だったり、するんだけど、でも、」

 不意に、男は声をつまらせた。泣き出しそうな顔で、薄い唇を震わせて。
 もしかしたらと、口にしつつも。
 それはもう、そういうことだとわかっているような表情だった。

「……ぼくの、大事な生徒なんだ。
 だから……もし彼が侵略者だったとしても。
 ぼくは、彼と話がしたい」


以下の相手に送信しました

ENo.593
Hǝɯɐʇᴉʇǝ





特に何もしませんでした。






◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!





特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました!







>> これまでのあらすじ


[860 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[431 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[492 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[171 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
[369 / 500] ―― 《大通り》より堅固な戦型
[274 / 500] ―― 《商店街》より安定な戦型
[193 / 500] ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
[134 / 500] ―― 《古寺》戦型不利の緩和
[47 / 500] ―― 《堤防》顕著な変化
[116 / 400] ―― 《駅舎》追尾撃破
[5 / 5] ―― 《美術館》異能増幅
[1 / 1000] ―― 《沼沢》いいものみっけ
[24 / 100] ―― 《道の駅》新商品入荷
[72 / 400] ―― 《果物屋》敢闘



―― Cross+Roseに映し出される。

 

 

 

   ザザッ――

 

 

 

暗い部屋のなか、不気味な仮面が浮かび出る。

 

マッドスマイル
乱れた長い黒緑色の髪。
両手に紅いナイフを持ち、
猟奇的な笑顔の仮面をつけている。


 


マッドスマイル
「――世界の境界を破り歩いてはその世界の胎児1人を自らの分身と化し、
 世界をマーキングしてゆく造られしもの、アダムス。」

マッドスマイル
「アダムスのワールドスワップが発動すると分身のうち1人に能力の一部が与えられる。
 同時にその世界がスワップ元として選ばれる。スワップ先はランダム――」


 

女性の声で、何かが語られる。

 

 

 

 

 


マッドスマイル
「・・・・・妨害できないようね、分身。」

マッドスマイル
「私のような欠陥品でも、君の役に立てるようだ。アダムス。」


 


マッドスマイル
「・・・此処にいるんでしょ、迎えに行く。
 私の力は覚えてる?だから安心してね、命の源晶も十分集めてある。」

マッドスマイル
「これが聞こえていたらいいけれど・・・・・可能性は低そうね。」

マッドスマイル
「絶対に、見つけてみせる。」


 

 

 

 

 


マッドスマイル
「そして聞こえているだろう、貴方たちへ。
 わけのわからないことを聞かせてごめんなさい。」


 


マッドスマイル
「私はロストだけど、私という性質から、他のロストより多くの行動を選ぶことができる。」

マッドスマイル
「私の願いは、アダムスの発見と・・・・・破壊。
 願いが叶ったら、ワールドスワップが無かったことになる・・・はず。」

マッドスマイル
「・・・これってほとんどイバラシティへの加勢よね。
 勝負ならズルいけど、あいにく私には関係ないから。」


 


マッドスマイル
「アダムスは深緑色の髪で、赤い瞳の小さな女の子。
 赤い服が好きだけど、今はどうかな・・・・・名前を呼べばきっと反応するわ。」

マッドスマイル
「それじゃ・・・・・よろしく。」


 

 

 

 

 

チャットが閉じられる――















TeamNo.520
ENo.520
チャコール
TeamNo.1147
ENo.1147
赤タイガー




532 423









ENo.520
私立探偵・鍛炭 灰郎
※エンジョイ勢
※ロール>>>戦闘
※森羅万象一切合切を許せる人向け

鍛炭 灰郎(カスミ ハイロウ)

職業:探偵
性別:男
身長:185センチ
体重:75キロ
年齢:「37…38、いや、36だったような…」

カスミ駅前の古びたビルに事務所を構える私立探偵。
怠惰で無気力、常にタバコを喫する胡乱な男。
依頼を遂行する能力だけは高く、基本的にどんな依頼でも安価で請け負う。
その代わり、依頼者の「秘密」を報酬として要求する。
30 / 30
5 PS
チナミ
B-4
行動順9【日和】AT・AG・HL↓
8369
300







Noアイテム名種類強さ効果1効果2効果3(素材・食材の場合は詳細等)
1不思議な武器武器10【射程1】
2不思議な防具防具10
3不思議な装飾装飾10
4不思議な牙素材10[武器]攻撃10(LV5)[防具]活力10(LV5)[装飾]体力10(LV5)
5不思議な石素材10[武器]回復10(LV5)[防具]防御10(LV5)[装飾]幸運10(LV5)
6不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
7不思議な食材食材10[効果1]器用10(LV5)[効果2]敏捷10(LV10)[効果3]耐疫10(LV15)
[出現付加の効果一覧] 最大所持可能数[50]




異能・生産
名称LV説明
武術5身体/武器/物理
制約5拘束/罠/リスク
具現5創造/召喚
解析10精確/対策/装置
付加10装備品への素材の付加に影響
合成10合成に影響

アクティブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
バリツパンチ
(ブレイク)
5050敵:攻撃
追及
(ピンポイント)
5050敵:痛撃
三段論法
(クイック)
5050敵:3連撃
ブラスト5050敵全:攻撃
ヒール5050味傷:HP増
ドレイン5050敵:攻撃&味傷:HP増
名推理
(ペネトレイト)
5050敵貫:痛撃
スイープ5050敵列:攻撃
練3ストライク5050敵:攻撃+自:連続減
アサルト5050敵:痛撃+自:連続減
クリエイト:タライ5050敵:攻撃&混乱
プリディクション50120味列:AG増(3T)
デアデビル5060自:HP減+敵傷4:痛撃
クリエイト:シールド52200自:DF増+守護
フィジカルブースター50180自:MHP・DX・自滅LV増
クリエイト:チェーン50100敵3:攻撃&束縛+自:AG減(1T)
キャプチャートラップ5090敵列:罠《捕縛》LV増
クリエイト:メガネ50100味:DX・AG増(5T)
ブロック5080自:守護+DF増(2T)+味傷:護衛

パッシブ
被研究スキル名/元スキルLVEPSP説明
猛攻550【戦闘開始時】自:AT・DX増
堅守550【戦闘開始時】自:DF・AG増
攻勢550【戦闘開始時】自:AT増+DF減
守勢550【戦闘開始時】自:DF増+AT減
献身550【戦闘開始時】自:HL増+LK減
太陽550【戦闘開始時】自:MHP・HATE増
潜入
(隠者)
550【戦闘開始時】自:MSP増+HATE減
最大EP[25]




被研究カード名/スキルEPSP説明
ほっと一息
(ヒール)
050味傷:HP増
デアデビル
(デアデビル)
060自:HP減+敵傷4:痛撃





[深度]スキル名[深度]スキル名[深度]スキル名



PL / ????