

| 「…この領域に飛ばされて数時間、記憶の奔流に打ちのめされ気力潰えしものも出てくる頃…か。 貴様、それではナレハテと変わらぬぞ。その魂、消え逝く前に今一度輝かせてみせよ」 |


| 「我等が神格としての力、ハザマでは命術…水属性の領域として解釈され、発現しておるようだ」 |
| ランタンの炎が燃え上がる。 |
| 「ともあれ、貴重な時間である。幾つか試さねばならぬ事がある。 なるべく早く済ますつもりではいるが、耐えられなくば申すがよい」 |

| 「水術は癒しの力として作用する"世界"が多い。 水は万物生まれ出ずる源、故に正しくある。しかし水はまた万物の還る先でもある。 激流にて全てを灌ぐ術はよくあるものだが、昏き死へと誘うものは我もそう多くは知らぬな…」 |
| 「さて、もう一頑張りするとしようか」 |
| 「ともあれ、貴重な時間である。幾つか試さねばならぬ事がある。 なるべく早く済ますつもりではいるが、耐えられなくば申すがよい」 |
| 「ほう……」 |
| 「弱きものを甚振る趣味もなければ、燻った魂に興味もない。 時間は有限、我は行くぞ」 |
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火 水 風 地 光 闇 |
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| 「望まずして飛ばされたのならば、『その気』のあるもの達に任せるのも一つの策であろう。 …この領域で力尽きし時、イバラシティ側に影響があるのかは気になるところではあるな… それを貴様の口から聞く事は叶わぬだろうが」 |
| 「…汝の魂に安らぎのあらん事を」 |
