［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

荒廃したこの世界の存在を、
荒廃したこの世界に来て思い出す。


「なんで忘れちゃうんだろ……」

調達したお肉を前に、溜息が溢れた。

この世界のことを覚えてさえいれば、自宅でも料理の練習ができるのに。
元の世界に戻った瞬間には料理のことなどすっかり忘れていて、
家で食べる時にも、そのほとんどを冷凍食品やレトルト食品で済ませていた。
料理が全く出来ない訳ではないけれど、それはあくまで自分が食べるだけのもの。
到底、人に出せるようなレベルではなかった。

「……普段から料理しておけばよかったな」

この呟きも、何度目だろう。

同行人である二人の方を、ちらりと見やる。
それぞれ作業に没頭しているようだ。
この世界の珍しい物を組み合わせては、謎の物体を作ったり。
そんな謎の物体から、実用性も兼ね備えた美しい装飾品を作ったり。
何かと忙しそうな二人に対して、自分が出来ることと言えば
手に入れた食材を使って、なんとかお腹を満たして貰うことだけ。

一人は大会社の社長だ。
きっと会食やらパーティーやら見たこともない世界で、
普段から高級で美味しいものを食べているに違いない。
もう一人は、ウラドでも評判の中華料理屋さんで働く看板娘の女の子だ。
毎日のご飯がその中華料理かどうかはわからないけれど、きっと舌は肥えているはず。

けれど、そんな二人から料理に対して文句を言われたり、ダメ出しされたことは一度もない。
明らかに何かが足りない味であっても、残すことなく最後まで食べてくれる。

二人とも優しい。
空になった皿に、胸がきゅっとなる。

もっとちゃんと料理の勉強をしよう。
二人の優しさに甘えてばかりでは駄目だ。
心から満足して貰えるような、本当に美味しい料理を作れるようになろう。



と、毎回思うのだけれど。


元の世界に戻ると忘れちゃうんだよなぁ……。

領域LV を 5 UP！（LV20⇒25、-5CP）
料理LV を 5 UP！（LV50⇒55、-5CP）

クゥ(1372) により ItemNo.10 ド根性雑草 に ItemNo.14 皮 を合成してもらい、何か固い物体 に変化させました！
　⇒ 何か固い物体／素材：強さ15／［武器］攻撃10(LV20)［防具］防御10(LV20)［装飾］共鳴10(LV20)

チュイ(1519) の持つ ItemNo.14 お肉 から料理『ハンバーグと野菜の付け合せ』をつくりました！
クゥ(1372) の持つ ItemNo.16 お肉 から料理『いびつな形のハンバーグ』をつくりました！

らじちゃん(13) とカードを交換しました！

《三ツ目る瞳》 （アクアブランド）


デスペラート を研究しました！（深度0⇒1）
デスペラート を研究しました！（深度1⇒2）
デスペラート を研究しました！（深度2⇒3）

☆コンフィデンス を習得！
☆一望千里 を習得！
☆アルヒェ を習得！
☆初習得ボーナス：各FPが6増加した！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

クゥ(1372) は 翌檜 を入手！
雪里(1373) は 翌檜 を入手！
チュイ(1519) は 翌檜 を入手！
雪里(1373) は 羽 を入手！
チュイ(1519) は 爪 を入手！
クゥ(1372) は 鉄くず を入手！

▼エイド化候補（基本行動にてエイド化可能）
クゥ(1372) のもとに フェアリー が興味津々な様子で近づいてきます。
クゥ(1372) のもとに こぐま が微笑を浮かべて近づいてきます。
クゥ(1372) のもとに 洗濯機 が興味津々な様子で近づいてきます。

クゥ(1372) に移動を委ねました。

チナミ区 J-20（道路）に移動！（体調25⇒24）
カミセイ区 J-1（道路）に移動！（体調24⇒23）
カミセイ区 J-2（道路）に移動！（体調23⇒22）
カミセイ区 J-3（道路）に移動！（体調22⇒21）
カミセイ区 I-3（沼地）に移動！（体調21⇒20）

［787 / 1000］ ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
［347 / 1000］ ―― 《廃ビル》研がれる牙
［301 / 500］ ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
［75 / 500］ ―― 《白い岬》より精確な戦型



―― Cross+Roseに映し出される。

　

　

　

　　　ザザッ――

　

画面の情報が揺らぎ消えたかと思うと突然チャットが開かれ、

時計台の前にいるドライバーさんが映し出された。



　





　







　




　

チャットが閉じられる――