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チヨ子 「早く退いて」 |

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小鷹 「さて……こいつら倒して、迎えに行くで!」 |
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アラト 「ええ、さっさと倒して合流しましょう!」 |
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守護者《SNAKE》 「――我が脳は我が姫の意思。我が力は我が主の力。」 |
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守護者《SNAKE》 「――我が脳は我が姫の意思。我が力は我が主の力。」 |
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綴られた赤い燕が同じ色の空を飛ぶ。 |

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虚実の境界など、自分の前では無力だ。 |

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──もう、終わった事だ。 |

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リボンの腕達が、貴方達を護るように前に出た。 |

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振り子は 正しい道を 星の中から 探し出す。 |

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落とし子は いつだって なにかに なる為、 前に出る。 |



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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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そこにあるのはインク溜まりのみだ。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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ふかふかの、星屑で出来たベッドを作り出す。 |
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小鷹 「ええタイミングやな!」 |

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日暮れの光が目に刺さる。 |

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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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そもそもそこに、誰かいただろうか。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |
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小鷹 「どうも」 |

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頁を捲る音。 |
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その行動は既に上書きされた。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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チヨ子 「おいで!ふわちゃん!!」 |
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──声に呼応し、その身体から何かが分離する。 |

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ふわちゃん 「だうだう~~!」 |
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ふわふわだ。 |
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もこもこだ。 |
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おまけにふかふかしている……。 |
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やる気満々ではあるが、頭は良くなさそうだ。 |

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小鷹 「行けるか、アラト!」 |
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アラト 「ええ、もちろん!」 |

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何処かから遠く、鐘の音が聞こえる。 |
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星の光は、絶えず輝き続ける。 |
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自己を蝕む虚からは、逃れられずとも。 |
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カーテンコールにはまだ早い。 夜想曲はまだ、続いているのだから! |

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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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チヨ子 「ちょっと痛いだけだから~」 |
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チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |
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ふわちゃん 「こぢゃか、ありゃとー!」 |

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頁を捲る音。 |
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アラト 「心の準備をする時間を差し上げましょう」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |
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ふわちゃん 「いいこ いいこ~」 |
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小鷹 「ええタイミングやな!」 |

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「次はお前や」 |
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アラト 「諦めたら、楽になりますよ?」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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そこにあるのはインク溜まりのみだ。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
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優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |
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小鷹 「どうも」 |
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ふわちゃん 「こきゅい!」 |

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* 「悪役って、本当に悪いのかねぇ……。」 |

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アラト 「シンプルに雑魚ですよね?」 小鷹 「ほんと覚えてろよお前」 |
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アラト 「なるべく痛いようにして差し上げますから!」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |
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チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |
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ふわちゃん 「ふわちゃが かわりになる!」 |

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「次はお前や」 |
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アラト 「なるべく痛いようにして差し上げますから!」 |
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アラト 「一昨日おいでくださいね?」 |
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ふわちゃん 「あたりゃない!」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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ふかふかの、星屑で出来たベッドを作り出す。 |
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小鷹 「おおきになぁ、助かるわあ」 |
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チヨ子 「当たってくれるとありがたいな~!」 |
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ふわちゃん 「まもりゅ!」 |

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ペンの先はそちらを指した。 |
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* 「勧善懲悪ものって正しいと思うか?」 |

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* 「めでたし、めでたし」 |
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アラト 「脱字してたからじゃないですか?」 小鷹 「それ最初に言えや」 |
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鐘の音。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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優しい星あかりの下で、おやすみなさい。 |
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小鷹 「どうも」 |
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本当に? |
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映る姿は本当に自分なのか? |
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……気持ちが悪い。 |

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ふわちゃん 「なでなで!」 |
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小鷹 「よし、まだ頑張れるよ」 |
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本当に? |
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映る姿は本当に自分なのか? |
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……気持ちが悪い。 |


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ペンの先はそちらを指した。 |
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アラト 「そんなに頑張って、虚しくありませんか?」 |
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アラト 「大人しくしていればいいものの……」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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チヨ子 「どうせちくっとするだけだよ?」 |
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ふわちゃん 「みんなだいじ!」 |


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* 「正義のヒーローって、本当におるん?」 |

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アラト 「え?なんですかそのクソエイム 眼鏡の度合ってます?」 小鷹 「ほんとうるっさいねんお前!」 |
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アラト 「お気の毒ですねぇ、ふふふ……!」 |
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アラト 「チッ」 |
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星屑と共に、結晶の欠片が飛んでいる。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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チヨ子 「大丈夫、大丈夫だよ。心配しないで……チヨ子がいるよ」 |
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ふわちゃん 「んみゃみゃい!」 |
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ふわちゃん 「いいこ いいこ~」 |
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小鷹 「ええタイミングやな!」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |


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ペンの先はそちらを指した。 |
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アラト 「同情して差し上げましょうか?」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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ふわちゃん 「いたいの、や!」 |
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チヨ子 「わるいこ だ~れだ?」 |
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チヨ子 「どうせチヨ子の攻撃なんて当たっても掠り傷なのにな~」 |
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ふわちゃん 「こぢゃか、ありゃとー!」 |

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ペンの先はそちらを指した。 |
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アラト 「脱字してたからじゃないですか?」 小鷹 「それ最初に言えや」 |
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アラト 「諦めたら、楽になりますよ?」 |
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ふわちゃん 「あたりゃない!」 |
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チヨ子 「大丈夫、チヨ子に任せて。ちゃんと痛くないようにするからね」 |
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ふわちゃん 「んみゃみゃい!」 |
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ふわちゃん 「べしべし!」 |

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ペンの先はそちらを指した。 |
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* 「めでたし、めでたし」 |
| 『小鷹裕吉』のカード発動! |
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運命は汝の死を指し示した。 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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ふわちゃん 「いたいの、や!」 |
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チヨ子 「当たってくれるとありがたいな~!」 |
| ■■のチヨ子のカード発動! |
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チヨ子 「当たってくれるとありがたいな~!」 |
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チヨ子 「優しくするからじっとしてて欲しいな」 |
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ふわちゃん 「みんなだいじ!」 |

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「次はお前や」 |
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アラト 「え?なんですかそのクソエイム 眼鏡の度合ってます?」 小鷹 「ほんとうるっさいねんお前!」 |
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アラト 「雑魚風情が頑張りますねぇ……」 |
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アラト 「チッ」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
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ふわちゃん 「あたりゃない!」 |
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チヨ子 「大丈夫、大丈夫だよ。心配しないで……チヨ子がいるよ」 |
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ふわちゃん 「ありゃと~!」 |
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──荒波があなたを連れていこうとする。 |
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チヨ子 「いたい?」 |
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ふわちゃん 「さわらないれ!」 |

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風が吹く。手帳に手を翳せば、 ぱらぱらと音を立て手帳のページが捲られていく。 目当ての頁に辿り着けば、乱暴に手帳を掴み取り、 |
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「……なぁ、ちと痛いで!!」 ──そちらを、指差した。 |

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* 「さよならやんな」 |
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アラト 「そんなに頑張って、虚しくありませんか?」 |
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細身の剣は、指揮棒のように。 |
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ふわちゃん 「むい!」どや顔だ! |
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チヨ子 「ちょっと痛いだけだから~」 |
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ふわちゃん 「いじめないれ!」 |
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ふわちゃん 「ぺちー!」 |
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守護者《SNAKE》 「・・・・・・・・・」 |
| 0 3 1 0 0 0 |
0 0 0 0 0 9 |
0 2 0 0 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 1 0 0 6 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チヨ子 「お疲れ様!さて、早く二人を迎えに行かないとねっ!」 |

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小鷹 「……よし!チヨちゃん、怪我ないか?よう頑張ったなぁ、少し休んで二人のとこ行こか」 |
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ふわちゃん 「きゅあーい!」 |
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アラト 「皆様、お疲れ様でした。なかなか楽しめましたよ」 |
