河川敷鍋パ
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影の海楽団
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チゲ 「あっ どーも」 |
どこからともなく、聞こえる、「こえ」。 |
ナキドリ 『……墓場鳥の囀りは、遥かに響くもんですよ』 |
モリゾノ 「よ~し、そんじゃーいっちょ頑張りますかー」 |
みつる 「あのぉ……腹減りません?そろそろ鍋にしませんか?"一緒に"。」 |
リア 「・・・何度も会っているような気がする これはもう和解して食事会を開いた方が平和な気がするのだが・・・」 |
――Anfang einer Aufführung―― |
シレナ 「これはじわじわと蝕むモノ、侵略じゃなくって浸食。水のようにじわじわと。なればこれは浸食。」 |
たま 「またまたまたまよろしく」 |
さて、幻灯機はカラカラと音を立ててハンドルを回転させ始めた。 空間は縮んで広がり、今や全ては盤上にある。 争いが避けられないなら、せめて互いが傷つかぬよう"お芝居"に仕立て上げよう。 |
舞台の設営は私の役目。あなたの"うた"にふさわしい舞台を。 |
もっと光を! 舞台装置は影の底、主役たちを魅せるため! |
さあ、歌姫は壇上へ。 頼れる仲間は舞台裏、スポットライトはあなたの上に。 |
みつる 「闇鍋はやめましょう、闇鍋は。せめて光鍋にしましょう。」 |
みつる 「大根おろしを、こう……クマさんの形にして……」 |
みつる 「お、煮えてきましたよ〜」 |
みつる 「どっすか?鍋、元気出ますよ。」 |
ナキドリ 『ちょいと気合を入れないといけねーですね』 |
ナキドリ 『狙いを定める……、ってあんま得意じゃねーんですけど』 |
シレナ 「水はね、生かす事も殺す事も出来るから」 |
刹那、少年の姿が影のように真っ黒となる。 そしてそこに立っていたのは青い目をした、少年であった。 少年は「何言ってんだこいつ」みたいな表情をしている。 |
『嘘吐き』 「・・・寝言は寝てから言ってくれ、"私"」 |
幻灯機は相手に技を無駄撃ちさせて消耗させている! |
みつる 「ウワーッ トランクから鍋が!!!!鍋しましょう!鍋!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
「こえ」は聞こえない。「おと」を武器にするには、「こえ」では足らない。 |
ひえっ、と。唇から出かけた声を無理やり飲み込む。 |
シレナ 「む、空を切るのは虚しい」 |
モリゾノ 「全裸で揚げ物すると油ハネがキツいぞ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その命、蝕ませてもらうぞ。 ここで朽ち果てろ! 生命よ!0に『収束』しろ!」 |
なにもない空間が突如割れ、幻灯機の仲間の攻撃が死角から襲い来る! |
みつる 「みんな鍋が食べたくなーれ!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『さあて。……オレの歌声、聞いてみますか?』 |
モリゾノ 「全裸で揚げ物すると油ハネがキツいぞ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その命、蝕ませてもらうぞ。 ここで朽ち果てろ! 生命よ!0に『収束』しろ!」 |
あなたの"うた"に合わせ、伴奏を。 巻き込み、巻き取り、ひとつの"うた"と為す。 |
ナキドリ 『ししっ、やーってやりましたぜ?』 |
みつる 「取り皿、ありますか?」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
シレナ 「足からじわじわ、っと」 |
モリゾノ 「鍋食って落ち着こうぜ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その命、蝕ませてもらうぞ。 ここで朽ち果てろ! 生命よ!0に『収束』しろ!」 |
なにもない空間が突如割れ、幻灯機の仲間の攻撃が死角から襲い来る! |
みつる 「キムチとトマトとちゃんことどれにします?」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
シレナ 「まとめて攻撃も出来るよ」 |
シレナ 「む、空を切るのは虚しい」 |
モリゾノ 「このままだとジリ貧だからな、攻撃は最大の防御なり。だ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その命、蝕ませてもらうぞ。 ここで朽ち果てろ! 生命よ!0に『収束』しろ!」 |
なにもない空間が突如割れ、幻灯機の仲間の攻撃が死角から襲い来る! |
みつる 「(おいしそうな匂いが漂ってくる……)」 |
みつる 「あっ!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
全力で「おと」をぶつける。ごく単純な手続き。 |
シレナ 「ほんっ!」 |
ひえっ、と。唇から出かけた声を無理やり飲み込む。 |
シレナ 「む、空を切るのは虚しい」 |
モリゾノ 「いいか、黴たパンは捨てろ。まだ食えると思うなよ。それが嫌なら黴る前に食え」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
リア 「光を強めてほしい。借りるぞ――『収束』!」 |
電球の光がリアの手元で収束し、戦場を貫く―― |
みつる 「(開いたトランクからガラスの破片が飛び散る。きらきら光る。)」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
「こえ」は聞こえない。「おと」を武器にするには、「こえ」では足らない。 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
ナキドリ 『いってーですねぇ、やめてくれます?』 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
なにもない空間が突如割れ、幻灯機の仲間の攻撃が死角から襲い来る! |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
みつる 「蟹!蟹ですよ森園さん!これ食べられますか?!」 |
たまのカード発動! |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『ったく、痛ぇもんは痛ぇんですって』 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
たま 「助かる」 |
モリゾノ 「痛いの痛いの飛んでけ~ だ♪」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
ナキドリ 『いってーですねぇ、やめてくれます?』 |
リア 「光を強めてほしい。借りるぞ――『収束』!」 |
電球の光がリアの手元で収束し、戦場を貫く―― |
みつる 「…………」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『ったく、痛ぇもんは痛ぇんですって』 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
たま 「助かる」 |
シレナ 「ほんっ!」 |
モリゾノ 「腹が減っては戦はできないってな」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「さらに戻れ、『収束』!」 |
みつる 「おっと、つまみ食いは許さない、ッス!」 |
チゲ 「ちょ、下がってて」 |
ナキドリ 『うわ、やっば。ちょっとー、置いてかないでくださいよー』 |
モリゾノ 「……すまねぇ」 |
みつる 「うわ〜〜!置いてかないで下さいよ〜!!」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
みつる 「(開いたトランクからガラスの破片が飛び散る。きらきら光る。)」 |
みつる 「うわっ、汁飛んだ!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
全力で「おと」をぶつける。ごく単純な手続き。 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
たま 「助かる」 |
モリゾノ 「このままだとジリ貧だからな、攻撃は最大の防御なり。だ」 |
モリゾノ 「このままだとジリ貧だからな、攻撃は最大の防御なり。だ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
みつる 「蟹!蟹ですよ森園さん!これ食べられますか?!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
全力で「おと」をぶつける。ごく単純な手続き。 |
シレナ 「まだいける?私も頑張るから」 |
モリゾノ 「このままだとジリ貧だからな、攻撃は最大の防御なり。だ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その命、蝕ませてもらうぞ。 ここで朽ち果てろ! 生命よ!0に『収束』しろ!」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
みつる 「鶏ガラスープ……?」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
全力で「おと」をぶつける。ごく単純な手続き。 |
シレナ 「ほんっ!」 |
モリゾノ 「このままだとジリ貧だからな、攻撃は最大の防御なり。だ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「何、ただ"わたし"が傷を治したいと思っただけだ、『収束』!」 |
たま 「助かる」 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
みつる 「(鍋の下でゆらゆらと火がゆらめいている……)」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
「こえ」は聞こえない。「おと」を武器にするには、「こえ」では足らない。 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
たま 「助かる」 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
ひえっ、と。唇から出かけた声を無理やり飲み込む。 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「傷を戻せ、『収束』!」 |
たま 「助かる」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「傷を戻せ、『収束』!」 |
たま 「助かる」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
1枚のカードが宙に浮き、幻灯機はそれを照らした。 |
"エティエンヌ"のカード発動! |
みつる 「(謎の草がぐつぐつと煮えている)」 |
みつる 「一口!一口でいいから!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
たま 「助かる」 |
モリゾノ 「風邪引いたら大人しく家で寝てるんだぞ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「何、ただ"わたし"が傷を治したいと思っただけだ、『収束』!」 |
たま 「助かる」 |
何か、闇のような物が渦巻き始める! |
リアのカード発動! |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
チゲのカード発動! |
アッシュ 「助太刀するよ……それっ!」 |
みつる 「これだけあったら全員分っすよ!」 |
みつるのカード発動! |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「絶対美味しいですって!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
全力で「おと」をぶつける。ごく単純な手続き。 |
ナキドリ 『にゃーーーーん!』 |
ハザマでだけは上手くできる、猫の鳴き真似だ! |
ナキドリのカード発動! |
菫 「ここは私のダイレクトアタック!」 |
シレナ 「ほんっ!」 |
シレナ 「とりあえず、何かいけー!」 |
シレナのカード発動! |
シレナ 「ほんっ!」 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
モリゾノ 「刻み海苔を散らすと美味いぞ!」 |
モリゾノのカード発動! |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「傷を戻せ、『収束』!」 |
たま 「助かる」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
みつる 「ガラクタでも、いい動きするでしょ?」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
シレナ 「間に合う、かな」 |
シレナ 「じっとして、すぐ済むから…」 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
たまのカード発動! |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
たま 「助かる」 |
たま 「助かる」 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
みつる 「うわっ、汁飛んだ!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
「こえ」は聞こえない。「おと」を武器にするには、「こえ」では足らない。 |
シレナ 「ほんっ!」 |
モリゾノ 「痛いの痛いの飛んでけ~ だ♪」 |
チゲ 「ありがとさーん!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
たま 「助かる」 |
たま 「助かる」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
たま 「助かる」 |
チゲ 「寝てな!」 |
みつる 「うわっ、汁飛んだ!」 |
みつる 「(謎の草がぐつぐつと煮えている)」 |
みつる 「ッ……あんまり気分のいいもんじゃないすね、やっば。」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
「こえ」は聞こえない。「おと」を武器にするには、「こえ」では足らない。 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
シレナ 「まだいける?私も頑張るから」 |
モリゾノ 「絆創膏貼っておいてやるよ」 |
チゲ 「ありがとさーん!」 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
たまのカード発動! |
シレナ 「やだ、目の前が暗いよ…水底にいるみたい…」 |
たま 「……っ!」 |
『嘘吐き』 「まだ戦いは終わっていない、来い」 |
幻灯機は悲しげに葬送曲を流した。 |
リア 「光を強めてほしい。借りるぞ――『収束』!」 |
電球の光がリアの手元で収束し、戦場を貫く―― |
みつる 「ウワーッ トランクから鍋が!!!!鍋しましょう!鍋!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「腹が減っては戦はできないってな」 |
みつる 「はあ、はあ、助かった……」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「さて、お前達の手で届くか?『発散』!」 |
なにもない空間が突如割れ、幻灯機の仲間の攻撃が死角から襲い来る! |
みつる 「(トランクから、ねじまき式の古びたオルゴールの音が漏れ聞こえる)」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
モリゾノ 「風邪引いたら大人しく家で寝てるんだぞ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
みつる 「ああ〜〜火が消える!!」 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「一口!一口でいいから!」 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「一口!一口でいいから!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
幻灯機は相手に技を無駄撃ちさせて消耗させている! |
みつる 「魚介ダシ……」 |
『嘘吐き』 「仕切り直させてもらうぞ、『収束』!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おっと、余所見厳禁ですぜ?』 |
笑う少年。次の瞬間に突き刺さるのは、「おと」。 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
モリゾノ 「風邪引いたら大人しく家で寝てるんだぞ」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
リア 「光を強めてほしい。借りるぞ――『収束』!」 |
電球の光がリアの手元で収束し、戦場を貫く―― |
みつる 「(トランクから、ねじまき式の古びたオルゴールの音が漏れ聞こえる)」 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「絶対美味しいですって!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
モリゾノ 「あらま」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
リア 「光を強めてほしい。借りるぞ――『収束』!」 |
電球の光がリアの手元で収束し、戦場を貫く―― |
みつる 「鶏ガラスープ……?」 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「絶対美味しいですって!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
幻灯機は相手に技を無駄撃ちさせて消耗させている! |
みつる 「触手って食え……いや食わない、食わないっすよ!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
モリゾノ 「腹が減っては戦はできないってな」 |
チゲ 「ありがとさーん!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
電球が優しく明滅した。 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
みつる 「(謎の肉がぐつぐつと煮えている)」 |
木箱から排出されたカードが輝く! |
"エティエンヌ"のカード発動! |
みつる 「(開いたトランクからガラスの破片が飛び散る。きらきら光る。)」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「腹が減っては戦はできないってな」 |
みつる 「もう終わりにしませんか~~??」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「生命を繋ぐ、『収束・発散』!」 |
電球が優しく明滅した。 |
『嘘吐き』 「傷も痛みも必要ない、戦いには邪魔だ」 |
幻灯機は痛みを忘れられるように優しい音楽を鳴らした。 |
アームがのびて破損箇所を修復していく。 |
1枚のカードが宙に浮き、幻灯機はそれを照らした。 |
"エティエンヌ"のカード発動! |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「(開いたトランクからガラスの破片が飛び散る。きらきら光る。)」 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「絶対美味しいですって!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
モリゾノ 「あらま」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「鉄壁となれ、『発散』!」 |
何か、闇のような物が渦巻き始める! |
リアのカード発動! |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「(トランクからクリスマスツリーの飾りが飛び出て来た。魚の形をしている。)」 |
みつるのカード発動! |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「一口!一口でいいから!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
ナキドリ 『にゃーーーーん!』 |
ハザマでだけは上手くできる、猫の鳴き真似だ! |
ナキドリのカード発動! |
菫 「ここは私のダイレクトアタック!」 |
モリゾノ 「腹が減っては戦はできないってな」 |
チゲ 「ありがとさーん!」 |
モリゾノ 「刻み海苔を散らすと美味いぞ!」 |
モリゾノのカード発動! |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
幻灯機は相手に技を無駄撃ちさせて消耗させている! |
チゲのカード発動! |
アッシュ 「助太刀するよ……それっ!」 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「(開いたトランクからガラスの破片が飛び散る。きらきら光る。)」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
『嘘吐き』 「その身を穿つ!『発散』!」 |
ナキドリ 『いってーですねぇ、やめてくれます?』 |
幻灯機は相手に技を無駄撃ちさせて消耗させている! |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
『嘘吐き』 「そんな物で私を倒せるとでも思ったか?」 |
みつる 「(トランクからクリスマスツリーの飾りが飛び出て来た。魚の形をしている。)」 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「絶対美味しいですって!!!!」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
モリゾノ 「食らえ必殺へなちょこパーンチ!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
何か、得体のしれない力が少年からあふれ出る 次第にその力は収まった |
電球が優しく明滅した。 |
蝶や花の幻影を纏わりつかせた。 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
みつる 「ガラクタでも、いい動きするでしょ?」 |
ナキドリ 『体勢を整えるのも大事なことですよねぇ』 |
ナキドリ 『おと、こえ、震えるもの。かたちあるものなら、痛いはずですよ!』 |
ガラスが割れるような音とともに幻灯機の幻影が壊れた。 |
ナキドリ 『いやー、素人に当てろっていう方が難しいですって』 |
モリゾノ 「絆創膏貼っておいてやるよ」 |
みつる 「恩に着るッス〜!」 |
『嘘吐き』 「・・・行くか」 |
何か、得体のしれない力が少年からあふれ出る 次第にその力は収まった |
電球が優しく明滅した。 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 1 2 2 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
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チゲ 「うーん、痛み分けってこって……」 |
ナキドリ 『ったく、引き分けに持ち込めただけ、褒めていただきたいもんです』 |
そう、ちいさな「こえ」が囁いた。 |
モリゾノ 「あちゃー。まあ、仕方ねえな」 |
みつる 「はは、やーっぱそんな感じ、っすよねえ。仲良く出来たら、良いなって……ちょっと思ってるんすけど。」 |
『嘘吐き』 「ちっ・・・ 次は決着をつける」 |
――Das Ende.―― |
箱の奥から、微かにピシッという音がした。 |