
落華残影/絡禍惨影
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これだから最近の若者は
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怨霊 高国藤久 「あッは! あいつら、あの街では田中田しか会ったこと無いけど── あの樣子じゃ、大体こんな感じだろ」 |
| エアプ齎藤 「や、やめようよ……、こんなところ(ハザマ)入るの! 何が起きるかわからないし……!」 |
| エアプ濯木 「おいおい、アンタ……まさか怖ェのかよ!」 |
| 想像上の田中田 「ほら、やめろよ……無理に勧めるのはオンナのコに嫌われるっすよ?」 |
| エアプ齎藤 「もうっ……。あと僕は男だからね!」 |
| エアプ暮泥 「ちょっと、あんまり騒ぐなよ……。はぁ、防衛なんてめんどくさ……。 ま、安心しなよ。ここに俺達以外人間なんていないんだから──」 |
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怨霊 高国藤久 「よし。 お前ら、今だ! うらめしや──!」 |
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レスター 「……驚かすのか、あの子達を?」 「不安だな……驚かすどころじゃ済まない事態になりそうで」 |
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祐善 「…………」 |
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祐善 「…………こう、かな」 |
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うらめしや。 |
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祐善 「…………」 |
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祐善 (前、見えない……) |
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杉乃 遼馬 「………いや、ベースキャンプだから同陣え」 |
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雛菊 「ふふっ。うらめしや〜」 |

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田中田 哉太 「ウワアアアーーーー!!!! 悪霊退散南無阿弥陀仏無病息災家内安全安産祈願世界平和!!!」 |

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齎藤 颯 「なんで死んでる人ばっかり出てくるの!」 |

「そういや幽霊って、えっちなコンテンツで除霊できるって言いますよね~。 おっさんが言ってた最高のエロ本を探したほうがいいんですかねえ……。」 |

| 濯木 龍臣 「盆はまだだぞ。仕方ねえ奴らだな」 |

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レスター 「……ふふ。駄目じゃないか、君達。こんな所を歩いていたら危ないよ。 早く逃げないと、とても怖いものに出会ってしまうかも——」 |
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くすくすと嗤う声と共に、人らしく取り繕った貌に爪が立てられる。 |
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爪を立てるほどに、指で引き裂くほどに、身体を覆い隠す『嘘』の殻が剥がれていく。 |
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塗り固めた偽りの貌の下から現れたのは、血の気の失せた肌と褪せた髪。 眼球が抜け落ち、空っぽの内部を晒した眼窩の奥では煌々と炎が燃えている。 かつて人間だったものの成れの果て——時の流れと共に朽ちて歪み、人間性を喪った虚ろな影法師がそこにいた。 |
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レスター 「……逃げようとしたところで、もう遅いがな」 |
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レスター 「せいぜい逃げ惑え、生者共。 足掻けば末期の言葉を遺す暇くらいは確保できるかもしれんぞ?」 |
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レスター 「——恨めしやァ!」 |
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※この台詞はお化け屋敷的な演出の一部なので捕まっても死にません。 ごあんしんください |
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視る。 |

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咥える。 |

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そして笑った。 遊びの時間だ────お楽しみだ! |





迎撃の準備はできている。 |



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雛菊 「あれ? きみ、顔色がちょっと良くないね?」 |
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雛菊 「仕掛けておいて言うのもなんだけど、ちゃんと休息をとった方がいいよ? あたしたちと違って、生きている人はちょっとしたことで死んでしまうから」 |
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雛菊 「……って、休めるなら休んでるよね? 余計なお世話、ごめんなさい。 それじゃ、今度こそ始めよっか」 |

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“ ” 「遼馬。これを使って」 |

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怨霊 高国藤久 「ふん。知的な顔しやがって!」 |

東西南北の盛り塩を塩で線を引いて繋ぐ。 |

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田中田 哉太 「分かってますよ……オバケには多分これが効くって!」 |

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[RON:受信のみです] |
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祐善 「ちょっと、話をしよっか。 えっと……お化けに会ったら、してはいけないこと、があったりするでしょう?」 |
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祐善 「見てはいけない、返事をしてはいけない、振り向いてはいけない……」 |
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祐善 「……そういう、やったら良くないことになるもの。 絶対に、守らないといけないこと」 |
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祐善 「私もね、お化けなの。悪いお化け。……だけど、特別に教えてあげる」 |
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祐善 「『私のこと、考えちゃダメだよ』」 |
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――もし、考えたら……着いていっちゃうかも。 |
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[ZOK:こちらは、よく受信しています] |

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ざらざらと、嵐にも似た耳障りなノイズが響き渡る。 |
| 濯木 龍臣 「成仏してぇヤツから前に出な!!!」 |



「盛り塩設置完了しましたよお~。」 |


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杉乃 遼馬 「甘いな」 |
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田中田 哉太 「出れない……出れない……出れない……」 |
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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「……痛い?」 |
ゆらりとその影が揺れる。 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
視線。 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
ゆらりとその影が揺れる。 |
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祐善 「……わかんなかった」 |

| 濯木 龍臣 「成仏してぇヤツから前に出な!!!」 |

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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
| 濯木 龍臣 「当たれや!!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「嵐の夜に……船上に男がゆらり……」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
空 が 裂ける。 瞬いて 蠢く。 |
Cross+Roseのログイン画面が、そこにある。 |
それと盛り塩。 |

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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |

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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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田中田 哉太 「チョットだけだって」 |
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祐善 「話しかけるのもダメ」 |

羽虫が鳴き喚いている。 |
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杉乃 遼馬 「くそ、幻覚、か……?」 |
| 濯木 龍臣 「成仏してぇヤツから前に出な!!!」 |

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怨霊 高国藤久 「よく狙って──!」 |

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齎藤 颯 「わっ、あぶなっ」 |
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怨霊 高国藤久 「うおっまぶしっ」 |

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怨霊 高国藤久 「あはッ。させるもんかよ!」 |



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杉乃 遼馬 「甘いな」 |
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田中田 哉太 「オカアサンオカアサンオカアサンオカアサンオカアサン」 |
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祐善 「こう、かな」 |

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少女がパチリと指を鳴らすと雑音が全て消え失せ、周囲は静寂に包まれた。 |
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雛菊 「こういうのも怖いよね?」 |
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怨霊 高国藤久 「ちっ。痛くなんてねぇよ……!」 |
羽虫が鳴き喚いている。 |
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レスター 「抵抗するな……!」 |
| 濯木 龍臣 「チッ!」 |
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杉乃 遼馬 「甘いな」 |
| 濯木 龍臣 「なーーーに避けてんだテメェはよ!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「あッはは!! ──捕まえたっ!」 |

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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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怨霊 高国藤久 「あッはは!」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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怨霊 高国藤久 「こっちだぜ」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |

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怨霊 高国藤久 「あッはは!」 |

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祐善 「話しかけるのもダメ」 |


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足元から冷たく絡み付くような気配が漂う。 |
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足元から冷たく絡み付くような気配が漂う。 |
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にっこりと微笑んで。 “見ぃつけた”、と呟いた。 |


| 齎藤 颯のカード発動! |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |

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田中田 哉太 「だる……」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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田中田 哉太 「硫酸か塩酸のようにスゴイ……」 |

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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
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田中田 哉太 「ウケる」 |
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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「……痛い?」 |
そこに立ったまま動かない。 |
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祐善 「やっぱり難しい、なあ」 |
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祐善 「こう、かな」 |

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雛菊 「ふふ、今の気分はこの曲かな?」 |
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少女がパチリと指を鳴らすと、 背筋がぞくりとするような、おどろおどろしい音が鳴り始めた。 |
| 濯木 龍臣 「────ッ!」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
| 濯木 龍臣 「当たれや!!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「よく狙って──!」 |


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怨霊 高国藤久 「街のヤツらも、中々やるじゃねえか──なあッ!!」 |
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齎藤 颯 「俺なんかの攻撃受けてなんかくれないよね……そうだよね……」 |
ハザマの赤い空が この場を見下ろしている。 |
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からからと、嘲笑うような声。 |

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齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |

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祐善 「話しかけるのもダメ」 |

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怨霊 高国藤久 「どーも」 |
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レスター 「——“捕まえた”!」 |
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——ざわざわと、ノイズ混じりの狂笑が響く。 |
| 濯木 龍臣 「当たれッ!!」 |

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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
| 濯木 龍臣 「なーーーに避けてんだテメェはよ!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「こっちだぜ」 |
| 濯木 龍臣 「当たれや!!!!!」 |
| 濯木 龍臣 「てめえ!!!どこ見てんだ!?」 |
| 濯木 龍臣 「当たれや!!!!!」 |
| 濯木 龍臣 「チッ!」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
| 濯木 龍臣 「なーーーに避けてんだテメェはよ!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「あッはは!! ──捕まえたっ!」 |

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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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齎藤 颯 「俺なんかの攻撃受けてなんかくれないよね……そうだよね……」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
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齎藤 颯 「俺なんかの攻撃受けてなんかくれないよね……そうだよね……」 |
ちか ちか と 塩が世界を照らした。 |

数多の記憶が混じり合う。 |

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齎藤 颯 「すごいな……どうなってんだろこれ」 |
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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「……痛く、するよ」 |
ゆらりとその影が揺れる。 |
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祐善 「うそつき」 |
羽虫が鳴き喚いている。 |
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祐善 「やっぱり難しい、なあ」 |

| 齎藤 颯のカード発動! |
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からからと、嘲笑うような声。 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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祐善 「わかってるよ」 |
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齎藤 颯 「俺なんかの攻撃受けてなんかくれないよね……そうだよね……」 |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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齎藤 颯 「俺なんかの攻撃受けてなんかくれないよね……そうだよね……」 |
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怨霊 高国藤久 「街のヤツらも、中々やるじゃねえか──なあッ!!」 |
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齎藤 颯 「普通そうだよね……」 |
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齎藤 颯 「もう無理だって……」 |
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田中田 哉太 「……?……?……?……?……?……???????……………………」 |
冷ややかな視線だけが贈られた。 |
| 濯木 龍臣 「下がってろ!」 |


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怨霊 高国藤久 「助かった。 ……随分な皮肉だよなあ、あはは」 |
| 濯木 龍臣 「当たれッ!!」 |

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祐善 「わかってるよ」 |
| 濯木 龍臣 「ふざけんな!!!」 |

| 暮泥 唯のカード発動! |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |


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田中田 哉太 「バイブス下がって来た」 |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
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田中田 哉太 「ウケる」 |
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祐善 「…………」 |


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少女がパチリと指を鳴らすと、漣の音が聞こえ始めた。 |
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雛菊 「ちょっとだけ番外編。 静かな波の音って、どこかに還りたい気持ちにならない?」 |
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雛菊 「ふふ、ならないかー。残念」 |
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足元から冷たく絡み付くような気配が漂う。 |
| 濯木 龍臣 「BMP175で刻みな!」 |
| 濯木 龍臣 (……そんなにBPMの早いレクイエムってあるか? ……まあいいか) |

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にっこりと微笑んで。 “見ぃつけた”、と呟いた。 |
明滅。光に紛れて、虚像が走り抜けていく。 |
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杉乃 遼馬 「おっと………」 |
陽光。そこにある人影が霞んで歪む。 |


その人影が静かに揺らいだ。 |

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祐善 「話しかけるのもダメ」 |
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祐善 「話しかけるのもダメ」 |

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レスター 「抵抗するな……!」 |
| 濯木 龍臣 「────ッ!」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
| 濯木 龍臣 「なーーーに避けてんだテメェはよ!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「よく狙って──!」 |

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怨霊 高国藤久 「どうだ! ビビったか! ビビったな」 |
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…… だれかの足音が 聴こえる |

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怨霊 高国藤久 「あッはは!! ──捕まえたっ!」 |
陽光。そこにある人影が霞んで歪む。 |


その人影が静かに揺らいだ。 |
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祐善 「…………」 |

| 暮泥 唯のカード発動! |
何かを忘れている気がする。 |


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怨霊 高国藤久 「助かった。 ……随分な皮肉だよなあ、あはは」 |
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怨霊 高国藤久 「よく狙って──!」 |

ちか ちか と 塩が世界を照らした。 |

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田中田 哉太 「ハートは心臓で、ポテトは芋です」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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田中田 哉太 「出れない……出れない……出れない……」 |
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祐善 「話しかけるのもダメ」 |
「あ゛!!!! 塩蹴っちゃった……。」 |
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田中田 哉太 「……?……?……?……?……?……???????……………………」 |
| 濯木 龍臣 「下がってろ!」 |

| 杉乃のカード発動! |
| レスターのカード発動! |
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「あっ あぁー」 |
| 濯木 龍臣 「危ねぇなあ、テメェ……!」 |
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レスター 「抵抗するな……!」 |
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からからと、嘲笑うような声。 |
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レスター 「抵抗するな……!」 |
| 濯木 龍臣のカード発動! |
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サフィー 「仮面を被れ、戦士の仮面をな」 |
| 濯木 龍臣 「────ッ!」 |
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…… だれかの足音が 聴こえる |

| 『高国藤久』のカード発動! |
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どこかの世界のことばで『巨怪』を意味する文字が躍る。 |

| 田中田 哉太のカード発動! |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
| 濯木 龍臣 「……。」 |
| 濯木 龍臣 「……。」 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
| 濯木 龍臣 「……。」 |



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田中田 哉太 「だる……」 |

| 田中田 哉太のカード発動! |
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アンジー 「この場で朽ち果て、息絶えろ。」 |

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からからと、嘲笑うような声。 |
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田中田 哉太 「硫酸か塩酸のようにスゴイ……」 |
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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「……痛く、するよ」 |
| 濯木 龍臣 「てめえ!!!どこ見てんだ!?」 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
| 濯木 龍臣 「てめえ!!!どこ見てんだ!?」 |
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祐善 「うそつき」 |
| 濯木 龍臣 「おい……今の、オレを狙ったのか……?」 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
| 祐善のカード発動! |


| 濯木 龍臣 「成仏してぇヤツから前に出な!!!」 |

| 濯木 龍臣 「これだ!」 |
| 濯木 龍臣のカード発動! |
| 濯木 龍臣 「邪魔だ!!」 |
| 杉乃のカード発動! |
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『もも』 「いつかのお礼」 |

| 濯木 龍臣 「────ッ!」 |
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杉乃 遼馬 「甘いな」 |
| 濯木 龍臣 「なーーーに避けてんだテメェはよ!!!!」 |
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にっこりと微笑んで。 “見ぃつけた”、と呟いた。 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
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祐善 「……痛く、するよ」 |
| 濯木 龍臣 「危ねぇなあ、テメェ……!」 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
| 濯木 龍臣 「てめえ!!!どこ見てんだ!?」 |
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祐善 「……わかんなかった」 |


| レスターのカード発動! |
| 濯木 龍臣 「くたばれッ!」 |
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杉乃 遼馬 「甘いな」 |
| 濯木 龍臣 「当たれや!!!!!」 |
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怨霊 高国藤久 「あッはは!! ──捕まえたっ!」 |
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田中田 哉太 「ハートは心臓で、ポテトは芋です」 |


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レスター 「……ふふ」 |
| 濯木 龍臣 「危ねぇなあ、テメェ……!」 |
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レスター 「……許さない」 |
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——ざわざわと、ノイズ混じりの狂笑が響く。 |
| 濯木 龍臣 「成仏してぇヤツから前に出な!!!」 |

| 『高国藤久』のカード発動! |
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怨霊 高国藤久 「……まだ動ける」 |

| 濯木 龍臣 「……。」 |
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怨霊 高国藤久 「ちっ。痛くなんてねぇよ……!」 |


| 濯木 龍臣 「いい具合に“はんだ付け”してやるよ!」 |


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祐善 「こう、かな」 |
| 濯木 龍臣のカード発動! |
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りあな 「置いておくと 何かが来るかも?」 |

| 濯木 龍臣 「くたばれッ!」 |
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杉乃 遼馬 「惜しいな」 |
| 濯木 龍臣 「ふざけんな!!!」 |
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にっこりと微笑んで。 “見ぃつけた”、と呟いた。 |
| 濯木 龍臣 「おい……今の、オレを狙ったのか……?」 |
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怨霊 高国藤久 「逃がすかッ!!」 |
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田中田 哉太 「バイブス下がって来た」 |
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杉乃 遼馬 「こっちだよッと」 |
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田中田 哉太 「ゲラゲラゲラゲラゲラ」 |
| 濯木 龍臣 「……………くっ!」 |
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田中田 哉太 「……?……?……?……?……?……???????……………………」 |

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くすくすと、幾重にも嗤う声がした。 |
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田中田 哉太 「わかる」 |
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怨霊 高国藤久 「あ、おいッ!」 |
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…… 幾重にも重なる声が ささやく |

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田中田 哉太 「それな」 |
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怨霊 高国藤久 「やるじゃん」 |
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田中田 哉太 「落ち着いて♡」 |
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怨霊 高国藤久 「くそッ」 |


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祐善 「こう、かな」 |

| 田中田 哉太のカード発動! |




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田中田 哉太 「ありよりのあり!」 |
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レスター 「その程度で……逃れられると思うな」 |
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怨霊 高国藤久 「あッはは!! ──捕まえたっ!」 |
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田中田 哉太 「アハハハハハハオホホホホホホイヒヒヒヒヒヒ」 |


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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「こう、かな」 |
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田中田 哉太 「可愛い可愛い可愛いよオ──」 |
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祐善 「うそつき」 |

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少女がパチリと指を鳴らすと、漣の音が聞こえ始めた。 |
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雛菊 「ちょっとだけ番外編。 静かな波の音って、どこかに還りたい気持ちにならない?」 |
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雛菊 「ふふ、ならないかー。残念」 |
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くすくすと、幾重にも嗤う声がした。 |
![]() |
…… だれかの足音が 聴こえる |



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祐善 「見ちゃダメだよ」 |
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祐善 「……痛く、するよ」 |
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田中田 哉太 「可愛い可愛い可愛いよオ──」 |
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祐善 「……わかんなかった」 |
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田中田 哉太 「それな」 |
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祐善 「やっぱり難しい、なあ」 |
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田中田 哉太 「やばたにえん……」 |
| 1 0 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 1 |
1 0 0 0 3 0 |
火 水 風 地 光 闇 |
3 1 0 2 2 4 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
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|||||||||||||
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|||||||||||||
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|||||||||||||
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怨霊 高国藤久 「──あッは! やった! このまま成り代わってやるんだ。 本当のあの街の住人に!」 |
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レスター 「……ああ。久しぶりに、胸がすくような心地だ」 |
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祐善 「お疲れさま。……そっちの子たちも」 |
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杉乃 遼馬 「……お疲れ様」 |
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雛菊 「ふふ、お疲れ様ー」 |
