定住せず、あちこちをフラフラしている路上生活者のおじさん。
【外見要旨】
年齢:42
身長:187cm
頭髪:金髪。ゆるいウェーブのかかったロングを輪ゴムで雑に束ねている
目:碧眼。やや目尻はたれ気味でのほほんとした雰囲気。
体格:全体的に体格は良いが、筋肉質ではなく身長の割にはスマートな印象。
服装:ツギの多い汚れ気味のワイシャツ。同じく薄汚れのボロボロのジーンズ。上下ともに何着かあるが、どれも似たようなもの。足元は主に便所サンダルか潰れきったスニーカー。
所持品:ボロだが丈夫そうな大きな登山用バックパックと、寝床用のダンボール。
【概要】
シティにおいては定住せず、定職につかず、路上で自作のアクセサリや拾い集めた雑誌などを売っている路上生活者。
のほほんとした雰囲気と、カタコト訛りの喋り方。喋り方はいかにもエセっぽいが、実際は流暢とかそんなことは全くない。
ご飯をくれる人は大体良い人。
大概のことは笑ってほんのり流すお人好しではあるが、寝床のダンボールを荒らされるのだけは許さない。
【異能】
『糸』
特にそれらしい名前などはなく、彼自身も『糸』と呼んでいる。
指先から様々な糸を生み出し、自在に操る。ただそれだけの能力。
一度の長さは最大100mほど。ただし長い程弱く、切れやすくなる。
1mほどならば頑張れば簡単な防塵繊維程度にはなる。
一度自分から切り離した糸に対しては操作権限を失い、文字通りただの『糸』となる。
扱える糸の性質は、『本人が口にした事がある物』に限定される。
ただし、鉄線やアクリル糸のような人工化合物の糸は作り出せない。
【アンジニティの側面】
すっかり乾いた地から這々の体で逃げ出してきたマタンゴ族の生き残り。
生物ヒエラルキーとしては、RPGの最初のダンジョン手前くらいで出現するくらいの扱い。
住みやすい地を求め、しかし特にこれといった目的も定まらず、フラフラと生きている。