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ショウ 「…僭越ながら、 今回、貴方達のお相手を任された“ショウ=トレジャー”と申します。」 |
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ショウ 「まあ、 これまでに何かの縁があった訳でも無し、 これからも何かの縁があるわけでも無い、 所謂、“今回限り”なので、覚えていただく必要はありません。」 |
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ショウ 「“教師”に対する“生徒”として、 “大人”に対する“子ども”として、 そして“渦中の存在”に対する“傍観者”からの立場から、お相手いたします。 …短い間ですが、お付き合い下さい。」 |

| リズン 「さあ、不条理に満ちた世界を解放しよう」 |

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ミドリヤマ 「おやぁ、ちょうどよい。そこの君たち、少し道を尋ねても良いかな?僕達公園に行きたくてね……」 |
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ミドリヤマ 「ついでに、殺しにかかっても良いかな!」 |
| リズン 「人間相手だと、つい加減しちゃうんだけど……」 |

| リズン 「ねえキミたち、悪い人だったりしない?」 |

| リズン 「…………ごめんね?」 |

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ショウ 「さて、 カッコ良くポーズをキメているところ恐縮ですが、 まずは講釈をひとつ。」 |
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ショウ 「この先、遠からぬ未来、 “協奏”と“否定”両方の“世界”を今の状況に陥れた“黒幕”が姿を現すでしょう。」 |
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ショウ 「…ま、こんな事は今更ドヤ顔で言う事でもないですね。 ワールドアナウンスをマトモに聞いてる者なら、阿呆でも予想できます。」 |
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ショウ 「ならば、 今回の“騒乱”に参加している全ての者が本当に戦うべき相手は、“黒幕”でしょう。 関わりの無い二つの“世界”を交わらせ、争わせ、 それを、高みから見下ろしている不愉快な存在。 …しかも、腹立たしいことに、アンフェアなゲームマスターでもある。 “ナレハテルール”を後出しで出してくるような、ね。」 |
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ショウ 「“協奏”と“否定”とで争い合ってる場合じゃないと思うのですよ。」 |

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ショウ 「…ですが、」 |
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ショウ 「それでも、貴方達はこの不毛な闘争を止める気は無いのでしょう? 被害者同士が喰い合っても、喜ぶのは“黒幕”共だけと知っていても、なお。」 |
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ショウ 「──だって、貴方達は“人で無し”なんだから。」 |
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ショウ 「“特種な出自” “特別な才能” “特殊な能力” “特異な性格” そのどれもが、 “否定の世界”に在る事に相応しい、 “否定の世界”に完全適合した完全無欠の“人で無し”なんだから。」 |
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ショウ 「“人で無し”が、“人”の理屈、合理不合理で動く筈が無い。 …余程に思い切った“路線変更”でもしない限り、ね。 要するに、この闘争に理性的な解決を求めるのは絶望的、という訳です。 …全く以て、度し難いですね。」 |
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ショウ 「ご清聴ありがとうございました。 では、始めましょうか。」 |



| リズン 「見えない方が良いこともあるから、ね?」 |

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ショウ 「いやしくも“教え導くもの”を名乗るなら、 目の前の生徒には真摯に誠実に向き合うべきでは? 茶化して、巫山戯て、嘲笑う心算なら、教鞭をとる資格は無い!」 |

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ミドリヤマ 「少し試験に付き合ってもらおう。」 |

| リズン 「っ、うわ!ちょっと勝手に出て来ないでってば……」 |

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ショウ 「いやしくも“教え導くもの”を名乗るなら、 目の前の生徒には真摯に誠実に向き合うべきでは? 茶化して、巫山戯て、嘲笑う心算なら、教鞭をとる資格は無い!」 |

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プレイヤー “人” は誰も縛られた か弱き子羊ならば、 プレイヤー “先生”、貴方はか弱き “大人” の代弁者なのか。 |

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ミドリヤマ 「良い攻撃だ、ありがとう!ただ、僕は”死にたくない”んだ……嗚呼、なんて素敵な言葉だろう!」 |
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ショウ 「“不死身”、“不老不死”、“永遠の生命”、“不滅の存在”… …そんな属性があっても、精神がアレではクマムシやプラナリアと、相違無い。」 |

| リズン 「ここから先は、閲覧禁止だよ」 |

| オオエド 「石川流風水空手・風水葬らん」 |
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ショウ 「その言い振り、その振舞い、その有り様、 流石は“アンジニティ”の“人で無し”と言うべき頓狂振りですね。 略して“さすアニ”!」 |

| リズン 「フッ、残像だ」 |
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ショウ 「…!」 |
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ショウ 「ま、まあ、“先生”と名乗る程度の実力はある、いう訳か。」 |

| リズン 「ここから先は、閲覧禁止だよ」 |

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ショウ 「貴方達は、 “聞く耳”を持っていない。 “語る舌”も持っていない。 “考える頭”も、 “感じる心”も、持っていない。 持っていたとしても、 使えなければ、無いのと同じ。」 |

| リズン 「まだまだお兄さんも現役だねっ!」 |
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ショウ 「青臭い理想論で今更貴方達“人で無し”を翻意できるとは思ってませんよ。 だが! 面と向かったからには、言わずには居れぬモノもある、という事です!」 |
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ショウ 「どうせ意味も無く、意味も分からず啼くならば、 “モッサーーーーーーッ”とでも啼いたらどうですか? …特に、体色が緑の方にはオススメとなっていますが。」 |
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ミドリヤマ 「死にたくないのか?……それは素敵な感情だ。君を殺しにかかる甲斐がある」 |

| リズン 「どんな相手でも、狙う所は一緒なんだねえ…」 |
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ショウ 「“人”の言葉を解せぬ“人で無し”が、“人”の言葉を発しないでいただきたい。」 |
| リズン 「大丈夫、痛くないから!多分!!」 |
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ショウ 「いやしくも“教え導くもの”を名乗るなら、 目の前の生徒には真摯に誠実に向き合うべきでは? 茶化して、巫山戯て、嘲笑う心算なら、教鞭をとる資格は無い!」 |

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プレイヤー “人” は誰も縛られた か弱き子羊ならば、 プレイヤー “先生”、貴方はか弱き “大人” の代弁者なのか。 |

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ミドリヤマ 「良い攻撃だ、ありがとう!ただ、僕は”死にたくない”んだ……嗚呼、なんて素敵な言葉だろう!」 |
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ショウ 「…!」 |
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ショウ 「ま、まあ、“先生”と名乗る程度の実力はある、いう訳か。」 |

| リズン 「ごめんねーっ!」 |
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ショウ 「善意を偽装するのも、悪意を露わにするのも、ご自由に。 本質が“アンジニティ”である事を押さえておけば良いだけです。」 |
| リズン 「フッ、残像だ」 |
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ショウ 「…。」 |
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ショウ 「…な、なるほど、 もう少し力を開放しても問題なさそうだな。」 |

| リズン 「富の再分配ってやつだよ!」 |

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ショウ 「どうせ意味も無く、意味も分からず啼くならば、 “モッサーーーーーーッ”とでも啼いたらどうですか? …特に、体色が緑の方にはオススメとなっていますが。」 |
(惜しかったなあ、今の) |
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ショウ 「“弱肉強食”の“世界”に棲むと称する“人で無し”の精神性は、 何故かかなりの確率で、弱きを直ぐに喰わず、甚振り弄ぶ方向に形成されます。 僕は、それを“モヒカン理論”と呼んでいますが。」 |
| リズン 「大丈夫、痛くないから!多分!!」 |
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ショウ 「…もう少し時間を稼ぎたい所ですが。」 |

| ハイヤのカード発動! |
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真紅 「ツーちゃんに、お・ま・か・せ・♥」 |
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ショウ 「…まだ、 …もう少しだけ、この“場”を引っ張る必要が、ある。」 |
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ショウ 「その言い振り、その振舞い、その有り様、 流石は“アンジニティ”の“人で無し”と言うべき頓狂振りですね。 略して“さすアニ”!」 |

| リズン 「ま、困ったときの神頼みってね!」 |
| リズンのカード発動! |
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【ERROR】 「カードデータが見つかりません。カードNo.を確認してください。」 |
| リズン 「あ〜生き返る…」 |

| リズン 「まあ、大人しくしてて?」 |

| リズン 「ちゃんと受身、取ってよ?」 |
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ショウ 「…当たれ!」 |
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プレイヤー “人” は誰も縛られた か弱き子羊ならば、 プレイヤー “先生”、貴方はか弱き “大人” の代弁者なのか。 |

| リズン 「まだまだお兄さんも現役だねっ!」 |
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ショウ 「…これは言い訳なんですがね。 “人”の論理で動かぬ者の動きは、非常に読みづらいのですよ。」 |
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ミドリヤマ 「さて、こちらは6度打てるようにしつつ、1度だけ。」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |

| リズン 「壊死って、切断するよりもしんどいらしいね」 |

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ショウ 「“得ようと思うなら、まず与えよ”、ですか?」 |

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プレイヤー “人” は誰も縛られた か弱き子羊ならば、 プレイヤー “先生”、貴方はか弱き “大人” の代弁者なのか。 |

| オオエドのカード発動! |
甘ったるい匂いのどろりとした液体が降り注ぐ。 |


| リズン 「ちゃんと受身、取ってよ?」 |
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。oO(…どうして回復する前に痛みを感じるんだコレ?) |

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ショウ 「そんな“大人”は、“修正”してやる!」 |

| リズン 「まあ、大人しくしてて?」 |

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ショウ 「“得ようと思うなら、まず与えよ”、ですか?」 |

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ショウ 「問題ない。 …想定の範囲内、だ。」 |
| リズン 「よしよし、もうちょっと頑張れそう!」 |
| リズン 「よしよし、もうちょっと頑張れそう!」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |


| リズン 「ちゃんと受身、取ってよ?」 |
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ショウ 「…まだ語り足りないのでね。 もう少し付き合っていただきたい。」 |

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ショウ 「…まだ、 …もう少しだけ、この“場”を引っ張る必要が、ある。」 |


| リズン 「懐かしいなあ。色々とさ」 |

| リズン 「はっはっはー!これがお兄さんパワーだ!」 |
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ショウ 「“人”の言葉を解せぬ“人で無し”が、“人”の言葉を発しないでいただきたい。」 |
(惜しかったなあ、今の) |
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ショウ 「貴方達は“此処”で何をするつもりですか? “教育者”なら、少しは“未来”の事も考えていただきたいものですが。」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |
| リズン 「ありがとありがと!」 |
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ショウ 「…ここまでか! だが!」 |

| ハイヤのカード発動! |
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ショウ 「…まだ、 …もう少しだけ、この“場”を引っ張る必要が、ある。」 |
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.。oO(畜生め! 毎度ながら痛すぎるだろ…) (バグじゃないのか、コレは! ) |
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ショウ 「まあ、いいでしょう。 コチラは此処までです。 …ああ、最後に一言だけメッセージを。 今のまま生きるのであれば、忘れてください。 …そうでないのなら、適当に。」 |
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“塩梅を、間違わぬように。 差し出される手を、払いのけぬように。” |
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ショウ 「…確かに、伝えました。 …後は、“ご自由”に。」 |
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ショウ 「……“ご自由”に、なれると良いですね。」 |

| リズン 「はいはい皆さんご注目~っ。怪しい者じゃないからね!」 |

| リズン 「良い子の皆は改造しちゃダメだぞ!」 |
| リズンのカード発動! |
| オオエドのカード発動! |
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灰闇 眩 「沈め。」 |
| リズン 「よしよし、もうちょっと頑張れそう!」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |
| リズン 「ありがとありがと!」 |
| ミドリヤマのカード発動! |
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ミドリヤマ 「死にたくないのか?……それは素敵な感情だ。君を殺しにかかる甲斐がある」 |

| リズン 「はいはい皆さんご注目~っ。怪しい者じゃないからね!」 |

(首が狙えたらな~……) |

| リズン 「はいはい皆さんご注目~っ。怪しい者じゃないからね!」 |

(惜しかったなあ、今の) |
| リズン 「どんな相手でも、狙う所は一緒なんだねえ…」 |
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ミドリヤマ 「さて、こちらは6度打てるようにしつつ、1度だけ。」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |


| リズン 「マイクとスピーカー欲しくなってくるなあ」 |

| リズン 「ああっごめん!そこまでする気は無かったんだけど…!」 |
| リズン 「大丈夫、痛くないから!多分!!」 |
| ミドリヤマのカード発動! |
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ミドリヤマ 「さぁ謳歌しようじゃないか。いつかは終わる人生を!」 |
| リズン 「……あ、これ飲まなきゃいけないやつ?」 |
| オオエドのカード発動! |

| リズン 「はいはい皆さんご注目~っ。怪しい者じゃないからね!」 |


| リズン 「マイクとスピーカー欲しくなってくるなあ」 |


| リズン 「懐かしいなあ。色々とさ」 |

| リズン 「ああっごめん!そこまでする気は無かったんだけど…!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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| リズン 「……あーあ。まったく、嫌な気分だ」 |
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ミドリヤマ 「ハハハハハハ!さて、さてさて。追うぞ、追うぞ、追うぞ!逃げると良い、生きるために!」 |
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ミドリヤマ 「そしてもしも運良く逃げ延びたなら……もう一度戦いにきておくれよ、抗うために」 |
