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ハザマの荒野に佇む奇怪な美術品が、 来たる戦いの匂いを感じて動き出した……。 |

「ぐるるるる……」 |
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ウルフ 「ここは俺等の領域だ。・・・出ていきなッ!!」 |

| ――侵略の時は来た。 畏れを忘れた世界よ、光に呆けた眼を開くがいい。 |

人ならざるもの、異形なるもの。封じ込まれていたその爪が、屠るべき獲物を求めている。 |
赤く剥けたような筋肉がミシミシと軋み、膨らむ。 |
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タウラシアス 「ハハハハハ!かかって来いよ雑魚共!」 |



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ウルフ 「オラオラオラオラァッ!!」 |
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タウラシアス 「テメェの目は飾りか?」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |

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タウラシアス 「ハハハハハハハハハ!」 |


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ウルフ 「オラオラオラオラァッ!!」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |

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タウラシアス 「潰しがいのある生肉だな」 |

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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |


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ウルフ 「オラオラオラオラァッ!!」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |

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タウラシアス 「ハハハハハハ!」 |

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タウラシアス 「逃げるなよ?」 |


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タウラシアス 「テメェの目は飾りか?」 |
それは海から来たる、引きずり込む魔。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「潰しがいのある生肉だな」 |

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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |


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ウルフ 「オラオラオラオラァッ!!」 |
| 「――潰れろ」 後脚で立ち上がった怪物の爪と共に、瀑布のような水量が降り注ぐ。 |


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タウラシアス 「耐えられるか?」 |

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タウラシアス 「ハハ!当たってたら死んでたな?」 |
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ウルフ 「す、すいませんっしたぁぁーッ!!!!」 |



雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「避けてみろ!」 |


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タウラシアス 「さあ踊ろうか?」 |




雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |

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タウラシアス 「ハハハハハハ!」 |

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タウラシアス 「おいおい、避けてもいねぇのに外すなよ?」 |

雄叫びと共に、長い腕で前方を大きく薙ぎ払う。 |
| ――"其は船を呑む魔の海域"。 ひとたびそう知覚すれば、それはもうそこに『在る』。 |

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タウラシアス 「避けてみろ!」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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タウラシアス 「こんなもんか?脆い連中だな」 |

「最初からおとなしく道を開けておくんだったな」 |
