［基本］OK.　［戦闘］OK.　［取引］OK.　［スキル］OK.　

　
　――日記帳が落ちている。
　――風もなく、一人でに頁がめくれた。


　
　0110

　男性――シロナミとか名乗ったか――がいうところの『何か』は倒した。
　一方、こちらも満身創痍だ。道端に都合よく武器が落ちていたからいいものの……。

　いや、しかし、今はそれ以上に、身体の震えと涙が止まらない。
　殺さなければ殺される、そんな状況だからか。正直、よくわからない。

　まるで映画の中の登場人物で、今でも夢であって欲しいと思っている。
　転倒してつくった傷がじくじくと痛みを発していて、嫌でも認めざるを得ないが。


　すぐ脇に置いたカッターナイフは血に濡れている。
　そうだ。私がやった。間違いなく自分の意志でやった。

　この……ハザマセカイで行われていること。
　私の立場から言えば、防衛戦、でいいのだろうか。

　実際、島外の人間である私にイバラシティの未来なんて関係ない。
　どこそこの国で紛争が起きている、と言われても、腑に落ちないものだ。

　誰もがその程度で生きて、いや、私はそう考えていた。
　事が起きるまでは単なる想像でしかない。自分の中に前例がないのであれば尚のこと。

　これに対して「まるで想定が甘い」と自責するのは簡単だろうか。
　子供じみた反論をすれば、こんなことを想定して生きてきた人間は狂っている。


　追記：
　たまに怒号が聞こえてくる。
　それをかき消すように、おそらく、何かが爆発するような音も、ある。

　近くに人が居るのだ。もしくは『何か』のような化物が居る。
　話が通じればいい、話が通じて欲しいとずっと祈っている。

　私は人を傷つけることができるだろうか。
　何かの、人じゃない化物の命を奪うことですら、あんなに怖かったのに。

　いや、きっと、その時がくれば私はやるのだろう。
　痛いのは怖い。死ぬのはもっと怖い。だから、やるしかない。

　これが正当防衛だなんて、きっと最低の冗談だ。
　どれだけ補足しても、命を奪うことの言い訳にはならない。


　追記：
　お父さんに会いたいな。家にかえりたい。



　――日記はここで終わっている。

　――文字の震えは最後に掛けて治まっていくかと思えたが、
　――追記以降、再び取り乱したような荒れた筆跡になっている。
　

特に何もしませんでした。

時空LV を 5 DOWN。（LV10⇒5、+5CP、-5FP）
響鳴LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）
防具LV を 5 DOWN。（LV5⇒0、+5CP、-5FP）

百薬LV を 15 UP！（LV5⇒20、-15CP）
料理LV を 20 UP！（LV0⇒20、-20CP）

ItemNo.6 不思議な食材 から料理『簡単な携帯食料』をつくりました！
　⇒ 簡単な携帯食料／料理：強さ30／［効果1］器用10 ［効果2］敏捷10 ［効果3］耐疫10／特殊アイテム


ロッテ(948) とカードを交換しました！

マナ誘発式ボム （ピットトラップ）


ディム を研究しました！（深度0⇒1）
ディム を研究しました！（深度1⇒2）
ディム を研究しました！（深度2⇒3）

ファーマシー を習得！
薬師 を習得！
インフェクシャスキュア を習得！
美酒佳肴 を習得！

◇通常獲得：各CP･FPが5増加した！

コマツザキ(1020) は 美味しい果実 を入手！
コマツザキ(1020) は 毛 を入手！

チナミ区 E-9（草原）に移動！（体調25⇒24）
チナミ区 F-9（沼地）に移動！（体調24⇒23）
チナミ区 G-9（沼地）に移動！（体調23⇒22）
チナミ区 H-9（沼地）に移動！（体調22⇒21）
チナミ区 I-9（沼地）に移動！（体調21⇒20）

―― ハザマ時間が紡がれる。

　





　




チャット空間に突如として現れたカンガルー姿の少女。

　










元気よく両手両足を伸ばし空間を飛びまわる！

　




　





　

　

･･･姿を現すことなく、女性のような声が伝わる。





　





　






　




ため息のような音が漏れる。

　





　




　

　

声はそこで終わる。

　





　





　

チャットが閉じられる――