

![]() |
レイジ 「目標を確認、対象の殲滅を開始する」 |
![]() |
ハナ 「どこかで見た気がする連中だな?」 |
![]() |
ハザマの荒野に佇む奇怪な美術品が、 来たる戦いの匂いを感じて動き出した……。 |

| *** 「 @@「くくく……」」 |
![]() |
ハナ(炎使い) 「うっしゃ!熱くいこうぜ。」 |

![]() |
ハナ 「力を求め」 |
![]() |
ハナ 「影に潜み」 |
![]() |
ハナ 「闇の加護を受け」 |
![]() |
ハナ 「さあ、ハナを咲かせよう!」 |
「こんなでかい的に当てられないのか?」 |
藻のような鬣の間から覗くただ一つの目が、赤くぎらつく。 |
藻のような鬣の間から覗くただ一つの目が、赤くぎらつく。 |
![]() |
タウラシアス 「テメェの目は飾りか?」 |
| Re:AGE 「警告:このプログラムは認可されていません」 |
| Re:AGE 「基幹システムへの深刻な障害が発生しています。 直ちに使用を停止してください」 |
| Re:AGE 「サブジェネレータ起動。余剰エネルギーの順次供給を開始 」 |
![]() |
レイジ 「俺に力を貸せ、美門氏神!今がその時だ!!」 |
![]() |
幼き巫女の像がレイジに同化する。 彼の存在そのものが、その性質を変えていく。 |
![]() |
両の瞳から紅蓮の残光を迸らせ、真紅の波動を身に纏う。 迷いはとうに斬り捨てた。残されたのは、己に刻まれた使命のみだ。 |
![]() |
レイジ 「バロール起動。ターゲットマトリクス、リンク完了。 どこに逃げようが……必ず追い詰める!」 |
| ――侵略の時は来た。 畏れを忘れた世界よ、光に呆けた眼を開くがいい。 |

人ならざるもの、異形なるもの。封じ込まれていたその爪が、屠るべき獲物を求めている。 |
![]() |
タウラシアス 「よぉ、お前ら人間か? まあどっちでもいいがな、遊んでくれよ」 |

![]() |
タウラシアス 「さあ俺に傷を付けてみろ!」 |



![]() |
ハナ 「暴れな」 |
![]() |
タウラシアス 「おいおい、避けてもいねぇのに外すなよ?」 |
| Re:AGE 「マスケンヴァル・システム起動 人格データ再調整……最適化処理完了」 |
![]() |
レイジ 「さあ見せてみろ、貴様の残虐性を!」 |
「くくく、やめておけ」 |
![]() |
絶える風。船足を止める、凪の海。 |
![]() |
少しの忌避感、僅かな不安。 |
ほんの小さな禁忌が魚礁となり、寄り集まった噂が怪異の形をつくる。 |

![]() |
タウラシアス 「逃がしはしねぇよ…」 |


![]() |
ハナ 「これはどんなもんなんだろうかね?」 |
「こんなでかい的に当てられないのか?」 |
| Re:AGE 「緊急プロトコル起動 思考パターン最適化。機能限定解除 対象の殲滅を開始します 」 |
![]() |
レイジ 「軌道の連中が俺に仕掛けた保険だ……お前も俺も、もう後には戻れない」 |
![]() |
レイジ 「命果てるまで、死の舞踏(ダンス・マカブル)を踊ろうじゃないか!」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
![]() |
タウラシアス 「何のつもりだ?」 |

![]() |
タウラシアス 「潰しがいのある生肉だな」 |


![]() |
ハナ 「おや、弱っているな?」 |
![]() |
レイジ 「《超越存在・連続起動》(ハイランダー・マルチキャスト)!! ――その身をもって知るがいい、この俺に限界などありはしない!!」 |
![]() |
タウラシアス 「おいおい、避けてもいねぇのに外すなよ?」 |
![]() |
レイジ 「面倒な……!」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
「さあ、怯えた顔を見せてくれ」 |
![]() |
タウラシアス 「何のつもりだ?」 |

![]() |
タウラシアス 「ハハハハハハ!」 |

![]() |
ハナ(炎使い) 「…闇が迫る」 |
![]() |
レイジ 「流石に押されているか。撤退も視野に入れるとしよう」 |
![]() |
ハナ 「はぁ…」 |

| Re:AGE 「ジェネレーター出力再調整 コンデンサへのエネルギーチャージを開始 」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
うねるように鬣が蠢く。 |
| ――其は船を呑む魔の海域。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

![]() |
タウラシアス 「次はこういう趣向でどうだ?楽しんでくれよ」 |


![]() |
ハナ 「共に死のうや?」 |
![]() |
レイジ 「《超越存在・連続起動》(ハイランダー・マルチキャスト)!! ――その身をもって知るがいい、この俺に限界などありはしない!!」 |
![]() |
タウラシアス 「おいおい、避けてもいねぇのに外すなよ?」 |
![]() |
レイジ 「面倒な……!」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
うねるように鬣が蠢く。 |
| ――其は船を呑む魔の海域。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

![]() |
タウラシアス 「立て、立て、立て!」 |


![]() |
レイジ 「《超越存在・連続起動》(ハイランダー・マルチキャスト)!! ――その身をもって知るがいい、この俺に限界などありはしない!!」 |
| タウラシアスのカード発動! |
| B.A.D-0 「飲み込めないほど不味いぞ」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
「さあ、怯えた顔を見せてくれ」 |
![]() |
タウラシアス 「余計な事をしやがる…」 |
| ――其は船を呑む魔の海域。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

![]() |
タウラシアス 「どうした?どこか折れたか?」 |

![]() |
レイジ 「限界か……だが貴様も道連れだ!」 |
| レイジのカード発動! |
![]() |
突如として現れた薄くて長いクレープ生地 それはギロチンのごとく相手に降りかかる。 クレープだけど痛そうだ…! |
![]() |
レイジ 「最早勝ち目はないか……!ここは撤退する!」 |
![]() |
ハナ 「はぁ…」 |



![]() |
ハナ 「弱いやつから落としていこうか」 |
大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |
![]() |
タウラシアス 「礼でも言って欲しいのか?」 |
| ――其は船を呑む魔の海域。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

![]() |
タウラシアス 「立て、立て、立て!」 |


| ナックラヴィーのカード発動! |
![]() |
そこは既に彼の者の領域。 避けて通る事は消して許さず、彼らの牙は獲物の喉元に確実に喰らいつく。 |
![]() |
タウラシアス 「何のつもりだ?」 |
![]() |
ハナ 「数を減らそう」 |
ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
![]() |
ハナ 「ハハハ」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

![]() |
タウラシアス 「潰し甲斐のある生肉だな!」 |

![]() |
タウラシアス 「脆いなァ!」 |
![]() |
ハナ 「最期の足搔きだ!」 |
| ハナのカード発動! |
![]() |
ハナ 「Let's scratch until THE END」 |
![]() |
ハナ 「…闇が迫る」 |
| 0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
1 0 0 0 0 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
1 0 0 0 0 2 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
||||||||
![]() |
| |||||||||||||
| ||||||||||||||
![]() |
タウラシアス 「なんだよ、これで終わりか? ハハハ!手応えがねぇ!」 |

「……ちょっとくらい齧ってもいいか?」 |
