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「戦うしかない……か。」 |
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土を巻き上げながら地を褐色の根が割り、 空を覆いながら幹が伸び、そこは見る間に森となる。 |
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《人の形をしていながら、これほどはっきりと否定されしものとわかるものも珍しい。 あの街の平穏からはおよびもつかぬ凶相よ》 |
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《その手の刃……実に使い込まれている。 これまで幾人を屠ってきたものかな。 否定世界が実に性に合いそうなさまだが……なぜ外に出る好機をむざむざ捨てた。 自らの罪とやらでも悔いたか、それとも街での暮らしで情が沸いたか?》 |
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《きさまが何を思ったにせよ、互いの立場はもはや動かん。 ただ敵としてのおれときさまがこの場にあるのみよ》 |
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《あの街の敵、侵略を目論むものたるおれに見せてみるがいい。 アンジニティの地にて今まで生き抜いてきたその力を!!》 |


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堰を切るように溢れ出す樹液、きらきらと輝くそれの残光がいつまでも瞳に焼き付いて。 |

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金色の射線が狙う。 |

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質量が容赦なく押し潰す。 |

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「いい加減退いてほしい。」 |
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溢れる樹液がさながら矢のように。 |

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《ふむ。なかなかの技だ》 |
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《その牙、今ここで存分に振るうがいい》 |
| 森のカード発動! |

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《この体たらくとはいえ、いまさら燃え落ちるおれではないが…… これほど強く焚かれる炎、みすみす見逃しはしないとも》 |
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その身に流れる血潮を求めて。 |

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金色の射線が狙う。 |




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《弱きものを間引かねば強靭なるものは育たん》 |

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「いい加減退いてほしい。」 |

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《このまま素直に倒れるおれではない》 |

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「いい加減退いてほしい。」 |

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《このまま素直に倒れるおれではない》 |


| 葵のカード発動! |
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〝――最前線へと立つキミへ、揺るがぬ事無き『攻め手』を〟 |
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質量が容赦なく押し潰す。 |
| 葵のカード発動! |
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――風の様に鳥の様に。 |


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質量が容赦なく押し潰す。 |
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《行け、やつに一撃見舞ってやるがいい!》 |
| 森のカード発動! |
| ギンカ 「えいえいえいえーいっ!やっつけちゃうの!」 |

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「包丁は調理器具だ。武器じゃない。」 |
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金色の射線が狙う。 |


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《弱きものを間引かねば強靭なるものは育たん》 |


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《実に良く粘るものだ。 なればひとつきさまを試してやろう、その火で灰にしてみせるがいい!!》 |
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声とともに森を成す樹の一本が集った他の根に引き抜かれ、 あなたを目掛け真っ直ぐに投げつけられてくる!! |

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投げられた樹につながっていたと思しき根が幾本も伸び上がり、寄り合わさり、 |
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追撃とばかり、力強く振り下ろされる!! |
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《己の力量を悟るがいい!》 |
| 葵のカード発動! |


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金色の射線が狙う。 |

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「いい加減退いてほしい。」 |
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溢れる樹液がさながら矢のように。 |
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《己の力量を悟るがいい!》 |
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「……これ以上は無理だな。」 |
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1 5 0 0 0 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
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《引くべきが悟れれば即断するか、やはり実に戦いに慣れているな。 なればおれもまた追わずにおこう。きさまを追うのは実に骨が折れそうだ》 |
