

| 御曹院 「痛いのは嫌だなあ。お手柔らかに頼むよ。」 |

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隼田院 「練習なので、練習程度の感じでお願いします。 お互い危ないことはほどほどで行きませんか?ね。」 |

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「刮目せよ!見定めて見せよ!! 大地は生けしもの全てに慈悲を与え給うた! |
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「我は全てを滅する黒の騎士! 己の世界から追放された世界の裏切り者也!!」 |
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「我が名はヘマタイト・ナンディナァ゛! 我が前に立つなら、黒剣にてその首を断ァつ」 |

| Qimranut 「さ、始めよう!侵略侵略!」 |
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大きく、息をつく。 |
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尋常ではない程の息を吸い、 |
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「ウオオオオオォォォォァァッァア゛ァ゛ァ゛!!!」 |


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ふわりと星が舞う。 |
| 御曹院 「そおれ!…あれえ?」 |
| Qimranut 「痛くはしないよ、多分ね!」 |
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「この程度かァ゛!!」 |
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隼田院 「流石お強い!ヨッ!アンジニティイチ!」 |
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「オオオオオオオォォォォォオ゛オ゛オ゛!!!!」 |

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地を這う黒い液が蠢く |

| Qimranut 「痛くはしないよ、多分ね!」 |
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「オオオオオオオォォォォォオ゛オ゛オ゛!!!!」 |


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「それで私の首が取れると思うかぁ!!」 |
| 御曹院 「いや、これ当てるの難しいな~っ!」 |
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「此゛処゛だ゛゛!゛!゛!゛!゛」 |
| Hǝɯɐʇᴉʇǝのカード発動! |
| Qimranut 「まだまだ、倒れるには早いと思わない?」 |
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「……感謝する」 |
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「それで私の首が取れると思うかぁ!!」 |
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隼田院 「流石お強い!ヨッ!アンジニティイチ!」 |
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隼田院 「ピピーッ!ハザマルールでアウト! え?練習戦のルールをご存じない?これはスポーツですよ!だからそこで休んで! ここからは手出し無用!神聖な試合なんです!」 |
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「それで私の首が取れると思うかぁ!!」 |
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隼田院 「流石お強い!ヨッ!アンジニティイチ!」 |
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南天のど飴だ! |
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大きく息を吐き、再び目の前の敵を睨む |
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「このヘマタイト……貴様に敗れるなら、良し!」 |
| 白と黒の星がざわめいた。 |

| Qimranut 「避けないでほしいな!俺の楽しみができないから!」 |

| 邪悪の獣は嗤う。 物質世界の有象無象を、"この程度なのか"と蔑むように。 |

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隼田院 「ひえ~」 |
| 息を整え、獲物を視界に捉えなおす。 |

| 御曹院 「それっ」 |
| Qimranut 「……ちょっと息切れした!」 |
| Qimranutのカード発動! |
| 黒い傷がゆっくり塞がっていく。 |
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隼田院 「いやいやいやいや。いやいやいや。」 |



| 御曹院 「それっ」 |
| 御曹院 「おっ…とと。」 |
| Qimranut 「まあ、そう上手くはいかないか。」 |
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隼田院 「ねこぱ~んち!」 |

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隼田院 「ぴえん!もっと!」 |
| 御曹院 「大丈夫?怪我はないかい?」 |
| Qimranut 「痛くはしないよ、多分ね!」 |
| Qimranut 「綺麗でしょ?これ、生き物の悪意でできてるんだよ。」 |
| Qimranut 「痛ッ……たぁ、ちょっと休ませてほしい……」 |
| 御曹院 「良い勉強になったよ。感謝する。」 |
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隼田院 「手加減ありがとう。あなたの優しさに感謝しているよ。」 |
