

| 雨洞 兆 「お手柔らかに!お願いしますよ!僕この通り非力なのでね!」 |
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リト 「……なんだよ、やるってのか?」 |
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ハザマの荒野に佇む奇怪な美術品が、 来たる戦いの匂いを感じて動き出した……。 |

| 「おや? 何処かで見た顔だな。 ああ思い出したぞ、いつだかの食いでのなさそうな人間共だ」 |

| ――侵略の時は来た。 畏れを忘れた世界よ、光に呆けた眼を開くがいい。 |

人ならざるもの、異形なるもの。封じ込まれていたその爪が、屠るべき獲物を求めている。 |
| 雨洞 兆 「匣は閉じ、そして貯える、」 |
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タウラシアス 「あぁ?なんだ、また会ったじゃねぇか! 二度目だなぁ、お前ら!元気にしてたか?俺の付けた傷は癒えたか? ハハ、叩きのめしてやったのに懲りない連中だな」 |

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タウラシアス 「いいぜ、上等だ! 遊んでやるよ、お前らが細切れの肉片になるまでな!」 |

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タウラシアス 「さあ俺に傷を付けてみろ!」 |

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リト 「……さて、視るだけで……どこまで対処できるかな」 |


大きく開いた顎ががちりと噛み合わされる。 |

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タウラシアス 「立っていられるか?」 |

藻のような鬣の間から覗くただ一つの目が、赤くぎらつく。 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「どうした?どこか折れたか?」 |

| 雨洞 兆のカード発動! |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

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タウラシアス 「ハハハハハハハハハ!ショータイムだ!」 |


雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |
| 雨洞 兆 「”視え”てるよ?」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |
| 雨洞 兆 「さ、これで決めちゃおう」 |

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タウラシアス 「次はこういう趣向でどうだ?楽しんでくれよ」 |

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リト 「………傷だらけだな」 |
| 雨洞 兆 「ありがとうございます!!」 |

「――潰れろ」 |


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タウラシアス 「叩き潰してやるよ!」 |

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タウラシアス 「脆いなァ!」 |
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リト 「…ッチィ……仕方ねえな…」 |
| 雨洞 兆 「ありがとうございます!!」 |
| 雨洞 兆のカード発動! |
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ホーリー 「喰らいなァ、聖義の裁きを!!」 |

| 雨洞 兆 「撤退撤退!!まったね~!!」 |
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リト 「!オイ、まじかよ……クソッ…」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

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タウラシアス 「立て、立て、立て!」 |

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攻撃に呼応をするように蒼い光が弾けると、その男は身を翻受け流して死角へと抜けた。 |
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タウラシアス 「逃げるなよ?」 |
「こんなでかい的に当てられないのか?」 |
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リト 「……チッ」 |

ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |

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タウラシアス 「こっちから行くぜ!」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |
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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

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タウラシアス 「そらそらそらァ!」 |

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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
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攻撃に呼応をするように蒼い光が弾けると、その男は身を翻受け流して死角へと抜けた。 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

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タウラシアス 「立て、立て、立て!」 |

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攻撃に呼応をするように蒼い光が弾けると、その男は身を翻受け流して死角へと抜けた。 |
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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |

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タウラシアス 「立て、立て、立て!」 |

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攻撃に呼応をするように蒼い光が弾けると、その男は身を翻受け流して死角へと抜けた。 |
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タウラシアス 「逃げるなよ?」 |
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リト 「っと…まだ、やんのかよ…」 |
藻のような鬣の間から覗くただ一つの目が、赤くぎらつく。 |
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リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |


雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |

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タウラシアス 「ハハハハハ!」 |


雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |

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タウラシアス 「そらそらそらァ!」 |

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リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |
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リト 「っと…まだ、やんのかよ…」 |
![]() |
リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
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リト 「っと、危ねェな…!」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |
![]() |
リト 「……その程度なら、”視る”までもないな」 |
「鬼ごっこか? 楽しいなァ? くくくははははは!!」 |

![]() |
タウラシアス 「そらそらそらァ!」 |

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リト 「ってェな……この…」 |
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リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |

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タウラシアス 「避けてみろ!」 |

ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
| ナックラヴィーのカード発動! |

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タウラシアス 「どうした?どこか折れたか?」 |

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タウラシアス 「小賢しい真似しやがるじゃねぇか」 |
| タウラシアスのカード発動! |
――何かが見ている。 |
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リト 「っと…まだ、やんのかよ…」 |
![]() |
リト 「おし………まだ、行けそうだ」 |


それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「そらそらそらァ!」 |

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タウラシアス 「雑魚が!」 |
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リト 「………無理は、良くねェか」 |
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リト 「こんなもんか……まあ別に…怪我すンのは、慣れてるからな」 |
| ナックラヴィーのカード発動! |
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そこは既に彼の者の領域。 避けて通る事は消して許さず、彼らの牙は獲物の喉元に確実に喰らいつく。 |
うねるように鬣が蠢く。 |

ナイフのような爪が、加速度をつけて振り下ろされる。 |
「さあ、怯えた顔を見せてくれ」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「こっちから行くぜ!」 |
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リト 「…ッチィ……仕方ねえな…」 |
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リト 「………まあ、こんなもんだな」 |
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リト 「…クッソ、…… 悪ィがこのまま離脱させて貰うからな」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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タウラシアス 「こんなもんか?脆い連中だな」 |

「……ちょっとくらい齧ってもいいか?」 |
