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周囲には他に誰もいないようだ。 |
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「来たか。 こういうとき、イバラシティだと何ていうんだっけ? GLHF?」 |
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「……」 |
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「……やるぞ」 |
「貴方は以前に…」 |
見覚えのある青年の姿に気付き、犬は緊張で毛を逆立てる。 |
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「わふ☆ ツノの美味しそうなお兄さんだ! お久しぶりなのです♪ お兄さんのツノって食べられる? ひとくち味見を…」 |
一方 狐は、嬉しそうにわちゃわちゃと両手を振っている。 |
「………。」 |
そんな狐を、犬はジト目で見つめ… おもむろにその頭を鷲掴みにした。 |
「あっ!ゴメンゴメン! 真面目にやるから! 真面目にやるからぁぁ!!」 |
何かをギリギリと締め上げる音が響く。 |
「お待たせしました。これ以上、街の侵略はさせません。僕が…相手になります!」 |
ぐったりと斃れた狐を背景に、犬は青年に向かって吼える! |

















| イツのカード発動! |






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イツ 「……っし、まだやれるみてぇだな」 |

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イツ 「……」 |




| イツのカード発動! |

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「ありっしたー……」 やり尽くしたように、転がっている。 |
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火 水 風 地 光 闇 |
0 0 4 0 0 0 |
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| 「僕は負けません。絶対にこの街を守ってみせる! ……だから、このまま元の世界に帰って欲しい。」 |
勝敗が決したことを察した少年は、侵略を諦めるよう相手に告げる。そして… |
「それとも… この街を侵略しなくちゃならない理由が、貴方にはあるんですか?」 |
戦う意味を青年に問うと、答えを待たずにその場を去った。 |
