［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　
　
venom　/　03


やる事は昔と同じ、今も前も何も変わらない。
ヨスチアの表情もそうだし機嫌も同じ。
どうにも何か悩み事があるのだろうか、さて、私にはちっとも分からないけど、気難しい年頃なんだろう。
確か俺と出会った時は未成年だったはずだ。今もそうだっけ？
ヨスチア、ヒトの子だしなあ…。
そういう気分が多めな時期もやっぱりある訳じゃない？
だからといって、私を殴らないのはやりすぎだと思うんだけれど？！
前はあんなに暴力を振るってくれたのに！
あれもしかしてこれ僕が何かしたのが原因だったりするの？？
ちょっとよくわかんないです　


(要領を得ない記述が暫し続く。
不明瞭な文字列。バグった言語。
何処の国の言語か定かではない暗号のようなものが羅列されている。)

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嫌な気持ちは忘れて思い出話でもしようかな。
どうにも最近の私は記憶が混濁しているというか、曖昧というか
何だろう、整合性が取れない事が多いのだよね。
まあ誰が見ている訳でもない。
記憶の整理整頓だ。別に問題はないだろ。
　
――　私は裕福な生まれだったと自覚している。
望むものは手に入ったし、必要ないものも与えられたし、一通りの勉学にも励んだ。
躾も適度にされていると思う。あの頃の私は間違いなく将来有望と呼んで差し支えないものだったな。
人間共を適度に使って、適度に食って、適度に遊んだ。適度な我侭も。
今の我輩を見たら当時の僕は卒倒するんじゃないか？

ああ、両親はそこらを治めているような人物だった。いい両親だったと思うよ。
所謂悲惨な育成環境…とは程遠いだろうな。退屈にもほどがある人生だった。
　
ヨスチアの過去がどういうものだったのかは明確に分からない。
ただ、間違いなくあの頃の私だったら接点を持たなかったであろう存在なのは確かだ。
出会い始めの頃のヨスチアは礼儀知らずもいいとこ、陰気だし、攻撃的だし…
見るもの全てが　敵　みたいに見えてる子だったな
そんなところが好きなのだけれど。今は丸く…いや、どうなんだろうな…。
　
――　まあいいや。
人生の分岐点は間違いなく、私が牢屋にぶち込まれた時だろうな。
民は抑え込めば抑え込むだけ嫌な気持ちになるし、風船みたいに膨らみ続けたらいつか破裂するものだ。
要は　そういうこと　が起きて、両親は見事に討伐されて、矢鱈と頑丈だった私は檻の中って訳だ。
私は牢屋の中で　横暴で乱暴な看守のようなもの　に様々な事を教えてもらった。

吸血鬼という存在が厄介であること、
人間はどうにも嫌な思いをし続けていたらしいこと、
両親を含む私の一家は世間でいうところの「悪役」であること、
悪役は討伐されるべきものであり、正義に打ち負かされるものであること、
正義の為ならば暴力的な行為も、他の人道から外れた行為も肯定されること。
　
他にも色々あったな。
最初は反発していたが、暴力やその他の事を行われる度に俺はゆっくりと理解したんだ。
こういう目に遭わなかった今までが異常で、今の理不尽な状況こそが正常なのだ、と。
別に捻くれて理解した訳じゃあない。諦めでもない。
だって生まれて今まで悪役だったのならば、こうなるのが当然だろう？
私が暴力を振るわれる事に拘ったり執着したり、好むのは、此処が原因だと思う。
降りかかるべきものなら愛すべきものだ。
今もそうだと思っている。
私は悪役なのだから、暴力を振るわれて、受け止めて、相手に満足してもらうべきだ。
私が悪役ならば、相手は必ず正義の者だろう。
　
――　それはそれとして。
結局、衰弱はしたものの死ねなかったんだ。
杭を打ち込まれてもダメ、十字架は火傷止まり、まあ他にも色々…
酷く弱った状態で、どうにも牢が崩壊した、というか。
……結局あれは何だったんだろうな。
逃げ出したというよりも、何かしらの要因であの場所が駄目になったとしか思えないのだが、まあいいか。

何年かぶりに外に出て、ふらふらしていたら、ヨスチアが居たんだ。
随分と暴れた後だったんだろうね。
怪我はしていたし、返り血まみれだし、いやあ。私より死にそうに見えた。
最初は手当をしてやろうと思ってついていった。
鬱陶しがられてからは面白半分に。
結局殴られてからは、何となく、　満たしてくれそうな相手だと思ったから。
……面白味のない出会い方だったけれど、ひとめぼれに近かったんだろうなあ。
今でもあのタイミングでヨスチアについて行こうと決めたのは何故か分からない。
　
……ああ、そういえばドラクラというのはヨスチアにもらった名前だ。
ベノムクラーレが私の最初の名前だった、
確か名前をもらったタイミングは、　


(要領を得ない記述が暫し続く。
不明瞭な文字列。バグった言語。
何処の国の言語か定かではない暗号のようなものが羅列されている。)

(古いページは破り捨てられ、新しいページに新しく走る文字)


いやあ、久し振りに文字を書いたら捗り過ぎてしまったな！
最後の方なんかただのラブレターになってしまった。
そういえばヨスチアにラブレターの類を送り付けた事はないなあ。
今度やってみようかな。
この周辺の騒ぎ？異変？というよりも、ヨスチアが満足するまでこの周辺を 綺麗 にしたら。
便箋が何枚あっても足りないからプレゼン資料になりそう、…プレゼンって何だっけ？
ま、いっか！
　
何だかこの間また出逢った連中の気配もするし。
のんびり準備運動でもして、武器の手入れでもしておこう。





私！！！
この鉈気に入ってるんだよね～！！

ItemNo.14 たけのこ を食べました！
　体調が 1 回復！（12⇒13）
　今回の全戦闘において 貫撃10 が発揮されます。

制約LV を 5 DOWN。（LV20⇒15、+5CP、-5FP）

百薬LV を 10 UP！（LV0⇒10、-10CP）
防具LV を 5 UP！（LV35⇒40、-5CP）

Picon(228) により ItemNo.5 柊 から射程1の呪器『大鉈』を作製してもらいました！
　⇒ 大鉈／呪器：強さ385／［効果1］連撃20 ［効果2］－ ［効果3］自滅16【射程1】

狐(807) の持つ ItemNo.21 皮 から防具『朱金纏』を作製しました！

ItemNo.5 大鉈 に ItemNo.15 タイヤ片 を付加しました！
　⇒ 大鉈／呪器：強さ385／［効果1］連撃20 ［効果2］増幅15 ［効果3］自滅16【射程1】

ItemNo.11 悪意 に ItemNo.17 鉄くず を付加しました！
　⇒ 悪意／防具：強さ90／［効果1］反撃10 ［効果2］増勢10 ［効果3］－


追放された神(1366) とカードを交換しました！

君から咲く花はさぞや美しかろう （フラワーバラッド）


インスタントポーション を研究しました！（深度0⇒1）
インスタントポーション を研究しました！（深度1⇒2）
インスタントポーション を研究しました！（深度2⇒3）

アクアリカバー を習得！
スコーピオン を習得！
ウィークネス を習得！
水特性回復 を習得！
パワーブリンガー を習得！
肉体変調特性 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

Picon(228) は ペットボトル を入手！
ユーライハ(469) は 蒲公英 を入手！
狐(807) は 車前草 を入手！
バケモノ(1589) は 蒲公英 を入手！
狐(807) は 蒼小石 を入手！
Picon(228) は 鉄くず を入手！
ユーライハ(469) は 鉄くず を入手！
狐(807) は 蒼小石 を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
狐(807) のもとに 氷使い がものすごい勢いで駆け寄ってきます。
狐(807) のもとに 暴走自転車 が恥ずかしそうに近づいてきます。

Picon(228) に移動を委ねました。

カミセイ区 S-13（チェックポイント）に移動！（体調13⇒12）
チナミ区 B-4（ベースキャンプ）に戻りました！
体調が全回復しました！

『チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》』へ採集に向かうことにしました！
　　 - Picon(228) の選択は チナミ区 E-5：チェックポイント《出発地》

MISSION!!
カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》 が発生！
　　 - Picon(228) が経由した カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》
　　 - ユーライハ(469) が経由した カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》
　　 - 狐(807) が経由した カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》
　　 - バケモノ(1589) が経由した カミセイ区 S-13：チェックポイント《鰻屋》

［845 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［409 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［460 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［150 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［311 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型
［202 / 500］ ―― 《商店街》より安定な戦型
［149 / 500］ ―― 《鰻屋》より俊敏な戦型
［68 / 500］ ―― 《古寺》戦型不利の緩和



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　




　





不機嫌そうな表情。

　











首を傾げる白南海。

　





ポケットから黒いハンカチを取り出す。

それを手で握り、すぐ手を開く。

　

すると、ハンカチが可愛い黒兎の人形に変わっている。

　









眼鏡をクイッと少し押し上げる。






咄嗟に腕を組み、身構える。

　







そう言ってチャットから抜けるエディアン。

　




　

チャットが閉じられる――

チェックポイント。

仄かな光に包まれた六角形の柱が立っている。

　

･･･柱から滲み出るように、何かが生み出される。



　




それは言葉を発すると共に襲いかかる！