［基本］OK.　［戦闘］OK.　［スキル］OK.　

ネジを緩め、分厚く重い蓋を開ける。
休息というものは必要だ。それがモノだというならば。
だからこうして、時々メンテナンスをしてやらないといけない。




それは赤と青のチューブで繋がれ、なんとか形を保っている。
その中に浮かぶものは、きっと元から所持していたものなんだろう。


女児向けゲームのカード達に、ストラップと、そして。
勿忘草と紫苑が挟まった栞。


それらはどれも大事そうに保管してある。




そう、これらはきっと形をなくす前にもっていた、『大事なもの』なのだろう。
きっと、この持ち物達が元の形へ戻す手がかりなのだろう。
……だが、これらだけではわからない。何か、パーツが。大事なパーツが、抜けているような気がする。




元々のコイツのオーダーは『形になる』ことだ。
ならば、形だったら何でもいい筈だ。それでソイツも満足する筈だ。




だが、コイツはまだ『満たされない』。まだ満足しきっていない。
未だに『別の誰か』と見間違え、『別の誰か』を求めている。


──何が足りない？
──何で満足しない？


────俺は、何で、


コイツに執着しているんだ？












突然、アームに強く引っ張られ、バランスを崩す。




必死にアームから逃れ、藻掻こうとする。
一体コイツはどうしてしまったのか。


足掻いて、足掻いて、ようやくアームは腕から外れる。
しかし、その強い握力から逃れた反動は一体どうなるか。そんな事を考える余裕なんてなかったんだろう。






その先の事を、何で考えられなかったのか。
我ながらダセェ、と心の中で自嘲しつつ。
















その意識は、暗闇へと落ちていく。

ItemNo.10 いびつなうさぎりんご を食べました！
　体調が 0 回復！（30⇒30）
　今回の全戦闘において 攻撃10 防御10 強靭15 が発揮されます。
　今回の結果でのスキル熟練度が伸びやすくなった！

守護者の姿が消え去った――

　

　

六角形の柱から天に向け、赤色の光柱が立つ。

どうやら次元タクシーで行けるようになったようだ。

すごい石材（400 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。
エナジー棒（30 PS）を購入しました。

解析LV を 20 DOWN。（LV25⇒5、+20CP、-20FP）

呪術LV を 25 UP！（LV0⇒25、-25CP）
武器LV を 5 UP！（LV55⇒60、-5CP）

Mater(1084) とカードを交換しました！

しみ （サンダーフォーム）


グリモワール を研究しました！（深度0⇒1）
グリモワール を研究しました！（深度1⇒2）
グリモワール を研究しました！（深度2⇒3）

シャドウラーカー を習得！
ダークネス を習得！
ワンオンキル を習得！
ディバウア を習得！
闇の祝福 を習得！
サモン：シャドウ を習得！
ダウンフォール を習得！
贖罪山羊 を習得！
ファルクス を習得！
クリエイト：ピッチダーク を習得！
呪器作製 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

ヨル(1282) は 不思議な食材 を入手！
ヨル(1282) は 皮 を入手！

特に移動せずその場に留まることにしました。
体調が全回復しました！

『チナミ区 R-7：チェックポイント《廃ビル》』へ採集に向かうことにしました！

MISSION!!
チナミ区 O-16：梅楽園 を選択！

［822 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［375 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［396 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［117 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型
［185 / 500］ ―― 《大通り》より堅固な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　










　





チャット画面に映る、４人の姿。

　

　






　







少しの間、無音となる。

　






くんくんと匂いを嗅ぐふたり。
















　

　

　

３人の様子を遠目に眺める白南海。





　

　

　

チャットが閉じられる――

ハザマのなか、咲き乱れる梅の木たち。

梅林にはほんのりと良い香りが漂う。

その景色は美しく見えるが、同時に異様にも映る。

　

園内を進んでいくと、周囲の梅の木がざわめく･･･






木が不自然に捻れ、音を立てる。

ボコッと地面から根が飛び出し、木が"歩き"はじめる･･･