前回までのあらすじ:
開放戦を終えてチェックポイントへ向かうパーティメンバー。
疲れからか、不幸にもドライバーさんのタクシーを壁に激突させてしまう
道案内を引き受けてくれたアンジニティが出した、引率の条件とは……?
街をオーライオーライしながら
(街がまるで俺に着いてきているような気分になった。ただちょっと前を歩いているだけ)の合流地。ベースキャンプにて。
そこには先刻やり取りをした筈の相手と、それからもう一人が居た
とりあえず、言語は通じそうだ。
じろじろと彼らを眺め、最低限の会話を少々。
それでは時間も惜しいので先に進みましょうかというところで、
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チカギ 「……食えと?」 |
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チカギ 「この失敗作を? 肉じゃがになれなかったモノを?」 |
ふうん……
お前、面白いじゃん。
これだからアンジニティは最悪だぜ
冗談で「靴食うから」などと口にした男は、この瞬間結構後悔した。
雑に煮込まれた
革靴──とはいえ、特に柔らかく食べやすくなることもなく、そこには
ビシャビシャの革靴があるだけだ
ちえりが居なくて良かった、
こんな光景は見せられないので。
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チカギ 「………、」 |
思い切って革靴を箸で掴み
(お行儀がいい)、食む。
ゴムの風味と皮の何とも形容し難い食感が混ざり、これが食べ物ではないことだけ理解できた
雑に拾って鍋に突っ込んだせいか、砂利やホコリも容赦なく混ざってきて不快指数を高めてくる
歯を立てれば立てるほど、皮とゴムからギュヌっと嫌な音が鳴り、
食べ切る前に、歯の方が負けそう。ただでは済まされないだろこれは
噛み切れないので
(当たり前だが?)、一度吐き出す。
黒柴が楽しそうに寄ってきたが、これは遊びじゃないので適当に追い払った
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チカギ 「どうしたもんかな……」 |
これを食むのは相当難しい。街に放置したい
などと言っていても仕方がないので、クリエイト:鋭いナイフで革靴を一口サイズに切り分けようとしてみる。
煮込まれ水分を豊富に摂取した皮とゴムは切れ難く、何度も滑っては地を刺してしまうではないか
無理だろこれ
いや、待てよ、
出来ると思えば出来るのでは?
俺は神の眷属だぞ……?
ヒトであった過去に縛られるな、と、神は言った。
浮けると思えば浮けた、作れると思えば煙草も作れた
じゃあ、靴、食えると思えば食える……?
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チカギ 「ウワーーッ!!!食える食える食える!!俺は食える!!!!!」 |
*このあとめちゃめちゃ眷属パワーで飲み込んだ*
長い犬 をエイドとして招き入れました!
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
エナジー棒(30 PS)を購入しました。
幻術LV を
5 UP!(LV5⇒
10、-5CP)
料理LV を
5 UP!(LV45⇒
50、-5CP)
椿鬼(203) により
ItemNo.1 不思議な武器 に
ItemNo.2 不思議な防具 を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)/
特殊アイテム
椿鬼(203) により
ItemNo.6 花びら に
ItemNo.8 花びら を合成してもらい、
駄物 に変化させました!
⇒ 駄物/素材:強さ10/[武器]攻撃10(LV50)[防具]活力10(LV50)[装飾]体力10(LV50)
イツ(990) の持つ
ItemNo.13 ビーフ から料理『
ハザマフィッシュの塩焼き』をつくりました!
イタズ(20) の持つ
ItemNo.14 ビーフ から料理『
塩焼肉』をつくりました!
十村蘇芳(819) の持つ
ItemNo.12 美味しい果実 から料理『
うごめくドロドロ果実』をつくりました!
街喰らい(750) により
ItemNo.4 蠢く牙の肉塊 に
ItemNo.1 駄物 を付加してもらいました!
⇒ 蠢く牙の肉塊/防具:強さ30/[効果1]活力10 [効果2]活力10 [効果3]-/
特殊アイテム
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肉塊がほんの少し大きく蠢く。 |
街喰らい(750) により
ItemNo.12 アネモネの腕飾り に
ItemNo.6 駄物 を付加してもらいました!
⇒ アネモネの腕飾り/装飾:強さ50/[効果1]幸運10 [効果2]体力10 [効果3]-
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見知らぬだれかの声。
「だいじにしてね」 何かの干渉。 |
血染めの月(307) とカードを交換しました!
狂騒
(クレイジーチューン)
アンダークーリング を研究しました!(深度0⇒
1)
イグニス を研究しました!(深度0⇒
1)
フィジカルブースター を研究しました!(深度0⇒
1)
ディム を習得!
マインドボム を習得!
マインドブレイク を習得!
サンシャイン を習得!
◇通常獲得:各CP・FPが5増加した!

[770 / 1000] ―― 《瓦礫の山》溢れる生命
[336 / 1000] ―― 《廃ビル》研がれる牙
[145 / 500] ―― 《森の学舎》より獰猛な戦型
[31 / 500] ―― 《白い岬》より精確な戦型
―― Cross+Roseに映し出される。
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エディアン 「・・・おや。チェックポイントによる新たな影響があるようですねぇ。」 |
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エディアン 「今度のは・・・・・割と分かりやすい?そういうことよね、多分。」 |
映し出される言葉を見て、腕を組む。
カオリ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、橙色の着物の少女。
カグハと瓜二つの顔をしている。
カグハ
黒髪のサイドテールに赤い瞳、桃色の着物の少女。
カオリと瓜二つの顔をしている。
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カオリ 「ちぃーっす!!」 |
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カグハ 「ちぃーっす。」 |
チャット画面に映し出されるふたり。
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エディアン 「あら!梅楽園の、カオリちゃんとカグハちゃん?いらっしゃい!」 |
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カグハ 「おじゃまさまー。」 |
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カオリ 「へぇー、アンジニティの案内人さんやっぱり美人さん!」 |
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エディアン 「あ、ありがとー。褒めても何も出ませんよー?」 |
少し照れ臭そうにするエディアン。
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エディアン 「間接的だけど、お団子見ましたよ。美味しそうねぇあれ!」 |
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カオリ 「あー、チャットじゃなくて持ってくれば良かったー!」 |
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カグハ 「でも、危ないから・・・」 |
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エディアン 「えぇ、危ないからいいですよ。私が今度お邪魔しますから!」 |
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エディアン 「お団子、どうやって作ってるんです?」 |
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カオリ 「異能だよー!!私があれをこうすると具を作れてー。」 |
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カグハ 「お団子は私。」 |
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カオリ 「サイキョーコンビなのですっ!!」 |
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カグハ 「なのです。」 |
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エディアン 「すごーい・・・・・料理系の異能って便利そうねぇ。」 |
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カオリ 「お姉さんはどんな能力なの?」 |
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エディアン 「私は・・・アンジニティにいるだけあって、結構危ない能力・・・・・かなー。」 |
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カグハ 「危ない・・・・・」 |
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カオリ 「そっか、お姉さんアンジニティだもんね。なんか、そんな感じしないけど。」 |
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エディアン 「こう見えて凶悪なんですよぉー??ゲヘヘヘヘ・・・」 |
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カオリ 「それじゃ!梅楽園で待ってるねー!!」 |
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カグハ 「お姉さん用のスペシャルお団子、用意しとく。」 |
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エディアン 「わぁうれしい!!絶対行きますねーっ!!!!」 |
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エディアン 「ここじゃ甘いものなんて滅多に食べれなさそうだものねっ」 |
チャットが閉じられる――