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「やるか。準備は万全か、枢木?」 |

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「俺を誰だと思ってるの。……さ、油断せずにいくよ」 |

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「ここから先は後戻りできないぞ」 |
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がちん。煙草を噛み潰した。 |
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「疾走する雑草に暴走する自転車に哺乳類から海洋生物……と。 お次は何が出てくるもんかね。 ……ともあれ、当面何が出てきても驚かない自信は付いてきたよな」 |
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「そして勿論、手を抜く理由にもなんねぇな。 ”いつも通り”、――任せたぞ。枢木」 |

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「同感。まあそれも、“この街だから”と思えば納得せざるを得ないんだけど。 飽きない。……なんて感想を抱くのはおかしいかな」 |
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「ともあれ、やる事はいつもと変わらないからね。 油断せずにいこう。――俺も、任せたよ」 |


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低い唸り声 |
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枢木 「――やるからには徹底的にだ」 |

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枢木 「何それ、節穴?」 |
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「それは飾りか?」 |
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「遊んでる余裕はない。一気に決めに行く」 |
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枢木 「……お。いい感じの食糧候補発見。ちょっと誘き寄せてみようか」 |

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「斬られる覚悟は出来てるか?」 |

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枢木 「……少し力を貸してもらうよ、壱緒」 |


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「耐えてみろ」 |

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枢木 「ガンガンいこうぜってやつだよ」 |
『―――!』 |

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いつでも動ける様に身構えた。 |

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ふわり。 |
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「それは飾りか?」 |
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「それは飾りか?」 |
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「遅い」 |
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切先で突き穿つ |
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「そこで寝ていろ」 |
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空間を断絶するような一閃 |
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枢木 「――それ、俺に頂戴よ」 |
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「どうもな」 |
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枢木 「――それ、俺に頂戴よ」 |
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「どうもな」 |
『―――、』 |
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「ぼくもだけど、自分の治療も忘れんなよ」 |

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切先で突き穿つ |
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「そこで寝ていろ」 |
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枢木 「ほら、集中集中!」 |
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いつでも動ける様に身構えた。 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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「敵対した以上は徹底的に磨り潰す――そう決めてるんでな」 |

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「はいはい、ご褒美に頭を撫でてあげようね」 |

褒めてほしそうに見上げている……。 |
