塵も積もれば島となる
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狭間ベルルン滞在記
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シエル 「ん、敵なんだ。じゃあ…」 |
ちわわ 「っしゃあ、ちわわ様のお通りだ!! 全員、生きて帰れるって思うんじゃねぇぞ!!」 |
りりこ 「さぁて、いっちょやりますか!」 |
ブン太 「気を抜くなよォ、凜々子!」 |
眞梨奈 「私に出来る事、やれる事を、手に負える範囲で……いきます!」 |
サラダ 「おーけー、爆破するにゃん」 |
ベルル 「火の粉は振り払わないとね」 |
りりこ 「いっけーちわわ! 見よ、これがちわわとちわわの共闘…… ちわわ軍団(二匹)だ!!」 |
ちわわ 「くぅ~ん・・・キャンキャン!」 |
「―― 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし 人の命の 惜しくもあるかな ――」 |
ちわわ 「あたしは絶対に忘れない。 焦がせよ焔、この我が身共々、紡いで喰らうために!」 |
「―― 難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや ――」 |
ちわわ 「過去の過ちが許されることはない。失った者は黄泉返らない ならばあたしが、その生を謳歌し贖罪を成す!!」 |
「―― 君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ ――」 |
ちわわ 「我が身に積もる雪の白よ。 明けの緑と共に、厄を祓い未来を照らし輝け!!」 |
眞梨奈 「あ、ちょっとタンマ!ごめんなさい!」 |
眞梨奈 「…………。[眼鏡を拭いている]」 |
眞梨奈 「……すみません、お待たせしました!もう大丈夫です!!」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ ――」 |
ちわわ 「届くのなら明日さえ要らない戻らない。 狭間より現す月明かりよ、太陽の如く燃え盛れ!!」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「この力は…血の力…?」 |
サラダ 「(スカッ)(指パッチンMiss音)来ォい!ごーーれむーーーーーッ!」 |
ちわわ 「させるか!!」 |
眞梨奈 「出来る事が何もなーいー!!」 |
ベルル 「構造解析。情報蓄積。最適化開始」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山 ――」 |
ちわわ 「白妙の舞いは、夏の、熱の訪れを告げる凶兆。 その身に刻み込め、地獄に堕ちた太陽の焔を!!」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「修羅のごとき…は盛ったな。」 |
ちわわ 「うおおおおおおあたしは一回殴られたら割と洒落になんねぇくれぇ致命傷を負うぞぉおおおおおおお!!」 |
眞梨奈 「こ、これでいいかな……それっ!」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける ――」 |
ちわわ 「風が吹き荒れ、白き珠の舞いし頃。 散る命は我が身ではなく、貴様らであると自覚せよ!!」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「…浅くとも、ただ、斬るのみ。」 |
シエル 「うーん…」 |
サラダ 「爆発しろにゃー!」 |
眞梨奈 「私の異能は、きっとこういうときにだって使えます!」 |
眞梨奈 「というか他の人にも使えてくれなきゃ困るんです! 役に立て私の異能!」 |
ベルル 「木々の命脈よ、仮初に宿れ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに ――」 |
ちわわ 「あたしには、あの人以外どうだってよかった。あの人が全てだった。 孤独になろうが全てを失おうが、あたしは変わらず全てを捧げよう!!」 |
りりこ 「……」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「うーん…」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
サラダ 「バークーハーツー、しろぉぉぉァァァーーーーー!!!」 |
眞梨奈 「私の異能は、きっとこういうときにだって使えます!」 |
眞梨奈 「というか他の人にも使えてくれなきゃ困るんです! 役に立て私の異能!」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
シエル 「よっ…」 |
ベルル 「ま、いいでしょう」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「まだまだ、あたしゃ戦えるっ!」 |
りりこ 「ほっ」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「駆ける…どこまでも!」 |
シエル 「よっ…」 |
眞梨奈 「私の異能は、きっとこういうときにだって使えます!」 |
眞梨奈 「というか他の人にも使えてくれなきゃ困るんです! 役に立て私の異能!」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
ベルル 「木々の命脈よ、仮初に宿れ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに ――」 |
ちわわ 「あたしには、あの人以外どうだってよかった。あの人が全てだった。 孤独になろうが全てを失おうが、あたしは変わらず全てを捧げよう!!」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
りりこ 「せいっ」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
ベルル 「おやおや」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「霞が如く。ただ、斬り進む。」 |
サラダ 「バークーハーツー、しろぉぉぉァァァーーーーー!!!」 |
ちわわ 「ハイハイハァアアアアアアアイ!!」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
眞梨奈 「スロースターターだなんて言わないでくださいね! 考えた末のこのタイミングなんですから!」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
りりこ 「……」 |
ベルル 「ま、いいでしょう」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
りりこ 「ハッ」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「せいっ!」 |
シエル 「集中すれば…これくらい。」 |
サラダ 「もくひょーをせんたーにいれて爆破……爆破……」 |
りりこ 「……」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
眞梨奈 「私の異能は、きっとこういうときにだって使えます!」 |
眞梨奈 「というか他の人にも使えてくれなきゃ困るんです! 役に立て私の異能!」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「まだまだ、あたしゃ戦えるっ!」 |
りりこ 「……」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「…浅くとも、ただ、斬るのみ。」 |
シエル 「うーん…」 |
シエル 「うーん…」 |
りりこ 「……」 |
ちわわ 「うおおおおおおあたしは一回殴られたら割と洒落になんねぇくれぇ致命傷を負うぞぉおおおおおおお!!」 |
サラダ 「バークーハーツー、しろぉぉぉァァァーーーーー!!!」 |
眞梨奈 「ぅひゃあ!?」 |
サラダ 「爆発しろにゃー!」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
りりこ 「よっ」 |
ちわわ 「キャンキャン!」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
サラダ 「もくひょーをせんたーにいれて爆破……爆破……」 |
シエル 「危ないな…」 |
眞梨奈 「私の異能は、きっとこういうときにだって使えます!」 |
眞梨奈 「というか他の人にも使えてくれなきゃ困るんです! 役に立て私の異能!」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
りりこのカード発動! |
ちわわ 「くぅ~ん・・・・・」 |
シエル 「酷いことをする…!」 |
ちわわ 「無理すんな、休んでろ。まだあたしが立ってる、やってやるぜ!」 |
りりこ 「……チッ」 |
眞梨奈 「お、置いていかないでくださいー!」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
シエル 「えいっ!」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
サラダ 「バークーハーツー、しろぉぉぉァァァーーーーー!!!」 |
眞梨奈 「痛いの飛んでけー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 御垣守 いひしばかりに 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ ――」 |
ちわわ 「今は闇の刻、闇夜に瞬く焔とならんことを望む。 明けて消ゆる焔は、ここに在りはせぬ!!」 |
りりこ 「……チッ」 |
シエル 「…いい加減、黙ってなよ。」 |
サラダ 「そこにゃか?」 |
眞梨奈 「出来る事が何もなーいー!!」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ベルル 「おやおや」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
ちわわのカード発動! |
サラダ 「バークーハーツー、しろぉぉぉァァァーーーーー!!!」 |
眞梨奈 「もう!長引くくらいなら私だってやってやりますよコノヤロー!!」 |
ベルル 「おやおや」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「まだまだ、あたしゃ戦えるっ!」 |
ちわわのカード発動! |
りりこ 「ハッ」 |
りりこ 「……チッ」 |
りりこのカード発動! |
りり花 「上ー!!!」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
シエル 「うーん…」 |
サラダ 「燃えろォ!」 |
眞梨奈 「痛いの飛んでけー!」 |
シエル 「感謝感激だね…!」 |
眞梨奈 「力を貸してください!」 |
眞梨奈のカード発動! |
ベルル 「えいっ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「まだまだ、あたしゃ戦えるっ!」 |
りりこ 「よっ」 |
りりこ 「……チッ」 |
ウルザのカード発動! |
まい子 「ちゃんと飯食わねーと気合入らねーだろ?」 |
カリンのカード発動! |
ぱぁんと乾いた音と共に呪文の刻まれた弾丸──コトダマが発射される。 |
ちわわ 「うおぉぁぁああああっぶねぇえええええええ!!」 |
サラダのカード発動! |
シエル 「集中すれば…これくらい。」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
サラダ 「あぶねーーーーー!?!?!?」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
ベルルのカード発動! |
ひゅーーーーーーーーーーーーーーん……カコーン☆ |
シエル 「集中すれば…これくらい。」 |
ベルル 「ま、いいでしょう」 |
ベルル 「牽制。とはいえ、当たり所に依っては痛いかもね」 |
シエル 「こっちこっち。」 |
ベルル 「ま、いいでしょう」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな ――」 |
ちわわ 「一方的なとおりゃんせ。どちらが堕ちるか、それだけの残酷な遊戯。 絶対の遊戯の果てに堕ちる陽光を、今一度思い知れ!!」 |
ベルル 「おやおや」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
ベルル 「おやおや」 |
シエル 「うーん…」 |
シエル 「うーん…」 |
サラダ 「あぶねーーーーー!?!?!?」 |
シエル 「うーん…」 |
サラダ 「ふっ……我は強し」 |
サラダ 「今にゃ! ぐるる、突撃ぃ!」 |
眞梨奈 「痛いの飛んでけー!」 |
シエル 「感謝感激だね…!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
サラダ 「あぶねーーーーー!?!?!?」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
ベルル 「おやおや」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
シエル 「集中すれば…これくらい。」 |
眞梨奈 「痛いの飛んでけー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「えいっ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな ――」 |
ちわわ 「一方的なとおりゃんせ。どちらが堕ちるか、それだけの残酷な遊戯。 絶対の遊戯の果てに堕ちる陽光を、今一度思い知れ!!」 |
サラダ 「あぶねーーーーー!?!?!?」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
サラダ 「当たれにゃー!」 |
ちわわ 「うおぉぁぁああああっぶねぇえええええええ!!」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
眞梨奈 「出来る事が何もなーいー!!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「まだまだ、あたしゃ戦えるっ!」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな ――」 |
ちわわ 「一方的なとおりゃんせ。どちらが堕ちるか、それだけの残酷な遊戯。 絶対の遊戯の果てに堕ちる陽光を、今一度思い知れ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
シエル 「…浅くとも、ただ、斬るのみ。」 |
サラダ 「今にゃ! ぐるる、突撃ぃ!」 |
りりこ 「……」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
眞梨奈 「痛いの飛んでけー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「舞え、水薬よ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
シエル 「冴えが足りない…」 |
サラダ 「もくひょーをせんたーにいれて爆破……爆破……」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「ありがとうっ!」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「えいっ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
サラダ 「当たれにゃー!」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな ――」 |
ちわわ 「一方的なとおりゃんせ。どちらが堕ちるか、それだけの残酷な遊戯。 絶対の遊戯の果てに堕ちる陽光を、今一度思い知れ!!」 |
ベルル 「おやおや」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
ベルル 「おやおや」 |
シエル 「冴えが足りない…」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
りりこ 「……」 |
サラダ 「燃えろォ!」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
サラダ 「当たれにゃー!」 |
サラダ 「当たれにゃー!」 |
眞梨奈 「せーのっ、どーん!!」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
眞梨奈 「あれ?」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな ――」 |
ちわわ 「長き月もやがては沈む。登らぬ太陽は在りはせぬ。 時を刻むオオカミの声よ、夜明けの知らせとしてここに在れ!!」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「感謝感激だね…!」 |
ベルル 「えいっ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
シエル 「…浅くとも、ただ、斬るのみ。」 |
シエル 「うーん…」 |
シエル 「踏み込み足りない……」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
サラダ 「今にゃ! ぐるる、突撃ぃ!」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「ありがとねっ!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな ――」 |
ちわわ 「長き月もやがては沈む。登らぬ太陽は在りはせぬ。 時を刻むオオカミの声よ、夜明けの知らせとしてここに在れ!!」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
サラダ 「そこにゃか?」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
シエル 「ありがとうっ!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
ちわわのカード発動! |
ちわわ 「次だ次!何度でもやってやらぁ!」 |
りりこのカード発動! |
りり花 「上ー!!!」 |
シエル 「えいっ!」 |
サラダ 「当たれにゃー!」 |
りりこ 「……」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
眞梨奈 「この状況、喜ぶべきなのでしょうか……?」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 今こむと いひしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな ――」 |
ちわわ 「長き月もやがては沈む。登らぬ太陽は在りはせぬ。 時を刻むオオカミの声よ、夜明けの知らせとしてここに在れ!!」 |
りりこ 「……チッ」 |
ウルザのカード発動! |
まい子 「ちゃんと飯食わねーと気合入らねーだろ?」 |
サラダ 「今にゃ! ぐるる、突撃ぃ!」 |
サラダ 「ふっ……我は強し」 |
サラダのカード発動! |
サラダ 「ふっ……我は強し」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
眞梨奈 「いたた……まだ、なんとか凌がないと……」 |
眞梨奈 「力を貸してください!」 |
眞梨奈のカード発動! |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
眞梨奈 「いたた……まだ、なんとか凌がないと……」 |
ベルル 「えいっ」 |
ベルルのカード発動! |
ひゅーーーーーーーーーーーーーーん……カコーン☆ |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
ちわわ 「ちっ、外したか……」 |
シエル 「えいっ!」 |
シエル 「へ、下手くそか私…」 |
カリンのカード発動! |
ぱぁんと乾いた音と共に呪文の刻まれた弾丸──コトダマが発射される。 |
眞梨奈 「ぅひゃあ!?」 |
サラダ 「もくひょーをせんたーにいれて爆破……爆破……」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
眞梨奈 「いたた……まだ、なんとか凌がないと……」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
「―― 風をいたみ 岩打つ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな ――」 |
ちわわ 「一方的なとおりゃんせ。どちらが堕ちるか、それだけの残酷な遊戯。 絶対の遊戯の果てに堕ちる陽光を、今一度思い知れ!!」 |
サラダ 「あぶねーーーーー!?!?!?」 |
りりこ 「……チッ」 |
シエル 「せいっ!」 |
シエル 「えいっ!」 |
サラダ 「爆発しろにゃー!」 |
サラダ 「燃えろォ!」 |
眞梨奈 「だ、大丈夫ですかー!」 |
眞梨奈 「いたた……まだ、なんとか凌がないと……」 |
ベルル 「えいっ」 |
「―― 長らへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき ――」 |
ちわわ 「例え時があの人を飲み込み、風化していこうとも。 こみ上げる熱が、再び記憶となりて迸るから!」 |
ちわわ 「おらぁっ、余所見してっと喰っちまうぞ!!」 |
シエル 「まだ諦めたりは…!」 |
シエル 「危ないな…」 |
りりこ 「……」 |
サラダ 「燃えろォ!」 |
眞梨奈 「出来る事が何もなーいー!!」 |
ベルル 「命の水よ、傷を癒せ」 |
眞梨奈 「ち、ちからをかして……!!」 |
眞梨奈のカード発動! |
0 0 0 0 0 0 |
0 0 0 0 0 0 |
0 1 0 0 0 1 |
火 水 風 地 光 闇 |
0 0 2 0 0 3 |
2 0 0 1 0 0 |
0 1 0 0 0 0 |
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シエル 「うーん…まあ、負けよりは良いか。」 |
ちわわ 「ちっ、やりきれねぇか……しゃーねぇ、一回出直っそ。」 |
眞梨奈 「そんな、ただの痛み分けだなんて!」 |
サラダ 「ぐぬぬ……」 |
ベルル 「むむむ。」 |